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心音周波数解析装置 新技術説明会

国内特許コード P09P006372
整理番号 H18-263
掲載日 2009年10月23日
出願番号 特願2008-090594
公開番号 特開2009-240527
登録番号 特許第5207174号
出願日 平成20年3月31日(2008.3.31)
公開日 平成21年10月22日(2009.10.22)
登録日 平成25年3月1日(2013.3.1)
発明者
  • 江 鐘偉
  • 崔 三晋
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 心音周波数解析装置 新技術説明会
発明の概要

【課題】
心音データを周波数解析して、自動的に異常心音や心臓疾患の解析が行うことができる、心音周波数解析装置及び方法を提供する。
【解決手段】
人体から収集した心音聴診データを解析して、心臓疾患を解析する心音解析装置であって、心音聴診データから第1音及び第2音を含む1心音周期分を1周期心音データとして切り出す手段31と、1周期心音データをスペクトルパワー密度データに変換する手段32と、スペクトルパワー密度データにおいて信号強度が最大になる周波数Fmaxを求める手段33と、スペクトルパワー密度データにおいて、複数個の信号強度閾値THV(i=1~n)を設定して、それぞれのTHVに対する周波数幅Fwidthを求める手段33と、複数の心音周期のFmax、THV及びFwidthに基づいて、心臓疾患の解析をする解析手段34と、を有する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


心音データには多くの情報が含まれており、これらの情報を解析すれば、多くの心臓疾患が識別可能であることが知られている。通常は、医者が聴診器を用いて患者の心音を聞き、経験に基づいて心臓疾患などの識別を行っている。ただ、従来の方法は医者の経験に基づくものであるので、汎用性が無い。心音データをコンピュータ等により解析する方法もいくつか知られているが、心音はノイズが多く、解析するのは容易ではない。もし、心音データをコンピュータ等により解析して心臓疾患の識別ができれば、在宅医療・介護・在宅ヘルスケアなどへ応用に貢献することができる。



従来技術としては、特許文献1乃至3がある。
特許文献1には、心音データを周波数解析して、大動脈弁の開放時期を決定する技術が記載されている。しかしながら、特許文献1では、心音データを周波数解析しているものの、信号強度が最大になる周波数Fmax、複数個の信号強度閾値THV(i=1~n)、及び、それぞれのTHVに対する周波数幅Fwidthに基づいて、心臓疾患の解析をすることは記載も示唆もされていない。
特許文献2には、心音データを周波数解析することにより周波数帯域幅を求めて、この周波数帯域幅に基づいて心音成分を決定する技術が記載されている。しかしながら、特許文献2では、閾値は1つであり、その閾値に基づいて1つの周波数帯域幅を求めているだけである。また、信号強度が最大になる周波数Fmaxを心臓疾患の解析に用いていない。
特許文献3には、心音データを周波数解析して心臓疾患を解析することが記載されている。また、各区間ごとの代表周波数を求めることも記載されている(段落0016)。しかしながら、心臓疾患の解析に、複数個の信号強度閾値THV(i=1~n)、及び、それぞれのTHVに対する周波数幅Fwidthを用いることは記載も示唆もされていない。

【特許文献1】特開2001-224563号公報

【特許文献2】特開2003-558号公報

【特許文献3】特開2002-153434号公報

産業上の利用分野


本発明は、人体から収集した心音聴診データを周波数解析して、異常心音を識別する、心音周波数解析装置及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
人体から収集した心音聴診データを解析して、心臓疾患を解析する心音解析装置であって、
前記心音聴診データから第1音及び第2音を含む1心音周期分を1周期心音データとして切り出す手段と、
前記1周期心音データをスペクトルパワー密度データに変換する手段と、
前記スペクトルパワー密度データにおいて信号強度が最大になる周波数Fmaxを求める手段と、
前記スペクトルパワー密度データにおいて、複数個の信号強度閾値THV(i=1~n)を設定して、それぞれのTHVに対する周波数幅Fwidthを求める手段と、
複数の心音周期の前記Fmax、THV及びFwidthに基づいて、心臓疾患の解析をする解析手段と、を有する
ことを特徴とする心音解析装置。

【請求項2】
前記解析手段は、サポートベクトルマシン識別学習方法を用いて心臓疾患の解析をする、
ことを特徴とする請求項1記載の心音解析装置。

【請求項3】
さらに、心音収集手段を有し、
前記心音収集手段は、人体に密着させる複数のチェストピースと、前記複数のチェストピースを固定するバンドまたはジャケットとからなり、
前記チェストピースは、前記バンドまたはジャケットを人体に装着したときに前記チェストピースが大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁、僧帽弁のいずれかの近傍に配置されるように、前記バンドまたはジャケットに固定されている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の心音解析装置。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008090594thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


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