TOP > 国内特許検索 > 溶射皮膜を形成した素材の改質方法

溶射皮膜を形成した素材の改質方法 新技術説明会

国内特許コード P08A014087
整理番号 5046
掲載日 2008年11月21日
出願番号 特願2005-351381
公開番号 特開2007-154261
登録番号 特許第4862125号
出願日 平成17年12月6日(2005.12.6)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
登録日 平成23年11月18日(2011.11.18)
発明者
  • 西尾 一政
  • 加藤 光昭
  • 山口 富子
  • 永吉 英昭
  • 古田 博昭
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
  • 株式会社フジコー
発明の名称 溶射皮膜を形成した素材の改質方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】レーザ光を照射して溶射皮膜を溶融するときの溶射皮膜を形成した素材の耐熱・耐食・耐摩耗性や硬度の一層の向上を図ることができる溶射皮膜の改質方法を提供する。
【解決手段】溶射皮膜を形成した素材の該溶射皮膜にレーザ光を照射して該溶射皮膜を溶融する溶射皮膜を形成した素材の改質方法において、800~500℃の降温範囲における冷却速度を40℃/s以上とする。また、700~1000℃の昇温範囲における加熱速度を20℃/s以上とする。溶射皮膜の材料として、Ni基自溶合金、Co基自溶合金、Fe基自溶合金またはWC自溶合金を用いる。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


例えば、廃棄物焼却炉においてダイオキシンの生成を低減するためには、廃棄物を極力高温で燃焼処理することが必要である。また、鉄鋼製造プロセスにおける高温腐食環境で使用されるワークロールや各種の部品では、耐熱性や耐食性はもとより、耐摩耗性にも優れていることが要求される。そして、これらを実現するためには、炉の内壁や熱交換パイプ等の素材を耐熱・耐食・耐摩耗性合金で被覆することが求められる。



この耐熱・耐食・耐摩耗性合金を用いた被覆処理方法として、溶射が広く採用されている。溶射は、JIS H 8200でも定義されているように、燃焼または電気エネルギーを用いて溶射材料を溶融またはそれに近い状態にした粒子を素地に吹き付けて皮膜(溶射皮膜)を形成するものである。溶射材料には、線状、棒状または粉末状のものが用いられる。



しかしながら、溶射皮膜は一般的に多孔質で、特に皮膜表面から素材(母材)に達する貫通孔が存在するため、腐食性成分が素材に浸透することにより、素材自体については十分な耐熱・耐食・耐摩耗性が得られない場合がある。



上記の不具合を改善することを目的として、溶射皮膜にレーザ光あるいは収束光を照射して、溶射皮膜を溶融させることにより、封孔(フュージング)する技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。

【特許文献1】特開昭63-69959号公報

【特許文献2】特開平2-274863号公報

産業上の利用分野


本発明は、溶射皮膜を形成した素材の改質方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
溶射皮膜を形成した素材の該溶射皮膜にレーザ光を照射して該溶射皮膜を溶融する溶射皮膜を形成した素材の改質方法において、
700~1000℃の昇温範囲における加熱速度が20℃/s以上であり、800~500℃の降温範囲における冷却速度が40℃/s以上であることを特徴とする溶射皮膜を形成した素材の改質方法。

【請求項2】
前記溶射皮膜の材料がNi基自溶合金、Co基自溶合金、Fe基自溶合金またはWC自溶合金であることを特徴とする請求項1記載の溶射皮膜を形成した素材の改質方法。
産業区分
  • 表面処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close