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高域信号補間方法及び高域信号補間装置 新技術説明会 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P08A014089
整理番号 6050
掲載日 2008年11月21日
出願番号 特願2006-282830
公開番号 特開2008-102206
登録番号 特許第4972742号
出願日 平成18年10月17日(2006.10.17)
公開日 平成20年5月1日(2008.5.1)
登録日 平成24年4月20日(2012.4.20)
発明者
  • 佐藤 寧
  • 龍 敦子
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 高域信号補間方法及び高域信号補間装置 新技術説明会 実績あり 外国出願あり
発明の概要

【課題】簡単な処理で良好な高域信号を形成し、実用的な高域信号補間を実施する。
【解決手段】圧縮を伴う機器から再生されたデジタルオーディオ信号が原信号として入力端子1に供給され、この原信号がピーク値を検出保持して矩形波信号を生成するピーク値検出保持回路2に供給される。ここで矩形波信号には高調波成分が形成されている。そこで、この高調波部分をハイパスフィルタ(HPF)3で取り出す。一方、入力端子1からの原信号を、上述のピーク値検出保持回路2での処理時間に相当する遅延回路4に供給し、遅延時間の揃えられた信号をローパスフィルタ(LPF)5に供給して高域部分を除いた信号を形成する。そして、これらのハイパスフィルタ(HPF)3及びローパスフィルタ(LPF)5からの信号を加算回路6で加算して出力端子7に出力する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


近年、音楽等の音声を表す音声データを、インターネット等のネットワークを介して配信したり、MD(Mini Disk)等の記録媒体に記録したりして利用することが、盛んになっている。このように、ネットワークで配信されたり記録媒体に記録されたりする音声データでは、帯域が過度に広くなることによるデータ量の増大や占有帯域幅の広がりを避けるため、一般に、供給する対象の音楽等のうち一定の周波数以上の成分を除去している。



すなわち、例えば、MP3(MPEG1 audio layer 3)形式の音声データでは、約16キロヘルツ以上の周波数成分が除去されている。また、ATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3)形式の音声データでは、約14キロヘルツ以上の周波数成分が除去されている。



このように高域の周波数成分が除去されるのは、人間の聴覚との関係から可聴域を超える周波数成分は不要と考えられているからである。しかしながら、上述のように高域の周波数成分が完全に除去された信号では、音質が微妙に変化し、オリジナルの音楽等に比べて音質が劣化していることが指摘されるようになってきた。



従来の高域信号補間では、被補間信号を周波数変換することにより補間用信号を生成するものや(例えば、特許文献1参照。)、原信号に相関のない高周波信号を加算しているものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。



すなわち、特許文献1に記載の技術は、高域信号補間において、被補間信号を周波数変換することにより補間用信号を生成している。また、特許文献記載2の技術は、ホワイトノイズ発生器からの信号の高域成分の抽出を行って、原信号に相関のない高周波信号を加算している。

【特許文献1】特開2004-184472号公報

【特許文献2】特開平2-311006号公報

産業上の利用分野


本発明は、例えばMP3のような圧縮を伴うデジタルオーディオ機器や、電話機等に使用して好適な高域信号補間方法及び高域信号補間装置に関する。詳しくは、圧縮等によって欠落している高域信号を擬似的に補間するようにしたものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
原信号のピーク値を検出し、
前記検出されたピーク値を保持して得られる矩形波を生成し、
前記生成された矩形波の高調波部分を取り出して前記原信号に加算する
ことを特徴とする高域信号補間方法。

【請求項2】
入力端子に供給される原信号のピーク値を検出する手段と、
前記検出されたピーク値を保持して得られる矩形波を生成する手段と、
前記生成された矩形波の高調波部分を取り出す手段と、
前記取り出された高調波部分を前記入力端子に供給される原信号に加算する手段と
を有することを特徴とする高域信号補間装置。

【請求項3】
請求項2記載の高域信号補間装置において、
前記ピーク値を検出する手段は、サンプリングされた連続する3点の値の中央の値が直前の値と等しいかより大きく、かつ直後の値より大きいときに前記中央の値を前記ピーク値として検出する
ことを特徴とする高域信号補間装置。

【請求項4】
請求項2記載の高域信号補間装置において、
前記入力端子に供給される原信号は前記高調波部分が含まれないように帯域制限を行う手段を介して前記加算する手段に供給される
ことを特徴とする高域信号補間装置。

【請求項5】
請求項2記載の高域信号補間装置において、
前記入力端子に供給される原信号には予め前記高調波部分が含まれないように帯域制限が施されている
ことを特徴とする高域信号補間装置。
産業区分
  • 電子応用機器
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006282830thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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