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シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

国内特許コード P08A014128
整理番号 NIRS-278
掲載日 2008年12月12日
出願番号 特願2006-343490
公開番号 特開2008-159284
登録番号 特許第4742328号
出願日 平成18年12月20日(2006.12.20)
公開日 平成20年7月10日(2008.7.10)
登録日 平成23年5月20日(2011.5.20)
発明者
  • 古川 卓司
  • 佐藤 眞二
  • 野田 耕司
  • 取越 正巳
出願人
  • 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
発明の名称 シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
発明の概要 【課題】様々な影響を受けて変化するビーム輸送系内でのビームのずれを簡易な設備により補正するシンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供すること。
【解決手段】荷電粒子ビームを出射するシンクロトロン加速器の制御方法であって、荷電粒子ビームの加速器軌道上のシンクロビーム軸A1と加速器からの出射ビーム取り出し位置Cにおいて直交する平面P1と、シンクロビーム軸A1及び出射ビームの軸A2を含む平面P2との交線がなす軸A3方向のベータトロン振動数を、シンクロビーム軸A1上で調整することにより、出射ビームの軸方向のずれを補正する。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要


従来、図1に示される如く、がん治療等のための粒子線照射システム10において、シンクロトロン加速器12から照射装置14に供給される荷電粒子ビーム(以下、ビームと称する)2の軸に、ビーム輸送系20の各構成要素の形状又は寸法公差等により、若干のずれが生じる。このために、ビーム輸送系20内に設置されている多数のステアリング電磁石22、四極電磁石24、及び、ビームモニタ(ビーム位置モニタ)26、28とを用いてビーム軸を補正していた。例えば、特許文献1には、ビームの通過位置を検出する第1ビーム位置モニタ及び第2ビーム位置モニタと、第1ステアリング電磁石及び第2ステアリング電磁石とを設けた粒子線照射システムが記載されている。



【特許文献1】
特開2003-282300号公報(段落[0008]、図1等)

産業上の利用分野


本発明は、シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。特に、様々な影響を受けて変化するビーム輸送系内でのビームのずれを、簡易な設備により補正するのに好適な、シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
荷電粒子ビームを出射するシンクロトロン加速器の制御方法であって、
前記荷電粒子ビームの加速器軌道上のシンクロビーム軸と前記加速器からの出射ビーム取り出し位置において直交する平面と、前記シンクロビーム軸及び前記出射ビームの軸を含む平面との交線がなす軸方向における出射ビームのずれを検出し、
該検出された出射ビームの軸方向のずれに基づき、前記加速器内に設けられた電磁石により前記出射ビームの軸方向のずれを補正することを特徴とするシンクロトロン加速器の制御方法。

【請求項2】
前記調整を、前記加速器内に設けられた四極電磁石により行うことを特徴とする請求項1に記載のシンクロトロン加速器の制御方法。

【請求項3】
荷電粒子ビームを出射するシンクロトロン加速器であって、
前記荷電粒子ビームの加速器軌道上のシンクロビーム軸と前記加速器からの出射ビーム取り出し位置において直交する平面と、前記シンクロビーム軸及び前記出射ビームの軸を含む平面との交線がなす軸方向における出射ビームのずれを検出するビーム検出手段と、
前記加速器内に設けられた電磁石と、
前記ビーム検出手段により検出された出射ビームの軸方向のずれに基づき、前記電磁石により前記出射ビームの軸方向のずれを補正する手段と、
を備えたことを特徴とするシンクロトロン加速器。

【請求項4】
前記電磁石が四極電磁石であることを特徴とする請求項3に記載のシンクロトロン加速器。

【請求項5】
前記ビーム検出手段がビームプロファイルモニタであることを特徴とする請求項3又は4に記載のシンクロトロン加速器。

【請求項6】
シンクロトロン加速器から出射される荷電粒子ビームを制御するためのコンピュータプログラムであって、
前記荷電粒子ビームの加速器軌道上のシンクロビーム軸と前記加速器からの出射ビーム取り出し位置において直交する平面と、前記シンクロビーム軸及び前記出射ビームの軸を含む平面との交線がなす軸方向における出射ビームのずれを得るステップと、
該出射ビームの軸方向のずれに基づき、前記加速器内に設けられた電磁石により前記出射ビームの軸方向のずれを補正するステップと、
を含むことを特徴とするシンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム。

【請求項7】
前記請求項6に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006343490thum.jpg
出願権利状態 登録
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