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レアメタル、白金族系金属抽出剤及びレアメタル、白金族系金属抽出方法 新技術説明会

国内特許コード P08A014181
掲載日 2009年1月9日
出願番号 特願2007-122166
公開番号 特開2008-274383
登録番号 特許第5145536号
出願日 平成19年5月7日(2007.5.7)
公開日 平成20年11月13日(2008.11.13)
登録日 平成24年12月7日(2012.12.7)
発明者
  • 近藤 良彦
  • 柴山 敦
  • 濱田 文男
  • 山田 学
  • 赤間 三浩
  • 今井 貴紀
出願人
  • 国立大学法人秋田大学
発明の名称 レアメタル、白金族系金属抽出剤及びレアメタル、白金族系金属抽出方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】従来のレアメタル、白金系金属抽出剤にない全く新しい構造を有し、優れた抽出性能を有するレアメタル、白金系金属抽出剤及びそれを用いたレアメタル、白金系金属抽出方法を提供することにある。
【解決手段】本発明におけるレアメタル、白金系金属抽出剤は、化1の一般式(1)
【化1】

の環状フェノール硫化物を溶解させた溶液に数種のレアメタル、白金系金属が溶解した溶液を接触させることにより、レアメタル、白金系金属が環状フェノール硫化物溶液に移行し、レアメタル、白金系金属が抽出される。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


日本では、レアメタル及び白金系金属、例えばコバルト(Co)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、亜鉛(Zn)イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、銀(Ag)、カドミニウム(Cd)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、ネオジウム(Nd)、ユーロピウム(Eu)、テルビウム(Tb)、金(Au)、水銀(Hg)、ウラン(U)などは、触媒をはじめとして、水素貯蔵合金、電池、磁石など用途は多岐に渡っている。これら金属のほとんどは輸入に頼っており、資源の安定的な供給、環境保護の観点から、これらレアメタル及び白金系金属のリサイクルが重要な課題となっている。



現在、工場からの不良品、廃棄物、廃水等から効率的なレアメタルなど有用金属の回収方法として、廃棄されたものを酸処理などの後水溶液とし、そこからレアメタルなどを抽出する溶媒抽出法がある。その溶媒抽出の抽出剤として様々な抽出剤が販売され、利用されている。しかし、この処理のときに産出される水溶液は様々なpH・濃度条件であり、また、様々な金属種類が混在している。このような条件の水溶液から選択的に金属を抽出することは、現状では多段階的且つ様々な抽出剤を複合して使用するなど、多くの時間や多大なコストが必要である。

【特許文献1】特開平11-179104号公報

【特許文献2】特開平11-199581号公報

【特許文献3】特開2000-107505号公報

【特許文献4】特開2000-178271号公報

【特許文献5】特開2001-149884号公報

【非特許文献1】Chem. Lett., 6, 2001. Talanta 62, 337, 2004

産業上の利用分野


本発明は、工場からの不良品、廃棄物、廃水等からレアメタルなど有用金属を回収する新規なレアメタル、白金族系金属抽出剤及びレアメタル、白金族系金属抽出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1)
【化学式1】


(式中、Rは水素原子であり、Yは炭化水素基であり、Zはスルフィド基、スルフィニル基、又はスルホニル基であり、nは6である。)で表される環状フェノール硫化物を含有する、ジルコニウム及び/又はパラジウム抽出剤

【請求項2】
前記Yが、tert-ブチル基である、請求項1に記載のジルコニウム及び/又はパラジウム抽出剤。

【請求項3】
前記Zが、スルフィド基である、請求項1又は2に記載のジルコニウム及び/又はパラジウム抽出剤。

【請求項4】
ジルコニウム及び/又はパラジウムを含む溶液から、ジルコニウム及び/又はパラジウムを選択的に抽出する、請求項1~3のいずれかに記載のジルコニウム及び/又はパラジウム抽出剤。

【請求項5】
ジルコニウム及び/又はパラジウムを含む水溶液からジルコニウム及び/又はパラジウムを選択的に抽出する方法であって、
前記ジルコニウム及び/又はパラジウムを含む水溶液に、下記一般式(1)で表される環状フェノール硫化物を含有する有機溶液を接触させる工程、
【化学式1】


(式中、Rは水素原子であり、Yは炭化水素基であり、Zはスルフィド基、スルフィニル基、又はスルホニル基であり、nは6である。)
を備える、ジルコニウム及び/又はパラジウムの抽出方法。

【請求項6】
前記ジルコニウム及び/又はパラジウムを含む水溶液が、さらに、ロジウム、プラチナ、セリウム、バリウム、アルミニウム、ランタン、イットリウムからなる群から選ばれる一種以上の金属を含有する、請求項5に記載のジルコニウム及び/又はパラジウムの抽出方法。
産業区分
  • 冶金、熱処理
  • 処理操作
  • その他無機化学
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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