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対話情報処理装置及び対話情報処理方法 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P08P004942
整理番号 4091
掲載日 2008年12月5日
出願番号 特願2005-084287
公開番号 特開2006-268332
登録番号 特許第4682322号
出願日 平成17年3月23日(2005.3.23)
公開日 平成18年10月5日(2006.10.5)
登録日 平成23年2月18日(2011.2.18)
発明者
  • 佐藤 寧
出願人
  • 学校法人九州工業大学
発明の名称 対話情報処理装置及び対話情報処理方法 実績あり 外国出願あり
発明の概要

【課題】シナリオの追加・削除が容易で、複数のイベントが同時入力された場合でも適切に処理内容を実行できる対話情報処理装置を提供する。
【解決手段】各ネットのネットステータスを記憶するネット状態テーブル10、{処理項目,当該処理項目の入力ネット,及び当該処理項目の出力ネット}の組を記憶する処理項目テーブル12、各処理項目に対応して設けられ当該処理項目の処理内容を実行しその結果に応じて出力ネットのネットステータスの更新を行う処理項目実行モジュール4-i、処理項目テーブル12内の全ての処理項目を順次選択し、選択した処理項目に対応する処理項目実行モジュール4-iを実行する選択実行手段13、並びにネット状態テーブル12の何れかのネットステータスが変化した場合に選択実行手段13により各処理項目実行モジュール4-iを実行させる状態変化判定手段14を備えた。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


近年、カーナビゲーション装置や家庭用の種々の機器において、対話型のユーザインタフェースを有するものが研究開発されてきている。かかる対話型のユーザインタフェースにおいて、使用者との対話情報処理を行う機器を対話情報処理装置という。



対話情報処理装置においては、使用者との対話を通じて情報を取得し、その情報に基づく処理を行う。例えば、使用者の発話内容を音声認識装置により認識し、それに対して音声合成装置により回答や問いかけを行うことを繰り返し、使用者の意図に沿った機器の操作を行うという具合である。なお、ここにいう「対話」とは、音声による対話のみならず、スイッチ操作による対話や画像による対話等も含まれる。



対話情報処理装置においては、使用者に違和感を持たせることなく、自然な対話を行うことが必要とされる。すなわち、使用者側の発話選択の自由度を高くすることが重要となる。



そこで、各種機器の操作を行うためのアプリケーションプログラム(実行モジュール。以下「AP」という。)と対話処理を行うプログラム(対話モジュール)とを独立させ、APに対応して用意されたシナリオに基づき対話処理を行う対話情報処理装置が開発されている(特許文献1,2参照)。



特許文献1記載の対話情報処理装置では、対話処理の記述自体をAPから独立させると共に、APの処理手順に対話の流れが左右されないようにして、使用者側の自由度が高い対話を実現している。



また、特許文献2記載の対話情報処理装置では、更に、シナリオを階層構造とすることによって、使用者の発話による異なるAPへの移行を自然に行う技術が記載されている。



図7は特許文献2記載の対話情報処理装置におけるシナリオの階層構造を表す図である。シナリオは、3つのAPに対応してA-APシナリオグループ、B-APシナリオグループ、及びC-APシナリオグループが用意されている。そして、各APシナリオグループと分離して、アプリケーション分岐処理を行うルートシナリオが設けられている。ルートシナリオにおけるアプリケーション分岐処理は、使用者からの入力情報に応じてAPを起動すると共に、そのAPに対応するAPシナリオグループを呼び出すものである。これにより、あるAPシナリオグループにおいて処理を実行中に、使用者が他のAPシナリオグループの処理へ移るように指示した場合、ルートシナリオへ移行すればよいため、異なるAPへの移行を自然に行うことが可能となる。



また、アプリケーション分岐処理をAPシナリオグループから独立させてルートシナリオにまとめることによって、AP数がいくら多くなっても、各APシナリオグループには他のAPシナリオグループへの移行処理を記述する必要がなくなるため、APシナリオグループの記述が簡単となる。

【特許文献1】特開2001-56694号公報

【特許文献2】特開2001-296943号公報

産業上の利用分野


本発明は、音声等により使用者と対話しながら情報処理を行う対話情報処理技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
予め用意された複数の処理項目に対して、入力イベントに対応して対話的に各処理項目を適宜選択し実行する対話情報処理装置であって、
前記各処理項目間の情報伝達関係を指定するネットについて、前記各ネットを介して伝達される状態情報を表す変数(以下「ネットステータス」という。)をテーブルとして記憶するネット状態テーブル;
前記処理項目、当該処理項目の入力側に接続するネット(以下「入力ネット」という。)、及び当該処理項目の出力側に接続するネット(以下「出力ネット」という。)、の組をテーブルとして記憶する処理項目テーブル;
前記各処理項目に対応して設けられ、当該処理項目の処理内容を実行しその結果に応じて前記出力ネットのネットステータスの更新を行う、複数の処理項目実行モジュール;
前記処理項目テーブル内の全ての前記処理項目を順次選択し、選択した前記処理項目の前記入力ネットのネットステータスを前記ネット状態テーブルから読み出し、ネットステータスが活性状態であるものについては、当該処理項目に対応する前記処理項目実行モジュールを実行させる選択実行手段;
並びに、前記選択実行手段により前記各処理項目に関する処理が一巡実行され前記ネット状態テーブルの各ネットステータスが更新された後、前記ネット状態テーブル内のネットステータスの変化を検出し、前記ネット状態テーブルの何れかのネットステータスが変化した場合には、再び前記選択実行手段により前記各処理項目に関する処理を実行させる状態変化判定手段;
を備えたことを特徴とする対話情報処理装置。

【請求項2】
入力イベントが入力された場合、当該入力イベントに対応する前記ネットのネットステータスを活性状態に更新する初期ネット状態更新手段;
を備えたことを特徴とする請求項1記載の対話情報処理装置。

【請求項3】
前記初期ネット状態更新手段は、複数の入力イベントが同時に入力された場合、当該各入力イベントに対応する前記ネットのネットステータスを各々更新することを特徴とする請求項2記載の対話情報処理装置。

【請求項4】
使用者の操作により入力イベントを発生させる入力装置を備え、
前記初期ネット状態更新手段は、
各入力イベントと所定の認識情報との対応関係を記憶する認識辞書;
前記入力イベントに対して前記認識辞書を参照し、対応する認識情報を出力する入力イベント認識手段;
及び、前記入力イベント認識手段が出力する認識情報に対応する前記ネットのネットステータスを当該認識情報により指定される状態に更新する認識情報入力手段;
を備えていることを特徴とする請求項2又は3記載の対話情報処理装置。

【請求項5】
コンピュータに読み込ませて実行することにより、コンピュータを請求項1乃至4の何れか一に記載の対話情報処理装置として機能させるプログラム。

【請求項6】
予め用意された複数の処理項目に対して、前記各処理項目間の情報伝達関係を指定するネットについて、前記各ネットを介して伝達される状態情報を表す変数(以下「ネットステータス」という。)をテーブルとして記憶するネット状態テーブル;
前記処理項目、当該処理項目の入力側に接続するネット(以下「入力ネット」という。)、及び当該処理項目の出力側に接続するネット(以下「出力ネット」という。)、の組をテーブルとして記憶する処理項目テーブル;
並びに、前記各処理項目に対応して設けられ、前記入力ネットのネットステータスに対する当該処理項目の処理内容を実行しその結果に応じて前記出力ネットのネットステータスの更新を行う、複数の処理項目実行モジュール;
を備えたシステムにおいて、入力イベントに対応して対話的に各処理項目を適宜選択し実行する対話情報処理方法であって、
入力イベントが入力された場合、前記ネット状態テーブルの各ネットのうち、当該入力イベントに対応するネットのネットステータスを更新する初期ネット状態更新ステップ;
及び、入力イベントに対して前記処理項目実行モジュールを適宜選択し実行する処理項目実行ステップ;
を備え、
前記処理項目実行ステップにおいては、
ネット状態テーブルの何れかのネットステータスが変化を検出するネット状態変化検出ステップ;
前記ネット状態テーブルの何れかのネットステータスの変化が検出された場合には前記処理項目テーブル内の全ての前記処理項目を順次選択し、選択した前記処理項目の前記入力ネットのネットステータスを前記ネット状態テーブルから読み出し、ネットステータスが活性状態であるものについては、当該処理項目に対応する前記処理項目実行モジュール実行させる選択実行ステップ;
及び、前記選択実行ステップにおいて前記各処理項目に関する処理が一巡実行され前記ネット状態テーブルの各ネットステータスが更新された後、前記ネット状態テーブル内のネットステータスの変化を検出し、前記ネット状態テーブルの何れかのネットステータスが変化したか否かを判定する状態変化判定ステップ;
を前記ネットステータスの変化が検出されなくなるまで繰り返して実行すること
を特徴とする対話情報処理方法。
産業区分
  • 入出力装置
  • 電子応用機器
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005084287thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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