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HCV陽性肝細胞癌の発癌・再発に関連する遺伝子

国内特許コード P09S000227
整理番号 NUBIC-2005JP0036
掲載日 2009年9月18日
出願番号 特願2007-531031
登録番号 特許第5299885号
出願日 平成18年8月11日(2006.8.11)
登録日 平成25年6月28日(2013.6.28)
国際出願番号 JP2006316204
国際公開番号 WO2007020990
国際出願日 平成18年8月11日(2006.8.11)
国際公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
優先権データ
  • 特願2005-234915 (2005.8.12) JP
発明者
  • 江角 真理子
  • 高山 忠利
  • 高木 恵子
  • 安田 秀世
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 HCV陽性肝細胞癌の発癌・再発に関連する遺伝子
発明の概要

本発明は、慢性肝炎を伴うHCV陽性肝細胞癌の早期再発に関連する遺伝子をスクリーニングする方法であって、慢性肝炎を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発早期症例及び再発遅延症例の非癌部における遺伝子の発現量をそれぞれ測定し、前記再発遅延症例よりも前記再発早期症例において発現が亢進している遺伝子を選択することを特徴とする、前記方法に関する。本発明により、肝細胞癌の再発に関連する遺伝子を提供することができる。

従来技術、競合技術の概要


日本人では、肝細胞癌の80%がC型慢性肝炎、またはそれに続く肝硬変を母地に発症すると推定されている(Kiyosawa K, Umemura T, Ichijo T, Matsumoto A, Yoshizawa K, Gad A, Tanaka E. Hepatocelular carcinoma: recent trends in Japan. Gastroenterology 2004; 127: S17-26.)。C型肝炎ウイルス(HCV)に感染後20~30年を経て発癌に至るが、その発癌機序は未だ不明な点が多い。肝細胞癌の治療法として肝細胞癌切除術が確立しているが、術後2年以内の再発率は50%と高く、極めて予後が悪いことが知られている(Makuuchi M, Takayama T, Kubota K, Kimura W, Midorikawa Y, Miyagawa S, Kawasaki S. Hepatic resection for hepatocellular carcinoma -- Japanese experience. Hepatogastroenterology 1998;45:S1267-1274.)。残肝における肝細胞癌の再発は、初発肝細胞癌と同様のメカニズムであると考えられるが、その予後因子については分子レベルで明らかになってはいない(Poon RT, Fan ST, Ng IO, Lo CM, Liu CL, Wong J. Different risk factors and prognosis for early and late intrahepatic recurrence after resection of hepatocellular carcinoma. Cancer 2000; 89: 500-507)。

産業上の利用分野


本発明はHCV陽性肝細胞癌の発癌・再発に関連する遺伝子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
肝硬変を伴わず慢性肝炎を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発検査を補助する方法であって、
配列番号1~配列番号97のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子のプローブを搭載したマイクロアレイを用い、
採取した非癌部組織において、
配列番号1~配列番号52および配列番号66~88のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子の発現量が亢進する場合、慢性肝炎を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発は術後3年以上経過後であると予想し、
配列番号53~配列番号65および配列番号89~97のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子の発現量が亢進する場合、慢性肝炎を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発は術後36カ月以内であると予想する、
前記方法。

【請求項2】
肝硬変を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発検査を補助する方法であって、
配列番号98~配列番号115のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子のプローブを搭載したマイクロアレイを用い、
採取した非癌部組織において、
配列番号98~配列番号107のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子の発現量が亢進する場合、肝硬変を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発は術後3年以上経過後であると予想し、
配列番号108~配列番号115のいずれかで表される塩基配列を含有する遺伝子からなる群から選択される1以上の遺伝子の発現量が亢進する場合、肝硬変を伴うHCV陽性肝細胞癌の再発は術後12カ月以内であると予想する、
前記方法。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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