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プラズマ滅菌装置 新技術説明会

国内特許コード P08P005843
掲載日 2008年11月7日
出願番号 特願2007-108645
公開番号 特開2008-264086
登録番号 特許第4792604号
出願日 平成19年4月17日(2007.4.17)
公開日 平成20年11月6日(2008.11.6)
登録日 平成23年8月5日(2011.8.5)
発明者
  • 関 偉民
  • 林 信哉
出願人
  • 国立大学法人佐賀大学
発明の名称 プラズマ滅菌装置 新技術説明会
発明の概要

【課題】 水中放電プラズマ法により、ラジカルを高密度に発生させて、被処理物を確実に効率良く滅菌することができるプラズマ滅菌装置を提供する。
【解決手段】微細管2中空部に、プラズマ放電の中間媒体である水80を供給し、針状電極11と包囲状電極3との間で放電を発生させ、中間媒体である水80にて発生するプラズマによって、被処理物の微細管2及び中間媒体である水80を確実に効率良く滅菌できる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


背景技術となるプラズマ滅菌装置は、特開2003-210556号公報(第1の背景技術)、特開2004-268003号公報(第2の背景技術)に開示されるものがある。この各背景技術を図4及び図5に従来のプラズマ滅菌装置の概略構成断面図として示す。



図4における、この第1の背景技術に係るプラズマ滅菌装置としての、管用プラズマ滅菌装置210は、放電プラズマを発生する放電部203と給電ケーブル204と放電電源205と放電部203を微細管202内で移動させるための放電部の移動機構206から構成されている。また、給電ケーブル204の先端には、外部電極と中心電極からなる放電電極が給電ケーブル204と同軸状に配置され、外部電極は接地されている。そして、中心電極に高電圧が印加されると、放電プラズマが生成されるように構成されている。そして、移動機構206によって、放電部203を微細管202内の所望の位置に移動させ、その位置で放電プラズマを発生させる。この操作を繰り返すことにより、微細管202の内壁全面を一様に滅菌する。
また、図5における、第2の背景技術に係るプラズマ滅菌装置は、多孔質誘電体パイプ306の内側に高電圧電極305を貼り付けて、多孔質誘電体パイプ306及び高電圧電極305の内部にガス通路を形成し、また、多孔質誘電体パイプ306の外部と囲んだ接地電極309の間に処理すべき水通路308を形成し、両電極に高電圧高周波電源又は高電圧パルス電源318を接続することで、多孔質誘電体パイプ306を通過した微細気泡319に水中放電プラズマを行う。これにより、多孔質誘電体パイプ306全体にわたって放電が発生し、容器の内部を一様に滅菌する。

【特許文献1】特開2003-210556号公報

【特許文献2】特開2004-268003号公報

産業上の利用分野


本発明は、放電プラズマを利用して、医療器材等の被処理物を滅菌するプラズマ滅菌装置に関し、特に放電発生時に電極の溶出を極力抑制できるプラズマ滅菌装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
略線状の導電体で形成される針状電極と、
前記針状電極の一部分のみを露出形状で、又は前記針状電極の軸方向に厚みが連続して変化する形状で外周部分を被覆し、誘電体で形成される貫通孔を有する略球体を複数連結してなる内側誘電体部と、
前記針状電極の導体部分及び内側誘電体部を取り囲む誘電体で形成される被滅菌処理物からなる中間誘電体部と、
前記針状電極の導体部分及び内側誘電体部及び中間誘電体部を取り囲む包囲状電極と、
前記針状電極と前記包囲状電極との間に電圧を印加し、グロー状のバリア放電を発生させてプラズマを発生させるプラズマ生成手段とを備え、
前記針状電極と前記包囲状電極との間にバリア放電によりラジカル化させる中間媒体を供給させることを
特徴とするプラズマ滅菌装置。

【請求項2】
前記請求項1に記載のプラズマ滅菌装置において、
前記中間誘電体部が、誘電体からなる略円筒状容器とされ、
前記包囲状電極が、前記中間誘電体部の外側面を、網目状且つ略円筒状に取り囲む配置として形成され、
少なくとも前記中間誘電体部の円筒中空部分に、中間媒体が供給されることを
特徴とするプラズマ滅菌装置。

【請求項3】
前記請求項1に記載のプラズマ滅菌装置において、
前記中間誘電体部が、長尺状の管路体からなる可撓性の被滅菌処理物からなり、
前記針状電極が可撓性を有し、前記中間誘電体部の管内全体にわたり挿入可能な長さとされ、
前記包囲状電極が槽内に収納された導電性の液体で構成され、
前記被滅菌処理物の管内に前記針状電極が挿入され、前記被滅菌処理物が前記導電性の液体に浸漬される部分の管内に、前記針状電極を位置させ、当該浸漬位置を移動させて管路体全体を滅菌させることを
特徴とするプラズマ滅菌装置。

【請求項4】
前記請求項1ないし3に記載のプラズマ滅菌装置において、
前記中間媒体には、水あるいはアルコール等の液体、又は過酸化水素、二酸化炭素、酸素、MRガス等の気体を用いることを
特徴とするプラズマ滅菌装置。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007108645thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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