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スダチチンおよびノビレチンの製造方法

国内特許コード P08A014033
整理番号 TUK20030993
掲載日 2008年11月7日
出願番号 特願2007-045931
公開番号 特開2008-208064
登録番号 特許第5119397号
出願日 平成19年2月26日(2007.2.26)
公開日 平成20年9月11日(2008.9.11)
登録日 平成24年11月2日(2012.11.2)
発明者
  • 河村 保彦
  • 津嘉山 正夫
  • 市川 亮一
  • 山本 幹二
  • 佐々木 貴啓
  • 辻 めぐみ
出願人
  • 国立大学法人徳島大学
  • 徳島県
発明の名称 スダチチンおよびノビレチンの製造方法
発明の概要

【課題】効率的にノビレチンを得ることができるノビレチンの製造方法およびノビレチンを得るのに好適なノビレチンの前駆物質であるスダチチンの製造方法を提供する。
【解決手段】スダチを、マイクロ波を照射しながら有機溶剤で抽出処理し、スダチチンを含有する抽出液を得る。また、スダチを、マイクロ波を照射しながらアルコールで抽出処理する第一の工程と、該第一の工程で得られる抽出液をヘキサンで抽出処理する第二の工程と、該第二の工程で得られる水層をエーテルで抽出処理して、スダチチンを含有する抽出液を得る第三の工程と、で処理してスダチチンを含有する抽出液を得るとともに、このとき、さらに、第三の工程で、エーテルで抽出処理して得られる水層を、マイクロ波を照射しながら加水分解処理して、スダチチンを含有する溶液を得る。また、得られるスダチチンを含有する抽出液をメトキシ化してノビレチン溶液を得る。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


柑橘類の果皮に含まれているフラボノイド成分であるポリメトキシフラボンは、抗酸化作用、発ガン抑制作用、抗菌抗ウイルス作用、抗アレルギー作用、メラニン生成抑制作用など、様々な機能性を有しており、医薬品、食品添加物や化粧料等の幅広い用途への応用が期待されている。



例えば下記式で示される構造をもつ、5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボン(以下、これをノビレチンということがある。)は、抗潰瘍剤、アトピー性皮膚炎治療剤、美白化粧料、色素沈着症改善剤あるいは消臭剤等の成分として使用されている。



【化学式1】




柑橘類からこれらポリメトキシフラボンを得るには、例えばメタノールに柑橘類の果皮等を浸漬して得る場合、数日乃至数十日を必要とする。



これに対して、工業的に柑橘類からポリメトキシフラボンを得る方法として、例えば、柑橘類をエタノールで抽出した後、抽出液を多孔性吸着樹脂に通液して樹脂にノビレチンを吸着した後、エタノール溶液等でノビレチンを溶出させて回収する方法が開示されている(特許文献1参照)。この方法によれば、ノビレチンを高効率で回収することができ、工業的生産に適するとされている。

【特許文献1】特開2005-145824公報

産業上の利用分野


本発明は、スダチチンおよびノビレチンの製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
スダチを、マイクロ波を照射しながらアルコールで抽出処理する第一の工程と、該第一の工程で得られる抽出液をヘキサンで抽出処理する第二の工程と、該第二の工程で得られる水層をエーテルで抽出処理し、得られる水層にメタノールおよび塩酸を加えて、マイクロ波を照射しながら加水分解処理して、スダチチンを含有する溶液を得る第三の工程と、を有することを特徴とするスダチチンの製造方法。

【請求項2】
請求項1記載のスダチチンの製造方法で得られるスダチチンを含有する溶液をメトキシ化して得ることを特徴とするノビレチンの製造方法。

【請求項3】
硫酸ジメチルまたは炭酸ジメチルを用いてメトキシ化することを特徴とする請求項2記載のノビレチンの製造方法。
産業区分
  • 有機化合物
  • 食品
  • 処理操作
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ電子メールまたはFAXでご連絡ください。


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