TOP > 国内特許検索 > 硬軟試験方法、硬軟試験装置、及び硬軟測定装置

硬軟試験方法、硬軟試験装置、及び硬軟測定装置

国内特許コード P09A014617
整理番号 NUBIC-2007000045
掲載日 2009年9月18日
出願番号 特願2007-217367
公開番号 特開2009-052912
登録番号 特許第5046207号
出願日 平成19年8月23日(2007.8.23)
公開日 平成21年3月12日(2009.3.12)
登録日 平成24年7月27日(2012.7.27)
発明者
  • 横田 理
  • 長尾 光雄
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 硬軟試験方法、硬軟試験装置、及び硬軟測定装置
発明の概要

【課題】相対的に柔らかな表層下部に存在する下層52(筋肉など)の硬軟を評価することを可能とする。
【解決手段】測定対象物50の表面に接触圧子を押し付け、その接触圧子に負荷する押込荷重Wと接触圧子の押込深さxを使用して測定対象物50の硬軟を評価する。予め設定した荷重設定Wでの、押込深さxの変化Δxに対する押込荷重Wの変化ΔWの割合で表される傾きθの値によって硬軟を評価する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


少なくとも表層部側が粘弾性体からなる測定対象物の硬軟を測定するための、従来の硬軟測定装置としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されるものがある。
すなわち、接触圧子を軸方向に移動可能に支持すると共に、その接触圧子が軸方向にバネ部材によって付勢されて構成される。そして、その接触圧子の変位量や押込荷重によって硬度を測定して測定対象物表層の硬軟を評価している。



例えば、一般に市販されているポータブルまたは簡易な筋硬度計は、接触圧子にバネ部材による与圧を掛け、測定対象物表面に押し付けた際における、接触圧子の変位や与圧の変化を数値化して測定するものであり、接触圧子が完全に加圧盤まで押込まれた場合を「数値100」とした指標で筋肉の弾性、筋肉の硬軟として評価している。
なお、押込荷重の大きさが一定でないと誤差が大きく再現性が劣るため、自重で荷重を掛けて計測する装置もある。

【特許文献1】特開2004-85548号公報

【特許文献2】特開2006-329935号公報

産業上の利用分野


本発明は、健康管理や品質管理などの目的で、筋肉の疲労やコリの状況を評価したり、高分子材料や食品などの弾性、硬軟、柔らかさなどを評価したり、家畜や水産物等の生育、成育度、鮮度などを評価したりするために、測定対象物の硬軟を評価、測定する硬軟試験方法及び硬軟測定装置に関する技術分野である。特に、表層部とその下に存在する下層とを備え、表層部が下層よりも柔らかい測定対象物における、下層の硬軟評価に有効な硬軟試験方法及び硬軟測定装置に関する技術分野である。

特許請求の範囲 【請求項1】
測定対象物の表面に接触圧子を押し付け、その接触圧子に負荷される押込荷重と接触圧子の押込深さから測定対象物の硬軟を評価する硬軟試験方法であって、
上記測定対象物は、硬軟の異なる複数層から構成され、表層の下部に当該表層よりも弾性係数が大きな測定層を有し、その測定層の硬軟を評価対象とし、
予め設定した設定押込荷重となったときの、単位時間当たりの押込深さの変化に対する押込荷重の変化で表される傾きの値によって硬軟を評価することを特徴とする硬軟試験方法。

【請求項2】
硬軟の異なる複数層から構成され、表層の下部に当該表層よりも弾性係数が大きな測定層を有する測定対象物の表面に接触圧子を押し付け、その接触圧子に負荷する押込荷重と接触圧子の押込深さとに基づき、単位時間当たりの押込深さの変化に対する押込荷重の変化で表される傾きを求め、予め設定した設定傾きの値になったときの押込荷重の値によって上記測定層の硬軟を評価することを特徴とする硬軟試験方法。

【請求項3】
硬軟の異なる複数層から構成され且つ表層の下部に当該表層よりも弾性係数が大きな測定層を有する測定対象物の表面に接触圧子を押し付け、その接触圧子に負荷される押込荷重と接触圧子の押込深さから上記測定層の硬軟を評価するための硬軟試験装置であって、
軸方向に進退可能に装置本体に支持されて測定対象物表面に先端部を接触可能な接触圧子と、上記装置本体に対する接触圧子の相対変位量を検出する相対変位検出手段と、上記接触圧子に負荷される荷重を検出する荷重検出手段と、上記相対変位検出手段及び荷重検出手段の検出信号に基づき、相対変位の変化に対する荷重の変化の割合で表される傾きを算出すると共に、予め設定された設定荷重となったときの上記傾きを算出する演算装置とを、備えることを特徴とする硬軟試験装置。

【請求項4】
測定対象物の表面に接触させる当接部及びその当接部に先端部を連結した棒状部からなる接触圧子と、上記接触圧子を中空部に配置して当該接触圧子を軸方向に案内する内筒体と、その内筒体外径面側に入れ子状に配置されて内筒体に対し上記軸方向へ進退可能に支持される外筒体と、上記内筒体と外筒体との間に介装されて上記軸方向に弾性力を発生して内筒体に対し外筒体が離れる方向へ相対的に付勢するバネ部材からなる位置決め手段と、上記外筒体の中空部内で上記棒状部の後端部に連結して接触圧子に負荷されている荷重を検出する荷重検出手段と、外筒体の中空部内でその荷重検出部を上記軸方向に移動可能に案内する荷重検出部案内手段と、上記荷重検出部と外筒体の底部との間に介在されて上記軸方向に弾性力を発生する第2バネ部材と、上記内筒体に対する上記軸方向への接触圧子の相対変位量を検出する相対変位検出手段と、備えることを特徴とする請求項3に記載した硬軟測定装置。

【請求項5】
上記外筒体の底部は、その外径面が外筒体の筒部内径面に対して螺合によって固定される円柱状のプラグ部材であって、外筒体の内径面に対する軸方向位置を調整可能となっていることを特徴とする請求項4に記載した硬軟測定装置。
産業区分
  • 試験、検査
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007217367thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC,ニュービック)は,技術移転機関と知的財産本部の機能を兼ね備えた日本大学の産学連携の窓口です。
NUBICは,日本大学全教職員や大学院生・学部学生の豊富なアイデアや研究成果を,知的財産として戦略的に創出・保護・管理し,産業界のニーズとのマッチングを図り,企業の研究開発,新製品開発,新規事業の立上げが円滑に行われるようサポートいたします。
お気軽にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close