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光学活性ピペリジン誘導体の製造方法 コモンズ

国内特許コード P09P006315
整理番号 E076P96
掲載日 2009年8月28日
出願番号 特願2008-034250
公開番号 特開2009-191026
登録番号 特許第5089423号
出願日 平成20年2月15日(2008.2.15)
公開日 平成21年8月27日(2009.8.27)
登録日 平成24年9月21日(2012.9.21)
発明者
  • 小林 修
  • ヴァーツラフ ユルチーク
  • 山下 恭弘
  • 新井 謙三
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光学活性ピペリジン誘導体の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】脂肪族イミンを反応基質とし、光学活性ニオブ触媒を用いた不斉アザディールス-アルダー反応による高エナンチオ選択的な光学活性ピペリジン誘導体の製造法の提供。
【解決手段】光学活性ニオブ触媒と、イミダゾール誘導体と、モレキュラーシーブスとの存在下、反応基質として相当するダニシエフスキージエンと、反応基質として次式(II)



(R5は置換基を有していてもよい飽和炭化水素基、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、又は置換基を有していてもよい複素環基;R6~R9は水素原子、炭化水素基、又はアルコキシ基)で表わされるイミンとを反応させ、光学活性ピペリジン誘導体を得る。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


従来から、光学活性なピペリジン類やテトラヒドロキノリン類などの複素環化合物の合成方法として、不斉アザ ディールス-アルダー反応が有用な手法であると考えられている。なかでも、一般に高価な不斉源の必要量が少なく、かつ適用範囲の広い、触媒量の不斉源を用いたエナンチオ選択的な不斉アザ ディールス-アルダー反応の実用的な手法の開発が急がれている。
このようなことから、本発明者らは、触媒量の不斉源で光学活性ピペリジン類をエナンチオ選択的に得られる技術を提案した(特許文献1参照)。この技術は、ジルコニウム、ハフニウムまたはチタンを中心金属とする光学活性なルイス酸触媒の存在下、出発原料であるアルジミン化合物とダニシエフスキージエンとを反応させるものである。
一方、本発明者らは、イミンやヒドラゾンにケイ素エノラートを不斉求核付加反応させる際の触媒として、5価のニオブ化合物と光学活性なビナフトール誘導体を含むトリオールとを混合したものを提案した(特許文献2参照)。



【特許文献1】
特許第3691235号公報
【特許文献2】
国際公開WO2005/84803号パンフレット

産業上の利用分野


この発明は、例えば光学活性医薬品等の中間体として好適に使用できる光学活性ピペリジン誘導体の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Nbアルコキシドで表される5価のニオブ化合物と(R)-体又は(S)-体からなり光学活性なビナフトール誘導体を含むトリオールとを混合してなる光学活性ニオブ触媒と、N-メチルイミダゾールと、モレキュラーシーブスとの存在下、
反応基質として次式(I)
【化1】


(R1,R3はそれぞれ炭化水素基であり、R3は互いに同一でも異なっていてもよく;R2,R4はそれぞれ水素原子または炭化水素基)で表わされるダニシエフスキージエンと、
反応基質として次式(II)
【化2】


(R5は置換基を有していてもよい飽和炭化水素基、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、又は置換基を有していてもよい複素環基;R6~R9は水素原子、炭化水素基、又はアルコキシ基)で表わされるイミンとを反応させ、
次式(III)
【化3】


で表わされる光学活性ピペリジン誘導体を得る光学活性ピペリジン誘導体の製造方法であって、
前記トリオールは式V
【化5】


(式中、R10はH、Et、i-Pr(イソプロピル)、t-Bu(tert-ブチル)、シクロヘキシルの群から選ばれる1種、nは0または1を表す)で表される光学活性ピペリジン誘導体の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 小林高機能性反応場プロジェクト 領域
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