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物質検出方法 新技術説明会

国内特許コード P08P006230
整理番号 21398
掲載日 2008年12月5日
出願番号 特願2007-137501
公開番号 特開2008-292270
登録番号 特許第4783755号
出願日 平成19年5月24日(2007.5.24)
公開日 平成20年12月4日(2008.12.4)
登録日 平成23年7月15日(2011.7.15)
発明者
  • 細川 和生
  • 前田 瑞夫
出願人
  • 独立行政法人理化学研究所
発明の名称 物質検出方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】生体分子等の分析対象を高感度かつ簡便に検出し得る手段を提供すること。
【解決手段】第一流路および第一流路から分岐する少なくとも2つの分岐流路を有するマイクロチップにおいて物質を検出する方法。被検出物質と結合可能な部位を有する捕捉物質が内壁に固定化された第一流路内へ検体溶液を送液すること、ならびに、上記送液後の第一流路内へ、被検出物質と直接または間接に結合可能な第一物質を含む第一溶液、および第一物質と直接結合可能な第二物質を含む第二溶液を、異なる分岐流路から略同時に送液することを含み、第一物質および第二物質は、それぞれ他方の物質と結合可能な部位を2つ以上有し、上記第一溶液および第二溶液の送液中および/または送液後の第一流路において、被検出物質の検出を行う。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


プローブ核酸とターゲット核酸とのハイブリダイゼーション、抗原-抗体相互作用、レセプター-リガンド相互作用、タンパク-タンパク相互作用、DNA-タンパク相互作用等の生体分子の相互作用を利用して、蛋白質、核酸等の生体分子を検出することが広く行われている。例えば、抗原-抗体反応を利用した蛋白質の検出方法の一例が非特許文献1および2に開示されている。

【非特許文献1】R. Bakalova et al. J. Am. Chem. Soc. 2005年, 127巻, 9328-9329ページ.

【非特許文献2】C. X. Luo et al. Lab Chip 2005年, 5巻, 726-729ページ.

産業上の利用分野


本発明は、蛋白、核酸等の物質を検出する方法に関し、より詳しくは、分析種を簡便かつ高感度に検出し得る物質検出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
第一流路および第一流路から分岐する少なくとも2つの分岐流路を有するマイクロチップにおいて物質を検出する方法であって、
被検出物質と結合可能な部位を有する捕捉物質が内壁に固定化された第一流路内へ検体溶液を送液すること、ならびに、
上記送液後の第一流路内へ、被検出物質と直接または間接に結合可能な第一物質を含む第一溶液、および第一物質と直接結合可能な第二物質を含む第二溶液を、異なる分岐流路から略同時に送液することを含み、
第一物質および第二物質は、それぞれ他方の物質と結合可能な部位を2つ以上有し、
上記第一溶液および第二溶液の送液中および/または送液後の第一流路において、被検出物質の検出を行う物質検出方法。

【請求項2】
検体溶液の送液中ならびに/または送液後かつ第一溶液および第二溶液の送液前に、被検出物質と結合可能な部位および第一物質と結合可能な部位を有する連結物質を含む溶液を第一流路内へ送液することを含む請求項1に記載の物質検出方法。

【請求項3】
上記検体溶液の送液および連結物質含有溶液の送液は、検体溶液および連結物質含有溶液を、異なる分岐流路から第一流路内へ略同時に送液することによって行われる請求項2に記載の物質検出方法。

【請求項4】
第一物質および第二物質の少なくとも一方は、他方の物質と結合可能な部位を3つ以上有する請求項1~3のいずれか1項に記載の物質検出方法。

【請求項5】
上記送液中、第一溶液および第二溶液はそれぞれ層流を形成する請求項1~4のいずれか1項に記載の物質検出方法。

【請求項6】
第一物質および/または第二物質は標識を含む請求項1~5のいずれか1項に記載の物質検出方法。

【請求項7】
上記被検出物質の検出は、第一溶液および第二溶液の送液中および/もしくは送液後の第一流路における標識の有無を観察することにより、ならびに/または、該流路において標識から得られるシグナルを測定することにより行われる請求項6に記載の物質検出方法。

【請求項8】
被検出物質は生体分子である請求項1~7のいずれか1項に記載の物質検出方法。

【請求項9】
生体分子は蛋白質または核酸である請求項8に記載の物質検出方法。

【請求項10】
捕捉物質は被検出物質に対する抗体である請求項9に記載の物質検出方法。

【請求項11】
検体溶液の送液前に、第一流路へブロッキング溶液を送液することを更に含む請求項1~10のいずれか1項に記載の生体分子検出方法。
産業区分
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
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