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画像処理プログラム及び画像処理方法 コモンズ

国内特許コード P08A013956
整理番号 P04-050
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2004-341518
公開番号 特開2006-149498
登録番号 特許第4572294号
出願日 平成16年11月26日(2004.11.26)
公開日 平成18年6月15日(2006.6.15)
登録日 平成22年8月27日(2010.8.27)
発明者
  • 鈴木 昌彦
  • 羽石 秀昭
  • 河野 高廣
出願人
  • 学校法人千葉大学
発明の名称 画像処理プログラム及び画像処理方法 コモンズ
発明の概要

【課題】3次元画像データの処理を行い被写体の動態解析を行うことが可能となる画像処理プログラム、画像処理方法を提供する。
【解決手段】時系列的に得られた複数の3次元画像データのそれぞれにおいて抽出対象領域を分割するステップ、その分割された複数の抽出対象領域の変位量を求めるステップと、を有する。また、抽出対象領域を分割するステップは、3次元画像データにおける最大の画素値を求めるステップ、その最大の画素値よりも小さい所定の画素値を設定するステップ、3次元画像データを複数の2次元画像データに分割してそのいずれかを選択し、該選択された2次元画像データのいずれか一側辺から順次走査して前記所定の画素値以上となった画素を開始点と定め、当該開始点となる画素と隣接する画素における画素値が前記所定の画素値以上であると判断した場合、更に当該画素に隣接する画素の画素値に対し同様に判断を繰返すステップ、を有する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


人体の断層像を取得する断層撮像装置としてはX線CT装置、MRI装置が広く普及しており、特に近年では人体の断層像を複数重ね合わせ3次元画像データを得ることのできる3次元X線CT装置、3次元MRI装置が実現している(例えば下記非特許文献1、2参照)。しかし、従来の3次元CT装置、3次元MRI装置では撮像対象領域が狭く、しかもその撮影に数秒以上の時間を要しており、動きのある被写体の撮影は困難であった。



これに対し最近になって、広い範囲の撮像が可能でかつ高速連続撮影可能な3次元CT装置の研究開発が行われ、試作機が登場してきた。この装置によって、人体を動かしながら撮影を行い、対象領域の3次元画像データを刻々と取得できるようになった。なお、本明細書では時系列的に得られる3次元画像データを4次元画像データといい、この画像を得ることができる断層撮像装置を4次元断層撮像装置という。特にCT装置の場合は4次元CT装置、MRI装置の場合は4次元MRI装置のように呼ぶこととする。

【非特許文献1】飯沼武,舘野 之男編著 「X線イメージング」コロナ社 2001年

【非特許文献2】レイ・H.ハシェミ他著 「MRIの基本パワーテキスト」メディカルサイエンスインターナショナル社 1999年

産業上の利用分野


本発明は、3次元CT装置や3次元MRI装置等の断層撮像装置を用いて得られた画像データの処理プログラム及び画像の処理方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 コンピュータに、時系列的に得られた複数の3次元画像データのそれぞれに対して抽出対象領域を分割するステップ、前記分割された複数の前記抽出対象領域における変位量を求めるステップと、を実行させるための画像処理プログラムであって、
前記時系列的に得られた複数の3次元画像データのそれぞれにおいて抽出対象領域を分割するステップは、前記3次元画像データにおける最大の画素値を求めるステップ、前記求めた最大の画素値よりも小さい所定の画素値を設定するステップ、前記3次元画像データを複数の2次元画像データに分割してそのいずれかを選択し、該選択された2次元画像データのいずれか一側辺から順次走査して前記所定の画素値以上となった画素を開始点と定め、当該開始点となる画素と隣接する画素における画素値が前記所定の画素値以上であると判断した場合、更に当該画素に隣接する画素の画素値に対し同様に判断を繰返すステップ、を有し、
前記分割された前記抽出対象領域の変位量を求めるステップは、前記時系列的に得られた複数の3次元画像データそれぞれに対し、分割された前記抽出対象領域をスライスする2次元画像データを複数選択し、そのそれぞれの2次元画像データにおける前記抽出対象領域の重心点を求め、求めた前記複数の重心点を用いて主成分分析を行い前記抽出対象領域の軸を定め、当該軸の変位量を求めるステップ、を有することを特徴とする画像処理プログラム。
【請求項2】 前記3次元画像データは、CT画像データである請求項1記載の画像処理プログラム。
【請求項3】 前記変位量は、回転及び平行移動の量に基づいて求められることを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
【請求項4】 前記変位量は、非線形変形のパラメータにも基づいて求められることを特徴とする請求項3記載の画像処理プログラム。
【請求項5】 前記抽出対象領域は3次元画像データのそれぞれにおいて複数抽出されることを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
【請求項6】 前記分割された複数の前記抽出対象領域の変位量を求めるステップは、前記時系列的に得られた複数の3次元画像データそれぞれに対し、分割された前記抽出対象領域をスライスする2次元画像データを複数選択し、そのそれぞれの2次元画像データにおける前記抽出対象領域の重心点を求め、求めた前記複数の重心点から前記抽出対象領域の軸を定め、当該軸の変位量を求めるステップ、を有することを特徴とする請求項5記載の画像処理プログラム。
【請求項7】 前記分割された複数の前記抽出対象領域の時系列的な変位量を求めるステップは、更に、前記時系列的に得られた複数の3次元画像データそれぞれにおいて、分割された前記抽出対象領域同士の最短距離を求めるステップ、を有することを特徴とする請求項5記載の画像処理プログラム。
産業区分
  • 治療衛生
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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