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コロイダル金属含有漆系塗料及び漆塗装材 実績あり

国内特許コード P08A014343
整理番号 2004-P19
掲載日 2009年3月27日
出願番号 特願2005-517939
登録番号 特許第3894225号
出願日 平成17年2月8日(2005.2.8)
登録日 平成18年12月22日(2006.12.22)
国際出願番号 PCT/JP2005/001809
国際公開番号 WO2005/078031
国際公開日 平成17年8月25日(2005.8.25)
優先権データ
  • 特願2004-039143 (2004.2.17) JP
発明者
  • 宮腰 哲雄
  • 永瀬 喜助
出願人
  • 明治大学
発明の名称 コロイダル金属含有漆系塗料及び漆塗装材 実績あり
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】天然の漆液(うるし)は油中水滴型のエマルションであり、ウルシオール(脂質成分)、ゴム質(多糖)、含窒素物(糖蛋白)、ラッカーゼ(酵素)及び水で構成されている。漆液の化学については、多くの報告があり、非特許文献1~4の報告が含まれる。生漆エマルションの水滴粒径は約10マイクロメータ(μm)であるが、「ナヤシ」によるかき混ぜて練る操作及び「クロメ」による加熱処理をして水分を低減した精製漆の平均水滴粒径は約1μmである。これを塗膜にして高湿度の漆室中に静置すると、水滴中に含まれるラッカーゼ酵素がウルシオールを酸化し、ウルシオールキノンの生成、ジベンゾフランの生成、キノン-オレフィン付加重合物の生成などが進行する。また、これらの反応による抗酸化力の減少により側鎖の不飽和結合の自動酸化反応も進行し、乾燥硬化した漆塗膜が得られる(図1及び2の反応スキームを参照のこと;側鎖の自動酸化反応は、実際には、ウルシオールオリゴマーやウルシオールポリマーの状態で進行する。)。 漆塗膜はふっくら感、しっとり感、深み感などの高級感を発現し数千年の保存に耐えることは周知の事実であるが、エマルションの分散粒径が比較的大きいために塗膜の光沢は低くなる。このために重合荏油やロジン変性重合亜麻仁油などを混合したり、乾燥塗膜表面の水研ぎ、胴刷りによる蝋色仕上げにより漆塗膜に光沢を付与することが行われている。
【非特許文献1】永瀬喜助、神谷幸男、木村徹、穂積賢吾、宮腰哲雄、日化、No.10, 587(2001)
【非特許文献2】永瀬喜助、神谷幸男、穂積賢吾、宮腰哲雄、日化、No.3, 377(2002)
【非特許文献3】永瀬喜助著、「漆の本」(研成社)昭和61(1986)年9月発行
【非特許文献4】宮腰哲雄、永瀬喜助、吉田孝編・著「漆化学の進歩」、(株式会社アイピーシー)平成12(2000)年5月発行
産業上の利用分野 本発明は漆系塗料(Rhus Lacquer, Urushi Lacquer, Oriental Lacquer)に関し、さらに詳しくは、天然産の生漆液と金コロイド溶液や銀コロイド溶液などの貴金属コロイド溶液等を混合した漆系塗料またはこの塗料を混練し脱水精製して得られる精製漆系塗料に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 天然産の生漆又は精製漆、および 金属コロイド粒子を含有することを特徴とする 漆系塗料。
【請求項2】 精製漆および貴金属コロイド粒子の混合物であって、平均水滴粒径が0.1~3μmである請求項1記載の漆系塗料。
【請求項3】 精製漆が無油透漆又は有油透漆である請求項1又は2記載の漆系塗料。
【請求項4】 金属コロイド粒子が金コロイド粒子、銀コロイド粒子又は白金族コロイド粒子よりなる群より選ばれた貴金属コロイド粒子である請求項1~3いずれか1つに記載の漆系塗料。
【請求項5】 金属コロイド粒子が金コロイド粒子または銀コロイド粒子である請求項1~4いずれか1つに記載の漆系塗料。
【請求項6】 顔料分散安定剤により分散安定化された金属コロイド粒子である請求項1~5いずれか1つに記載の漆系塗料。
【請求項7】 有機酸を加えることにより塗料のpHを4~5に調節した請求項1~6いずれか1つに記載の漆系塗料。
【請求項8】 アルコキシシラン類を添加した請求項1~6いずれか1つに記載の漆系塗料。
【請求項9】 請求項1~8いずれか1つに記載の漆系塗料で塗装された漆塗装材。
【請求項10】 木製品又はガラス製品である請求項9記載の漆塗装材。
産業区分
  • 塗料・接着剤
  • 高分子化合物
  • その他有機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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