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細胞への伸展刺激負荷デバイス 新技術説明会

国内特許コード P09P006370
整理番号 IP509
掲載日 2009年7月24日
出願番号 特願2008-003220
公開番号 特開2009-159925
登録番号 特許第4931017号
出願日 平成20年1月10日(2008.1.10)
公開日 平成21年7月23日(2009.7.23)
登録日 平成24年2月24日(2012.2.24)
発明者
  • 佐藤 克也
  • 南 和幸
  • 下野 晃裕
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 細胞への伸展刺激負荷デバイス 新技術説明会
発明の概要

【課題】
細胞が力学的刺激を受けたとき、どのような応答を示すかを1細胞レベル、或いはサブセルラーレベルでの観察を可能にする細胞伸展刺激負荷デバイスを提供する。
【解決手段】
弾性部材で構成された細胞観察用チャンバーをリンク機構により両側から、同じ力で同じ距離だけ引き伸ばす機構を透明基板上に1個又は複数個固定したディスポーザブルの細胞伸展刺激負荷デバイス。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


力学的刺激の負荷が細胞の機能調節や分化誘導に重要なシグナルとなっているといわれている。再生医療で所望の組織を細胞群から再形成させるためには、生化学的シグナルによる誘導のみではなく、力学的刺激の適切な負荷による誘導が効果的な補助作用を果たすと考えられている。しかしながら、細胞が力学的刺激を負荷された際の感知・応答機構は未解明な点が多く、力学的刺激を負荷された細胞の応答を観察するためのデバイスが種々提案されている。これらのデバイスの多くは、弾性を有するポリマーシート上に播種し、ポリマーシート上で細胞を培養した後、ポリマーシートを伸展することにより、該シート上に付着している細胞に伸展刺激負荷を与える手段が用いられている。



例えば、シートの両端をクランプで挟持し、該クランプの一方は基板に固定し、他方のクランプは牽引装置に接続し、伸展する装置(特許文献1)や、シリコンゴム等の弾性を部材で環状にベルトを形成し、2本のロッドを挿入し、一方は基板に固定し、他方は前進、後退可能なアームに固定し、アームの動きによりベルト状弾性部材を延伸したり、元へ戻したりする装置(特許文献2)等が提案されている。



しかしながら既存の細胞伸展刺激負荷装置は、一般的に機構部品を組み合わせて製作するため装置が大型化し、数センチ乃至数十センチ以下の小型化は不可能であった。更に顕微鏡による観察下に伸展を行う場合、伸展に伴い、観察すべき細胞が移動して視野からはずれるため、観察対象を移動し視野に戻す必要があり、伸展や移動により焦点も合わなくなることが多く、これらの調整に手間取り、不便であったばかりでなく、伸展時又はその直後の細胞内の変化を観察することができないという問題もあった。

【特許文献1】特開2007-54034号公報

【特許文献2】特開平10-155475号公報

産業上の利用分野


本発明は、培養細胞に伸展刺激負荷を与える装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
透明基板上に、平行して固定された2個の支点軸に、それぞれ一端が回動可能に取り付けられた一対の伸展用アームの他端は、弾性部材で構成された細胞観察用チャンバーで連結されており、前記両伸展アームの支点側の対向する位置に動作用突起部が付設されており、更に透明基板に固定されたガイドに従って摺動する動作桿によって前記両動作突起部を同時に押す機構を有する細胞伸展刺激負荷デバイス。

【請求項2】
請求項1記載の細胞伸展刺激負荷デバイスであって、一枚の透明基板上に複数のデバイスが設置されていることを特徴とする細胞伸展刺激負荷デバイス。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008003220thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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