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振動抑制装置 コモンズ

国内特許コード P08A013999
整理番号 P05-118
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2005-339621
公開番号 特開2007-146911
登録番号 特許第4528974号
出願日 平成17年11月25日(2005.11.25)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
登録日 平成22年6月18日(2010.6.18)
発明者
  • 早乙女 英夫
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 振動抑制装置 コモンズ
発明の概要

【課題】永久磁石間の磁力を利用することで、定常的に電力損失を発生しない能動型振動抑制装置を提供する。
【解決手段】周方向に交互に磁極を異ならせて形成した回転可能な第1の永久磁石1と、その第1の永久磁石から軸方向に離れて配置された第1の永久磁石と同様に着磁された第2の永久磁石2と、その第2の永久磁石2を軸方向には移動自在で周方向には回転不能に支持する支持手段4と、からなり、第1及び第2の永久磁石間に働く磁力の斥力及び引力の大きさを、第1の永久磁石1に接続された電動機3の回転角度変化により調整し、永久磁石を用いることで電磁石のような磁力発生のための電力損失を発生させずに、第1及び第2の永久磁石間に生ずる外部力による軸方向の振動を、能動的に制御された磁力により抑制する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


機械的なバネ及びオイルダンパー等を有して構成される振動抑制装置が発生する振動抑制力は、変動または振動する2点間の相対的変位及び相対速度により決定され、バネ及びオイルダンパーなどの受動的な作用によりその機能を果たしており、この原理を用いた振動抑制装置は、一般の車両用サスペンションなどに広く利用されている。



一方、永久磁石及び電磁石とその駆動のための電源装置から構成されるリニア電磁アクチュエータなどを利用した振動抑制装置があり、電源装置から供給する電力により振動抑制力を発生させ、能動的にその機能を実現している。なおこれに関する従来の技術としては下記特許文献1に記載されている。

【特許文献1】特開2005-82149号公報

産業上の利用分野


本発明は、振動抑制装置に関し、特に2点間の相対位置変動を抑制する振動抑制装置に好適なものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第1の永久磁石と、
該第1の永久磁石に対向して配置され、両面において周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第2の永久磁石と、
前記第1の永久磁石との間に第2の永久磁石が配置されるよう前記第1の永久磁石に回転軸を介して固定され、かつ、両面において周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第3の永久磁石と、
前記第2の永久磁石との間に第3の永久磁石が配置されるよう前記第2の永久磁石と固定され、かつ、周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第4の永久磁石と、
前記第2の永久磁石と前記第4の永久磁石を固定し、かつ、前記第2の永久磁石と前記第4の磁石を軸方向に移動自在に支持する支持手段と、
前記第1の永久磁石と回転軸を介して接続され、前記第1の永久磁石及び第3の永久磁石を同じ角度回転させる電動機と、
前記電動機を制御する電動制御装置と、を有する振動抑制装置。

【請求項2】
前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石間に働く磁力の斥力又は引力の大きさを、前記第1の永久磁石を回転させることにより制御して振動を抑制することを特徴とする請求項1記載の電動制御装置。

【請求項3】
前記第1の永久磁石乃至前記第4の永久磁石は、それぞれN極に磁化された部分とS極に磁化された部分とを少なくとも一つずつ有することを特徴とする請求項1記載の振動抑制装置。

【請求項4】
前記電動機制御装置は、
前記第2の永久磁石の軸方向への変位を計測する変位計測手段と、
該変位計測手段が計測した前記第2の永久磁石の変位に基づき前記電動機を駆動して前記第1の永久磁石の回転を制御する回転制御手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の振動抑制装置。

【請求項5】
周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第1の永久磁石と、
該第1の永久磁石に対向して配置され、両面において周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第2の永久磁石と、
前記第1の永久磁石との間に第2の永久磁石が配置されるよう前記第1の永久磁石に回転軸を介して固定され、かつ、両面において周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第3の永久磁石と、
前記第2の永久磁石との間に第3の永久磁石が配置されるよう前記第2の永久磁石と固定され、かつ、周方向に交互に磁極を異ならせて形成した円板状の第4の永久磁石と、
前記第1の永久磁石と前記第3の永久磁石を固定し、かつ、前記第1の永久磁石と前記第3の磁石を電動機とともに軸方向に移動自在に支持する支持手段と、
前記第1の永久磁石と回転軸を介して接続され、前記第1の永久磁石及び第3の永久磁石を同じ角度だけ回転させる電動機と、
前記電動機を制御する電動制御装置と、を有する振動抑制装置。

【請求項6】
前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁石間に働く磁力の斥力又は引力の大きさを、前記第1の永久磁石を回転させることにより制御して振動を抑制することを特徴とする請求項5記載の電動制御装置。

【請求項7】
前記第1の永久磁石乃至前記第4の永久磁石は、それぞれN極に磁化された部分とS局に磁化された部分とを少なくとも一つずつ有することを特徴とする請求項5記載の振動抑制装置。

【請求項8】
前記電動機制御装置は、
前記第2の永久磁石の軸方向への変位を計測する変位計測手段と、
該変位計測手段が計測した前記第2の永久磁石の変位に基づき前記電動機を駆動して前記第1の永久磁石の回転を制御する回転制御手段と、を有することを特徴とする請求項5記載の振動抑制装置。
産業区分
  • 機構・伝動
  • 発電、電動
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005339621thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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