TOP > 国内特許検索 > 電力負荷平準化方法及びシステム

電力負荷平準化方法及びシステム コモンズ

国内特許コード P08P005012
整理番号 5091
掲載日 2008年12月5日
出願番号 特願2006-105928
公開番号 特開2007-282383
登録番号 特許第4862153号
出願日 平成18年4月7日(2006.4.7)
公開日 平成19年10月25日(2007.10.25)
登録日 平成23年11月18日(2011.11.18)
発明者
  • 三谷 康範
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 電力負荷平準化方法及びシステム コモンズ
発明の概要

【課題】通勤用に使用されているが昼間の電力需要ピーク時には使用されていない電気自動車等の自動車のバッテリーを利用して、低コストで電力負荷の平準化を図る。
【解決手段】本発明は、バッテリーに貯えた電力を、電力会社から電気の供給を受ける電力需要者である事業所における電力需要ピーク時に放出して、電力負荷の平準化を図る。事業所において電力需要非ピーク時に、或いは各自動車所有者の深夜電力を利用して、複数の自動車の各バッテリーを充電し、この充電した自動車のバッテリーに貯えた電力を、事業所において事業所の電力需要ピーク時に放電する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


「ピークシフト」と呼ばれる電力負荷平準化方法が知られている。「ピークシフト」とは、夜間に電力やエネルギーを貯え、昼間のピーク需要帯にその貯えた電力あるいはエネルギーを放出して昼間ピーク時の所要電力の節減を計るものである。ピーク時必要とされる本来の所要電力の一部が、夜間時等の非ピーク時の電力で補われるため、見かけ上ピークの一部が代替されるという意味で、ピークシフトと呼ばれる。



従来、負荷平準化はバッテリー等の定置型のエネルギー貯蔵装置を設置して、その場所で、夜間に充電して昼間のピーク負荷を削減する方法がとられる。電力会社においては大規模な揚水発電所を設置して、水の汲み上げと水力発電による貯蔵を実現している。特許文献1「電力供給システム及び電力供給方法」では、ネットワークに接続したNASバッテリーをLAN制御により吸放出して負荷平準化する方法が提案されている。また、特許文献2「電源システム」では太陽光発電、電力貯蔵を組み合わせて負荷平準化を行うシステムを提案している。しかしながら、このような従来の負荷平準化システムは、大がかりな設備を必要とし、低コストでは実施できない。

産業上の利用分野


本発明は、バッテリーに貯えた電力を、電力会社から電気の供給を受ける電力需要者である事業所における電力需要ピーク時に放出して、電力負荷の平準化を図る電力負荷平準化方法及びシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
バッテリーに貯えた電力を、電力会社から電気の供給を受ける電力需要者である事業所における電力需要ピーク時に放出して、電力負荷の平準化を図る電力負荷平準化方法において、
事業所において電力需要非ピーク時に、或いは各自動車所有者の深夜電力を利用して、複数の自動車の各バッテリーを充電し、
前記充電した複数の自動車のバッテリーに貯えた電力を、事業所において事業所の電力需要ピーク時に放出し、
前記各バッテリーへの充電及びバッテリーに貯えた電力の放出のためにDCからACへ或いはACからDCに双方向に変換可能の変換器を共通に用い、かつ、この共通に用いる変換器は、外部からの指令により充電モード、放電モード、待機モードの各モードへの切り替えが行われ、
Pbuyを電力会社から受電している電力、Pを自動車からの放電電力、Pcontを電力会社との契約電力、そしてPmarginを契約電力を超えないようにするためのマージンとして、
Pbuy+P > Pcont-Pmargin になった時点で、接続された全ての自動車に放電モード指令を与え、かつ、
Pbuy+P < Pcont-Pmargin になった時点で、接続された全ての自動車に待機モードへの移行指令を与える、
ことから成る電力負荷平準化方法。

【請求項2】
バッテリーに貯えた電力を、電力会社から電気の供給を受ける電力需要者である事業所における電力需要ピーク時に放出して、電力負荷の平準化を図る電力負荷平準化システムにおいて、
事業所において電力需要非ピーク時に、或いは各自動車所有者の深夜電力を利用して、複数の自動車の各バッテリーを充電するためのACからDCへの変換と、前記充電した複数の自動車のバッテリーに貯えた電力を、事業所において事業所の電力需要ピーク時に放出するためのDCからACへの変換を双方向に変換可能の変換器を共通に用い、
前記共通に用いる変換器は、外部からの指令により充電モード、放電モード、待機モードの各モードへの切り替えが行われるインバータシステムであり、
Pbuyを電力会社から受電している電力、Pを自動車からの放電電力、Pcontを電力会社との契約電力、そしてPmarginを契約電力を超えないようにするためのマージンとして、
Pbuy+P > Pcont-Pmargin になった時点で、接続された全ての自動車に放電モード指令を与え、かつ、
Pbuy+P < Pcont-Pmargin になった時点で、接続された全ての自動車に待機モードへの移行指令を与える、
ことから成る電力負荷平準化システム。
産業区分
  • 送配電
  • 鉄道
  • その他電子
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2006105928thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close