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医用動画像による画像診断システム

国内特許コード P08P005387
整理番号 GI-H17-56
掲載日 2009年1月16日
出願番号 特願2006-083221
公開番号 特開2007-252763
登録番号 特許第4701397号
出願日 平成18年3月24日(2006.3.24)
公開日 平成19年10月4日(2007.10.4)
登録日 平成23年3月18日(2011.3.18)
発明者
  • 藤田 廣志
  • 福岡 大輔
  • 原 武史
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 医用動画像による画像診断システム
発明の概要

【課題】超音波乳癌集団検診のような場合に特に適した医用動画像による画像診断システムであって、画像診断(読影)に際しての医師の負担を最小限にし、医師の能力が最大限に発揮できるようにする画像診断システムを提供すること。
【解決手段】被険部を撮影して医用動画を生成する医用動画像生成装置としての超音波検査装置10と、その医用動画像をフレーム毎に解析して病変部の陽性候補を自動的に検出すると共に、その陽性候補を指示するマークを画像上に付与する病変部自動検出・マーキング装置20と、その病変部自動検出・マーキング装置20によって処理された医用動画像を読影用に編集する装置であって、その医用動画像のフレームの中で病変部の陽性候補が検出されなかった一連のフレームについてフレーム数を相対的に低減して編集する読影用動画像編集装置30と、その読影用動画像を再生表示するための再生表示装置40とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


乳癌は女性の癌罹患率第1位であり、検診によるその早期発見は医療分野における主要な項目の一つとなっている。そして近年では、X線画像であるマンモグラフィによる画像診断がそれに有効な検診手段として利用が始められている。それと共にそのためのCAD(コンピュータ支援診断)システムも開発され、すでに実用化の緒についている。なお『CAD』とは、医用画像をコンピュータによって解析して病変部などを自動的に検出し、その結果を「第二の意見」として医師に提示するもので、医師とコンピュータとの共同作業で画像診断の正確度を高めることを目的としたものである。



その一方、超音波撮影による検査はリアルタイムの映像診断ができることから種々の診療分野で利用されており、乳癌検診においても有効な手段として利用されている。ただし、超音波画像は動画像であるだけに読影は実際上容易ではないこともあり、その利用はX線マンモグラフィによる一次検診の結果の確認などと言った二次的な(補助的な)意味合いのものとなっているのが現状である(参考 非特許文献3)。



しかし、超音波検診は非侵襲性でありしかも非常に簡易であるという特長を有しており(超音波検診車も可能)、若年層あるいはデンスブレストの乳癌検診手段として、更には集団検診の手段として最適な条件を備えている。そのため、乳癌検診の一次的な手段としての期待は高く、それと共に超音波画像のCADの開発も推し進められている。特許文献1、2および非特許文献1、2、4はそのCADに関している。

【特許文献1】特開2003-575号公報

【特許文献2】特開2000-126181公報

【非特許文献1】福岡大輔,原 武史,藤田広志・他:「乳房超音波断層像における腫瘤像の自動検出法」医用画像情報学会雑誌,14・3,148~154,1997

【非特許文献2】福岡大輔,原 武史,藤田広志・他:「初期輪郭の自動生成と制御点の統合を含んだ動的領域輪郭抽出法」電子情報通信学会論文誌,J81-D-II・6,1448~1451,1998

【非特許文献3】角田博子:「乳癌検診(2);超音波検診の現状と課題」映像情報 MEDICAL,33・3,253~256,2001

【非特許文献4】Karen Drukker et al,"Computerized Detection and Classification of Cancer on Breast Ultrasound1"Academic Radiology,Vol 11,5,pp。526-535, 2004

産業上の利用分野


本発明は、医用動画像を再生して読影することによって病変部の有無などを診断する画像診断システムに関し、特に、超音波による乳癌の集団検診に適した画像診断システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被険部を撮影して医用動画像を生成する医用動画像生成装置と、
前記医用動画像をフレーム毎に解析して病変部の陽性候補を自動的に検出すると共に、その陽性候補を指示するマークを画像上に付与する病変部自動検出・マーキング装置と、
前記病変部自動検出・マーキング装置によって処理された前記医用動画像を読影用に編集する装置であって、前記医用動画像のフレームの中で病変部の陽性候補が検出されなかった一連のフレームについてフレーム数を低減して編集する読影用動画像編集装置と、
前記読影用動画像を再生表示するための再生表示装置と、
を備えることを特徴とする医用動画像による画像診断システム。

【請求項2】
前記医用動画像生成装置によって生成された原医用動画像における指定されたフレーム画像をそのフレーム情報と共にプリントアウトするプリンタ装置と、
前記原医用動画像のフレーム情報と前記読影用動画像のフレーム情報との対応を示す変換テーブル手段と
を更に備えることを特徴とする請求項に記載の医用動画像による画像診断システム。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006083221thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
岐阜大学産官学連携推進本部では、岐阜大学における知的財産の創出・管理・活用のマネジメントをしています。上記の特許・技術に関心のある方は、下記問い合わせ先に整理番号とともにご相談下さい。


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