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照明システム

国内特許コード P08A014197
整理番号 DP1278
掲載日 2009年1月16日
出願番号 特願2007-086152
公開番号 特開2008-243748
登録番号 特許第5062617号
出願日 平成19年3月29日(2007.3.29)
公開日 平成20年10月9日(2008.10.9)
登録日 平成24年8月17日(2012.8.17)
発明者
  • 三木 光範
  • 廣安 知之
  • 朝山 絵美
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 照明システム
発明の概要

【課題】照明機器の発光光度を照度測定装置からの目標照度に制御するために、照明機器に対する照度測定装置の距離的な位置関係を、より正確に判断し得る照明システムを提供する。
【解決手段】各照明機器3の発光光度を、任意位置の照度測定装置5からの測定照度および目標照度に基づき、少なくとも、当該照度測定装置の測定照度に影響を与える照明機器に対して、測定照度が目標照度に近づくように且つ電力計6による消費電力も最適となるように制御する照明システムであって、照明制御装置4と照度測定装置との間でのデータの受け渡しを赤外線通信手段8にて行うようになし、照明機器に対する照度測定装置の近傍条件に基づき予め設定された複数の光度生成範囲から所定の光度生成範囲を選択するとともに、上記近傍条件を、赤外線通信手段8によるデータの取得の有・無を考慮したものである。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


例えば、展示場、図書館、会議場などの広い部屋(空間室)の天井には、非常に多くの照明機器が配置されており、通常、各照明機器の発光光度は一定値にされている。
しかし、展示場、図書館などにあっては、物品の展示位置または利用者の好みにより、要求される照度が異なる場合があり、従来、このような要求に応じるものとして、個々の照明機器または小範囲のエリア毎の照明機器の光度を、手動にて調節するものがあったが、その調節作業は、非常に面倒であるという欠点があった。



また、会議室などにあっては、照明機器の光度が決められているが、経年変化などによりその光度が低下するため、やはり、定期的に照度を測定して調節する必要があり、やはり、その作業が非常に面倒であるという欠点があった。



さらに、部屋に窓があると、差し込む日光により手元の照度が大きく変化するとともに、照明機器による発光をそれ程必要としない場合には、電力が無駄に消費されるという欠点があった。



このような欠点に対処するものとして、照明機器の発光光度による照度が目標照度に自動的に近づくように制御する照明システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。



この照明システムは、少なくとも、制御部を有する照明機器と、照明下に配置されてその照度を測定するとともに各照明機器の制御部にその照度および利用者が設定した目標照度を送信するようにした照度測定装置つまり携帯型の照度センサとが具備されたものである。



例えば、図書館を例にして説明すると、利用者がその照度センサを持って或る場所に移動すると、その照度センサから目標照度および測定照度が制御部に送信され、この制御部にて、任意の照明機器に対する照度センサの位置関係を判断するとともに、照度センサからの目標照度に近づくように、その発光光度を制御するものである。



そして、この位置関係を判断する際に、照明機器における光度の変化量と照度センサで測定された照度の変化量との類似度を考慮して行われており、具体的には、所定の光度範囲内でランダムに変化される光度の時系列データと、照度センサにより取得された照度の時系列データとの相関係数により、互いの類似度が判断されていた。



すなわち、照度センサが複数ある場合、相関係数が1に近いほど、照明機器の光度による影響を最も受けており、言い換えれば、照明機器に近い位置に存在すると判断することにより、当該判断された照明機器について、その光度による照度が、目標照度に近づくように制御が行われるとともに、照明機器から遠いものについては、その光度を減らすように制御されている。

【特許文献1】特開2006-302517

産業上の利用分野


本発明は、任意の位置で適切な照度が得られる照明システムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の照明機器と、これら各照明機器に設けられて当該各照明機器で発光させる光度を所定範囲内で変化させる複数の照明制御装置と、上記各照明機器にて消費される消費電力を計測する電力計と、上記照明機器による照度を測定し得る移動式の照度測定装置と、上記各照明制御装置、各照明機器および電力計の間でデータの受け渡しを行い得るデータ通信手段とを具備し、且つ上記照度測定装置から、その識別情報、目標照度および測定照度を出力し得るようにされた照明システムであって、
上記照明制御装置と照度測定装置との間でのデータの受け渡しを無線通信にて行うようになし、
さらに上記照明機器に対する照度測定装置の近傍条件に基づき予め設定された複数の光度生成範囲から所定の光度生成範囲を選択するとともに、
上記近傍条件を、無線通信によるデータの取得率を考慮したことを特徴とする照明システム。

【請求項2】
照明制御装置に、
所定の光度生成範囲内で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
照度測定装置から発信される識別情報、目標照度、測定照度などのデータの取得率を考慮した近傍条件に基づき、予め設定された複数の光度生成範囲から所定の光度生成範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段にて選択された光度生成範囲に基づき上記光度生成手段で生成された発光光度、当該発光光度での発光による測定照度、および照明機器の消費電力に基づき、当該生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段とを具備させた
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。

【請求項3】
複数の照明機器と、これら各照明機器に設けられて当該各照明機器で発光させる光度を所定範囲内で変化させる複数の照明制御装置と、上記各照明機器にて消費される消費電力を計測する電力計と、上記照明機器による照度を測定し得る移動式の照度測定装置と、上記各照明制御装置、各照明機器および電力計の間でデータの受け渡しを行い得るデータ通信手段とを具備し、且つ上記照度測定装置から、その識別情報、目標照度および測定照度を出力し得るようにされた照明システムであって、
上記照明制御装置と照度測定装置との間でのデータの受け渡しを無線通信にて行うようになし、
さらに上記照明機器に対する照度測定装置の近傍条件に基づき予め設定された複数の光度生成範囲から所定の光度生成範囲を選択するとともに、
上記近傍条件を、無線通信によるデータの取得率および光度変化量と照度変化量との相関係数を考慮したことを特徴とする照明システム。

【請求項4】
照明制御装置に、
所定の光度生成範囲内で変化される光度値でもって発光光度を生成する光度生成手段と、
照度測定装置から発信される識別情報、目標照度、測定照度などのデータの取得率および光度変化量と照度変化量との相関係数を考慮した近傍条件に基づき、予め設定された複数の光度生成範囲から所定の光度生成範囲を選択する光度生成範囲選択手段と、
この光度生成範囲選択手段にて選択された光度生成範囲に基づき上記光度生成手段で生成された発光光度、当該発光光度での発光による測定照度、および照明機器の消費電力に基づき、当該生成された発光光度の良否を評価するための評価値を演算する評価値演算手段とを具備させた
ことを特徴とする請求項3に記載の照明システム。

【請求項5】
無線通信として短距離無線通信を用いたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の照明システム。

【請求項6】
無線通信として赤外線通信を用いたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の照明システム。
産業区分
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007086152thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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