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関節リウマチの検査方法、関節リウマチ診断薬、及びそれに用いられるプライマー コモンズ

国内特許コード P08A013978
整理番号 P05-047
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2005-133234
公開番号 特開2006-304721
登録番号 特許第4686713号
出願日 平成17年4月28日(2005.4.28)
公開日 平成18年11月9日(2006.11.9)
登録日 平成23年2月25日(2011.2.25)
発明者
  • 渡辺 紀彦
  • 大木 美衣
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 関節リウマチの検査方法、関節リウマチ診断薬、及びそれに用いられるプライマー コモンズ
発明の概要

【課題】
関節リウマチの新たな検査方法を提供すること。
【解決手段】
ヒトB and T Lymphocyte Attenuator(以下「BTLA」という)遺伝子の590番塩基の一塩基多型を同定することを特徴とする関節リウマチの検査方法とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


関節リウマチの病因については、過去の疫学的観察からその背景に遺伝素因が存在することが明らかにされている。しかしこの遺伝的素因は単一遺伝子では説明できず、複数の遺伝子が関与するものと考えられていた。すなわち関節リウマチは、遺伝的素因を背景にして、性ホルモンの関与やウイルス感染等の環境からの発症因子がかかったときに発症する、いわゆる多因子病である。



関節リウマチは臨床的には全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群等と共に膠原病と総称され、免疫学的には自己抗体等の免疫異常の存在から自己免疫疾患に分類される。関節リウマチは関節の慢性の疼痛やこわばり、腫脹が出現するのみならず、発病後に適切な治療がなされないと罹患関節の変形や機能障害を来たし、患者のQuality of Lifeは著しく低下する。現在、関節リウマチは全世界で多数の患者を悩ませているが、その早期の診断及び治療は極めて困難である。



特に我が国では、関節リウマチは膠原病の中で最も高頻度で全人口の1%に見られ、その診断法及び治療法の確立が望まれている。従来、診断にはアメリカリウマチ学会(American College of Rheumatology、ACR)の関節リウマチの分類基準(1987年版)が利用されている。この分類基準によって関節リウマチと分類した症例が専門家から見て実際に関節リウマチだった率(感度)は91-94%と評価されているが、この分類基準による感度はどの時点で診断できたかを特定せずに算出されており、早期のリウマチではACR基準の診断感度は50%前後と見られ、十分満足できるものではない。



また、最近の研究により、ヒトB and T Lymphocyte Attenuator(以下「BTLA」という)はリンパ球上に発現する抑制性レセプターであり、BTLA刺激によりT細胞の増殖やサイトカイン産生が抑制されること、BTLA欠損マウスでは活性化刺激に対しリンパ球の過剰反応や実験的自己免疫モデルの増悪が見られることから、生体内において免疫応答を負に制御しホメオスターシス(免疫寛容)を維持する機能を果たしていると考えられている(例えば下記非特許文献1参照)。




【非特許文献1】N. Watanabe et al. Nature Immunol, vol.4, p.670-679 (2003)

産業上の利用分野


本発明は、関節リウマチの検査方法及び診断薬に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒトB and T Lymphocyte Attenuator(以下「BTLA」という)遺伝子の590番塩基の一塩基多型を同定することを特徴とする関節リウマチの検査方法。

【請求項2】
検体として遺伝子含有体液又は組織由来の遺伝子を用いることを特徴とする請求項1記載の関節リウマチの検査方法。

【請求項3】
ヒトBTLA遺伝子の590番塩基の一塩基多型が、A/A、A/C又はC/Cのいずれかであることを同定することを特徴とする請求項1又は2記載の関節リウマチの検査方法。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005133234thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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