TOP > 国内特許検索 > カルボニル化合物の製造方法

カルボニル化合物の製造方法 コモンズ

国内特許コード P09P006319
整理番号 E076P110
掲載日 2009年10月1日
出願番号 特願2008-059202
公開番号 特開2009-215203
登録番号 特許第5077795号
出願日 平成20年3月10日(2008.3.10)
公開日 平成21年9月24日(2009.9.24)
登録日 平成24年9月7日(2012.9.7)
発明者
  • 小林 修
  • 永野 高志
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 カルボニル化合物の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】従来の塩化鉄(III)触媒に用いた酸化反応(Synth.Catal.2007,349,861)を更に改良し、水中における温和な条件で、アルカン化合物を酸化して対応するケトン化合物を高収率で合成するための方法とそのための触媒を提供する。
【解決手段】水中で、酸素架橋二核酸化鉄(III)触媒(J.Am.Chem.Soc.1997,119,8652)及び酸化剤の存在下で、下記一般式R-CH-R(式中、R及びRの少なくとも一方は芳香族基を表す。)で表されるアルカン化合物を酸化して、下記一般式R-CO-R(式中、R及びRは、上記と同様に定義される。)で表されるカルボニル化合物を製造する方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


鉄塩及び過酸化物の組み合わせによるアルカン類の酸化反応は Gif システムとして古くから知られているが、ピリジン溶媒や酸添加物の使用が必須であり、またベンジル位酸化の研究例は少ない。近年、塩化鉄(III)を触媒に用いる t-ブチルヒドロペルオキシドを酸化剤とするアリールアルカンのベンジル位酸化が報告されているが、やはりピリジン溶媒及び高温を必要とし、活性化されていない単純なアリールアルカンの場合、収率は極めて低いという問題があった(非特許文献1)。
また、本発明で触媒として利用した鉄イオン-長鎖アルキル硫酸イオンからなる錯体については、合成方法、その構造、及び界面活性剤としての用途が知られていた(非特許文献2)。



【非特許文献1】
Synth. Catal. 2007, 349, 861
【非特許文献2】
J. Am. Chem. Soc. 1997, 119, 8652

産業上の利用分野


この発明は、アルカン化合物を酸化してカルボニル化合物を製造する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水中で、下記一般式
FeO(OSOR
(式中、Rは、直鎖又は分岐の炭素数が8~20の炭化水素基を表す。)で表される酸素架橋二核鉄(III)触媒及び酸化剤の存在下で、下記一般式
-CH-R
(式中、R及びRは、同じであっても異なってもよく、少なくとも一方は、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基又は芳香族複素環基を表し、残余は、置換基を有していてもよい、アルキル基、シクロアルキル基又はアルケニル基を表し、R及びRは、共に、ヘテロ原子を含んでもよい5又は6員環を形成してもよい。)で表されるアルカン化合物を酸化することから成る、下記一般式
-CO-R
(式中、R及びRは、上記と同様に定義される。)で表されるカルボニル化合物の製造方法。

【請求項2】
及びRの少なくとも一方が置換基を有していてもよいアリール基である請求項1に記載の製造方法。

【請求項3】
下記一般式
FeO(OSOR
(式中、Rは、直鎖又は分岐の炭素数が8~20の炭化水素基を表す。)で表される、アルカン化合物を酸化して対応するケトン化合物を合成するための触媒。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

24074_01SUM.gif
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 小林高機能性反応場プロジェクト 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close