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新規不斉イリジウム触媒の製造方法とこれらを用いる光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノ酸誘導体の製造方法 コモンズ

国内特許コード P08A014001
整理番号 P05-120
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2005-356961
公開番号 特開2007-161609
登録番号 特許第4621918号
出願日 平成17年12月9日(2005.12.9)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
登録日 平成22年11月12日(2010.11.12)
発明者
  • 濱田 康正
  • 牧野 一石
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 新規不斉イリジウム触媒の製造方法とこれらを用いる光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノ酸誘導体の製造方法 コモンズ
発明の概要

【課題】医・農薬の中間体として有用である光学活性β‐ヒドロキシ‐α‐アミノカルボン酸誘導体のアンチ体の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】式(1)

[式中、R1は、置換若しくは無置換のC1-20アルキル基又は置換若しくは無置換のC4-12芳香族基を意味し、R2は、置換若しくは無置換のC1-20アルキル基又は置換若しくは無置換のC4-12芳香族基を意味する。]で表されるα‐アミノアシル酢酸エステル化合物を、酸の存在下、触媒的不斉水素化反応により水素化することを特徴とする、式(2)又は式(3)

[式中、R1及びR2は、前記と同じ意味を示す。]で表される光学活性β‐ヒドロキシ‐α‐アミノカルボン酸誘導体の製造方法。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体は、医・農薬等の生理活性物質をはじめとする、種々のファインケミカルで有用な化合物の重要な中間体である。



エリスロ型光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体を製造する方法としては、アミノ基が無置換であるα-アミノアシル酢酸エステル化合物を、酸の存在下、ルテニウムまたはイリジウム-光学活性ホスフィン錯体を用いた触媒的不斉水素化反応により、アンチ選択的に光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体を製造する方法が知られていた(例えば特許文献1、2、3並びに非特許文献1及び2参照。)。

【特許文献1】PCT WO 2005005371

【非特許文献1】J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, p.5784-5785.

【非特許文献2】Angew. Chem. Int. Ed. 2004, 43, p.882-884.

産業上の利用分野


本発明は、医・農薬の中間体として有用である光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体の製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
式(1)
【化学式1】


[式中、R1は、C1-20アルキル基(該C1-20アルキル基はC4-12芳香族基(該芳香族基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基又はCONR45(式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基又はCONR45 (式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)又はC4-12芳香族基(該芳香族基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基(該C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基及びC1-6アルキルカルボニルオキシ基は、C4-12芳香族基(該芳香族基は、ハロゲン原子で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はCONR45 (式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)を意味し、R2は、C1-20アルキル基(該C1-20アルキル基はC4-12芳香族基(該芳香族基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基又はCONR45 (式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基又はCONR45 (式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)又はC4-12芳香族基(該芳香族基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基又はCONR45 (式中、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子又はC1-6アルキル基を意味する。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。]で表されるα-アミノアシル酢酸エステル化合物を、酸の存在下、触媒的不斉水素化反応により水素化することを特徴とする、式(2)又は式(3)
【化学式2】


[式中、R1及びR2は、前記と同じ意味を示す。]で表される光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体の製造方法であって、
前記触媒的不斉水素反応に使用される触媒が、[Ir(cod)Cl]2-MeO-BIPHEP-NaBARF(式中codは1,5-シクロオクタジエンを、MeO-BIPHEPは(6,6’-ジメトキシビフェニル-2,2’-ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)を、NaBARFはナトリウムテトラキス(3,5-ビストリフルオロメチルフェニル)ボレートを意味する。)である光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体の製造方法。

【請求項2】
反応系中にカルボン酸塩を加える請求項1記載の光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体の製造方法。

【請求項3】
酸が強酸である請求項1記載の光学活性β-ヒドロキシ-α-アミノカルボン酸誘導体の製造方法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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