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液晶組成物及びスイッチング素子

国内特許コード P09A014666
掲載日 2009年10月1日
出願番号 特願2007-333743
公開番号 特開2009-155416
登録番号 特許第5283254号
出願日 平成19年12月26日(2007.12.26)
公開日 平成21年7月16日(2009.7.16)
登録日 平成25年6月7日(2013.6.7)
発明者
  • 坂口 謙吾
  • 岩端 一樹
  • 中林 匡
  • 内山 幸伸
  • 小林 駿介
  • 井上 勝
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 液晶組成物及びスイッチング素子
発明の概要

【課題】誘電率の変化を利用した新規なスイッチング素子及びそれに用いられる液晶組成物の提供。
【解決手段】基板1A及び基板1Bと、電極2A及び電極2Bと、配向膜3A及び配向膜3Bと、配向膜3A及び配向膜3Bとの間に形成された液晶組成物を含む液晶層4と、電極2A及び電極2Bに接続され、所定周波数の電圧を液晶層4に印加する電源8と、電源8による印加電圧及び周波数を制御する制御部9と、を備えたスイッチング素子。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


液晶は厳密には結晶と液体の中間状態のうち、粒子の方向の何らかの秩序は保っているものの、3次元的な位置の秩序を失った状態である。もともと液晶という名称は、液体(Liquid)の流動性と結晶(Crystal)の異方性を合わせ持つことに由来する。今日、この液晶を応用した機器は、コンピュータ用モニター・テレビ・携帯電話などのモバイル機器の表示等、広く世の中に浸透している。



近年、液晶内に添加物を加えることで、液晶に新たな機能を付加して電子工学的に利用する研究が行われている。例えば加藤等は、液晶にアミノ酸誘導体を添加することで液晶の特性を変化させる報告をしている(例えば、非特許文献1乃至6参照)。具体的には、アミノ酸誘導体同士の相互作用によりネットワーク状の集合体を形成し、ソフトなゼリー状の液晶ゲルを調製する。この液晶ゲルには、電界に対する応答速度の高速化や、高コントラストなどといった高機能性を新たに付加できることが確認されている。



また、小林等は、液晶中に液晶分子又は液晶様分子で保護された金属ナノ粒子を分散添加することにより電気光学応答に広範囲の周波数依存性を持たせることを可能とした。さらに、印加電界の周波数を切り替えることにより高速の電気光学応答が得られることを報告している(例えば、非特許文献7乃至9並びに特許文献1及び2参照)。

【非特許文献1】N. Mizoshita et al., Adv. Funct. Mater., 13, 313(2003).

【非特許文献2】Y. Suzuki et al., J. Mater. Chem., 13, 2870(2003).

【非特許文献3】N. Mizoshita et al., Mol. Cryst. Liq. Cryst., 409, 175(2004).

【非特許文献4】T. Kato, Science, 295, 2414(2002).

【非特許文献5】N. Mizoshita et al., J. Mater. Chem., 12, 2197(2002).

【非特許文献6】N. Mizoshita et al., Adv. Mater., 11, 392(1999).

【非特許文献7】J. Thisayukata et al., Jpn. J. Appl. Phys., 41, 5430(2004).

【非特許文献8】Y. Shiraishi et al., Appl. Phys. Lett., 81, 2845(2002).

【非特許文献9】H. Yoshikawa et al., Jpn. J. Appl. Phys., 41, L1315(2002).

【特許文献1】特開2003-149683号公報

【特許文献2】特開2004-347618号公報

産業上の利用分野


本発明は、スイッチング素子及び該スイッチング素子に用いられる液晶組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
シアノビフェニル類、コレステリルエステル類、炭酸エステル類、フェニルエステル類、シッフ塩基類、ベンジジン類、アゾキシベンゼン類及び液晶高分子からなる群より選択される少なくとも一種の液晶と、ポリヌクレオチドと、を少なくとも含み、前記ポリヌクレオチドの濃度が、5.5x10-3質量%以上5.5x10-1質量%以下である液晶組成物。

【請求項2】
前記液晶が、シアノビフェニル類である請求項1に記載の液晶組成物。

【請求項3】
前記ポリヌクレオチドの長さが、7塩基以上1000塩基以下である請求項1に記載の液晶組成物。

【請求項4】
600nmにおける吸光度が0.1以下である請求項1に記載の液晶組成物。

【請求項5】
対向する一対の電極と、
これら電極の対向する内側面にそれぞれプレティルト角を伴って設けられた配向膜と、
これら一対の配向膜の間に形成された請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の液晶組成物を含む液晶層と、
前記電極に接続され、所定周波数の電圧を前記液晶層に印加する印加手段と、
前記印加手段による印加電圧及び周波数を制御する制御手段と、
を備えたスイッチング素子。
産業区分
  • その他無機化学
  • 光学装置
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007333743thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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