TOP > 国内特許検索 > 油溶性キトサン誘導体およびその製造方法、並びに油溶性キトサン誘導体を含む組成物

油溶性キトサン誘導体およびその製造方法、並びに油溶性キトサン誘導体を含む組成物

国内特許コード P08P006650
整理番号 E-039
掲載日 2009年3月27日
出願番号 特願2007-227132
公開番号 特開2009-057498
登録番号 特許第5207165号
出願日 平成19年8月31日(2007.8.31)
公開日 平成21年3月19日(2009.3.19)
登録日 平成25年3月1日(2013.3.1)
発明者
  • 馬場 由成
出願人
  • 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 油溶性キトサン誘導体およびその製造方法、並びに油溶性キトサン誘導体を含む組成物
発明の概要

【課題】キトサンにエーテル結合を介してアルキル基を導入することによって、有機溶媒への優れた溶解性を備え、しかも化学的に安定なキトサン誘導体およびその製造方法、並びに当該キトサン誘導体を含む組成物を提供する。
【解決手段】キトサン骨格中に少なくとも1以上のアルキル基を含有し、当該アルキル基の少なくとも1以上は、エーテル結合によってキトサン骨格に導入されているキトサン誘導体。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


キチンの脱アセチル化物であるキトサンは、反応性の高い第1級アミノ基をC2位に有しているため、イオン交換体、広範囲の重金属吸着剤、各種酸性物質(核酸、エンドトキシンなど)の除去剤、カチオン系活性汚泥凝集剤、人工皮膚等として広く用いられている。



一方、キトサンは酸性条件下でしか水や有機溶媒に溶解しないため、加工が困難であるという問題点がある。これまでに、有機溶媒への溶解性を改善したキトサン誘導体としては、C2位にエステル結合を用いてアルキル基やベンゾイル基を導入し、有機化合物と相互作用する機能を持たせたキトサン誘導体が開発されている(例えば、非特許文献1)。その他にも、キトサン骨格にアルキル基を導入したキトサン誘導体(以下、「アルキル基導入キトサン誘導体」という)であって、当該アルキル基がエステル結合を用いてキトサン骨格に導入されているキトサン誘導体がいくつか開示されている(例えば、特許文献1~3)。

【特許文献1】特開2005―247907号公報(平成17(2005)年9月15日公開)

【特許文献2】特開2007―119533号公報(平成19(2007)年5月17日公開)

【特許文献3】特表2006―503933号公報(平成18(2006)年2月2日公開)

【非特許文献1】キチン・キトサン研究,6(2000),90

産業上の利用分野


本発明は、キトサンにエーテル結合を介してアルキル基を導入することによって合成される油溶性キトサン、油溶性キトサン誘導体およびこれらの製造方法、並びに油溶性キトサン誘導体を含む組成物に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
キチンをピリジンで洗浄する第一の工程と、
当該洗浄後のキチンをハロゲン化アルキルと反応させることによって、エーテル結合によってキトサン骨格に少なくとも一つのアルキル基を導入し、アルキルキチンを合成する第二の工程と、
当該アルキルキチンを脱アセチル化する第三の工程と、を含むことを特徴とするキトサン誘導体の製造方法。

【請求項2】
キトサンをピリジンで洗浄する第一の工程と、
当該洗浄後のキトサンのアミノ基に、保護基を結合させることによって、アミノ基を保護したキトサンを合成する第二の工程と、
上記アミノ基を保護したキトサンとハロゲン化アルキルとを反応させ、エーテル結合によってキトサン骨格に少なくとも一つのアルキル基を導入する第三の工程と、を含むことを特徴とするキトサン誘導体の製造方法。
産業区分
  • 高分子化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007227132thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close