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全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー コモンズ

国内特許コード P08A013966
整理番号 P05-023
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2005-059499
公開番号 特開2006-242769
登録番号 特許第4491607号
出願日 平成17年3月3日(2005.3.3)
公開日 平成18年9月14日(2006.9.14)
登録日 平成22年4月16日(2010.4.16)
発明者
  • 小椋 康光
  • 宮山 貴光
  • 鈴木 和夫
出願人
  • 学校法人千葉大学
発明の名称 全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー コモンズ
発明の概要

【課題】
試料の損失を抑えた全量導入型ネプライザー対応のスプレーチャンバー、更には、試料輸送が経時的に安定した全量導入型ネブライザー対応のスプレーチャンバー、を提供すること。
【解決手段】
内管と、該内管の外側に配置される外管とを有する全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバーとする。またこの場合において、内管は、ネブライザーから試料を導入する導入部、導入部から遠ざかるに従い径が減少する傾斜部、傾斜部により減少した径がほぼ一定に保たれている平行部、を有しており、外管は、試料を外部に出力するための出力部、外管の径がほぼ一定に保たれ、かつ、内管の平行部と二重管を構成する平行部、を有していることも望ましい。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


誘導結合プラズマを励起源とした分析法では、液体試料を導入する際、試料溶液をネブライザーにより霧化し、スプレーチャンバーを用いて粒子の細かい液滴のみを選別してプラズマトーチ内に導入する形態が採用されている。



一方、近年の分析技術の小型化、高精度化の要請を背景に、ネブライザーにより霧化された数μlの試料全量をプラズマトーチ内に導入しようとする全量導入型ネブライザーが開発されてきている。



全量導入型ネブライザーは、従来型のネブライザーに比べ、試料導入量を著しく少なくすることができるという利点がある一方、スプレーチャンバー内で試料の損失が起こると検出感度が著しく低下するといった課題がある。



また近年、金属含有成分を定性的かつ定量的に分析するために、誘導結合プラズマを励起源とした分析機器と高性能液体クロマトグラフを連結した手法(スペシエーションとよばれる)が提案されている。このスペシエーションでは、分離された試料を経時的に検出器に導入して分析するため、試料の損失低減に加え試料導入の経時的な安定性が必要となる。特に、試料導入量が少ない場合は、この安定性を維持することが重要である。



なお、ネブライザーにより霧化した試料溶液をプラズマトーチ内に導入する技術として例えば、細かい液滴のみを選別するスプレーチャンバーと、そのスプレーチャンバーの出力口に設けられるシースガス器具とを一体化し、そのシースガス器具の出力口で試料とシースガスとを混合し、プラズマトーチに導入するという技術が下記特許文献1に記載されている。




【特許文献1】特開平6-102249号公報

産業上の利用分野


本発明は誘導結合プラズマ発光分光装置(ICP-AES)や誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)に試料を導入するために使用される全量導入型ネブライザーに対応したスプレーチャンバーに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ネブライザーから試料を導入する導入部、導入部から遠ざかるに従い径が減少する傾斜部、該傾斜部により減少した径がほぼ一定に保たれている平行部、を有する内管と、
該内管の外側に配置され、試料を外部のプラズマトーチに出力するための出力部、径がほぼ一定に保たれ、かつ、前記内管の平行部と二重管を構成する平行部、を有する外管と、を有し、
前記内管の前記平行部における直径は1mm以上4mm以下の範囲内であって、
前記内管の端部は、前記外管の前記平行部と前記出力部との境界よりも1mm以上2mm以下の範囲内で傾斜部側にある全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー。

【請求項2】
前記内管の傾斜部は、連続的に径が減少していくことを特徴とする請求項1記載の全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー。

【請求項3】
前記内管の傾斜部は、傾きが連続的であることを特徴とする請求項記載の全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー。

【請求項4】
前記内管の厚さは、前記平行部において、前記傾斜部から出力部に向かうに従い薄くなっている請求項1記載の全量導入型ネブライザー対応シースガス導入型スプレーチャンバー。
産業区分
  • 試験、検査
  • 電子管
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005059499thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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