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インパクトリベット

国内特許コード P08P006648
整理番号 E-031
掲載日 2008年12月19日
出願番号 特願2007-151711
公開番号 特開2008-303978
登録番号 特許第4972732号
出願日 平成19年6月7日(2007.6.7)
公開日 平成20年12月18日(2008.12.18)
登録日 平成24年4月20日(2012.4.20)
発明者
  • 海津 浩一
  • 木之下 広幸
  • 池田 清彦
出願人
  • 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 インパクトリベット
発明の概要

【課題】締結後のリベットの解体が容易で、接合材の分離がし易く、リサイクルに有効なばかりでなく、高い接合強度が得られ、接合部両面の美観も良好にすることができるインパクトリベットとこれを用いた接合方法を提供する。
【解決手段】インパクトリベット1は、リベット頭部1aとリベット軸部1bとで構成される。そして、接合すべき被接合材4及び5の重ね体の下面側にダイス3を配設しておき、重ね体の上方から空気圧によってインパクトリベット1を打ち込むと、リベット頭部1aは重ね体を貫通する。一方、ダイス3の凹所3a内に配置されたリベット受部2には貫通孔2aが形成されると共に、背面側に向かって開口する凹所2cが形成されており、リベット軸部1bの先端がダイス3に衝突した際にリベット受部2の凹所2cと係止段部2bによって形成された内形状に倣って変形され当該凹所2cを閉塞してかしめる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


家電製品の筐体や車両等のボディは、アルミニウム合金等の金属板により製作されており、これら金属板の接合には、抵抗スポット溶接に替わる技術として、自己穿孔型リベットにより接合するメカニカルファスナ方式による接合方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。



特許文献1には、自己穿孔型リベットによりアルミニウム合金材を接合する方法が開示されており、接合すべく重ねられたアルミニウム合金板の重ね体に対して、その上面から自己穿孔型リベットを下方向にポンチで打ち込む。自己穿孔型リベットは、例えば軟鋼製であり、その打込み前の形状は、リベット頭部とリベット軸部とで構成されている。リベット頭部の形状は、頂面が平らであって逆円錐台形を呈し、一方、リベット軸部の形状は、その中心部が下端面から円柱状部がくり抜かれて円筒形状を呈している。そして、接合すべきアルミニウム合金板の重ね体の下面にダイを配設しておき、重ね体の上方からポンチによって自己穿孔型リベットを打ち込み、ダイにより自己穿孔型リベットの軸部が、ダイの底部中心部に設けられた上向き突起部により押し拡げられて拡開し、自己穿孔型リベットはアルミニウム合金板同士を係止する。この際、ダイ側のアルミニウム合金板はリベットの打込み及び拡開に伴って塑性流動し、軸部の拡開につれてダイの内部に拡げられる。この自己穿孔型リベットにより接合された接合部は、その静的強度は抵抗スポット溶接による接合部と同等の強度を有している。



前記特許文献1においては、被接合材であるアルミニウム合金材の成分系としてJIS6000系アルミニウム合金を使用し、そのアルミニウム合金材からなる被接合材を重ね、これを自己穿孔型リベットにより接合する。その際、自己穿孔型リベットが打ち込まれることに伴い、被接合材の特定部位において厳しい塑性流動を引き起こされ、その結果、当該部位に微細な割れが発生する。そこで、自己穿孔型リベットの打込み後に、微細割れが発生しないように接合する方法も提案されている(特許文献2参照)。




【特許文献1】特開平11-33664号公報

【特許文献2】特許第3830421号公報

産業上の利用分野


本発明は、金属板等の被接合材を重ね合わせて締結するために使用するインパクトリベット(自己穿孔型リベット)とその接合方法に関するものであり、とくにリサイクルが容易なインパクトリベットを提供する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の被接合材を重ね合わせ、所望する接合位置の背面側にダイスを配置し、その正面側からリベットを被接合材に衝突させることによる衝撃力により、リベット軸を前記被接合材に貫通させると同時に、リベット軸をダイスに衝突させることにより、その軸端を変形させて前記被接合材を締結するようにした自己穿孔型のインパクトリベットにおいて、前記リベットを、リベット頭部とリベット軸とからなるリベット本体と、前記リベット軸の貫通孔と背面側に向かって開口する凹所が形成されたリベット軸受部とから構成前記被接合材を貫通し、前記リベット軸受部の貫通孔を通過したリベット軸を、前記リベット軸受部を支持するダイスに衝突させることで、前記リベット軸前記リベット受部の凹所内形状に倣って変形させ、当該凹所を閉塞することによりかしめるようにしたことを特徴とするインパクトリベット。

【請求項2】
リベット軸受部の貫通孔と開口凹所の間に係止段部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のインパクトリベット。

【請求項3】
ダイス底部に、リベット本体により打ち抜かれた被接合材が留まる衝突面が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインパクトリベットを用いた接合方法。
産業区分
  • 機械要素
  • 圧搾
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007151711thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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