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層間移動式光学分割法

国内特許コード P08P006122
掲載日 2009年2月20日
出願番号 特願2007-194592
公開番号 特開2009-029741
登録番号 特許第5117784号
出願日 平成19年7月26日(2007.7.26)
公開日 平成21年2月12日(2009.2.12)
登録日 平成24年10月26日(2012.10.26)
発明者
  • 稲津 敏行
  • 鈴木 貴之
出願人
  • 学校法人東海大学
発明の名称 層間移動式光学分割法
発明の概要

【課題】互いに混じらない二層を形成する溶媒間におけるジアステレオマーの性質の違いを利用することによって、結晶化に頼ることなく、従来法よりも簡便な光学分割方法を提供する。
【解決手段】本発明は、二層を形成する2つの液体の一方に光学分割剤を溶解させ、他方の液体に溶解している一対の光学異性体の片方を、該二層の界面を経由して他層側に抽出する光学分割方法を特徴とする。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


サリドマイド禍を引例するまでもなく、近年、光学活性体が医薬、農薬、有機材料など幅広い分野でその重要性が高まり、様々な形で利用されるようになってきている。その光学活性体を製造する不斉合成法の発達があると同時に、古くから知られている、光学活性体の分離方法である光学分割法が重要な技術として利用されている。光学分割には、光学活性な担体を用いる特許文献1に記載のクロマトグラフィー法とともに、光学分割剤を用いる方法が多用されている。その方法の多くは、ラセミ混合物をジアステレオマーに誘導して分割するもので、特許文献2に記載のいわゆる優先晶出させる方法が一般的である。すなわち、目的とする化合物のエナンチオマー混合物と、光学活性な分割剤を反応させて得られるジアステレオマーの結晶性の違いを利用している。この方法では、結晶化するかどうかが、最大の問題点であり、結晶性に優れた多くの光学分割剤が開発されてきている。しかし、目的のジアステレオマーが結晶化するかどうかは、トライアンドエラー型の予備試験や、経験に基づく方法でのみ決定される。

【特許文献1】特開2002-105052号公報

【特許文献2】特開2002-30032号公報

産業上の利用分野


本発明は、光学分割方法に関し、さらに詳しくは、特定の光学分割剤を使用することによって、効率的に片方の光学異性体を二層間抽出する光学分割方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
二層を形成する2つの液体の一方に光学分割剤を溶解させ、他方の液体に溶解している一対の光学異性体の片方を、該二層の界面を経由して他層側に抽出する光学分割方法であって、
前記二層を形成する2つの液体のうち、前記光学分割剤を溶解させる液体が、フルオラス溶媒であり、前記光学分割剤が、下記式(1)で表されるアシル基を有する誘導体であることを特徴とする光学分割方法。
【化学式1】



【請求項2】
前記光学分割剤が、アミノ基を上記式(1)で表されるアシル基で置換されたアミノ酸である、請求項に記載の光学分割方法。

【請求項3】
前記光学異性体が、アミンである、請求項1または2に記載の光学分割方法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ライセンスご希望の方、またシーズの詳細に関することについては、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせくださいますよう,お願い申し上げます。


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