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電熱式ロケット推進装置 コモンズ

国内特許コード P09A014797
掲載日 2009年11月13日
出願番号 特願2006-312214
公開番号 特開2008-101597
登録番号 特許第4815601号
出願日 平成18年10月19日(2006.10.19)
公開日 平成20年5月1日(2008.5.1)
登録日 平成23年9月9日(2011.9.9)
発明者
  • 橘 武史
  • 横手 淳
  • 各務 聡
  • 栗木 恭一
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 電熱式ロケット推進装置 コモンズ
発明の概要

【課題】 本発明は電熱式推進機推進剤として有効な物質を提案するとともにその物質を用いた電熱式推進装置を供することを目的とする。
【解決手段】本発明は電熱式推進機推進剤として毒性の低い有機化合物または有機化合物の組み合わせを利用し、有機化合物の候補としてエーテル類、天然ガス、石油ガスを提案するとともに有機化合物を推進剤として利用することで触媒、推進剤加圧ガスやガスタンクを廃した簡素で信頼性の高い電熱式推進装置を供給する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要

人工衛星などの宇宙飛行体は、軌道の保持・変更、姿勢制御などのために小型低推力の推進機を備えている。上記推進機には推進剤の化学エネルギを推進力源として用いる化学推進機があるが、化学推進機は推進剤の種類により性能が限定され、推進剤消費率当りの推進力(比推力)は高くない。


化学推進機の性能の低さを解消するために、推進剤を電気的に加熱あるいは加速する電気推進機が実用化されている。電熱式推進機は電気推進機の一種であり、電気的に推進剤を加熱し、推進剤の得た熱エネルギをノズルを介して運動エネルギに変換することを利用して推進力を得る。実用化されている主な電熱式推進機には、アーク放電により推進剤を加熱する方式のアークジェット推進機と、電気ヒータを用い熱換器などを介して熱伝導や輻射によって推進剤に熱を伝達する方式のレジストジェット推進機があり、いずれも主にヒドラジンが推進剤として利用されている。

【特許文献】PCT/JP2006-309443
【非特許文献】Mitat A.Birkan,“Arcjets and Arc Heaters:An Over view of Research Status and Needs”,JOURNAL OF PROPULSION AND POWER Vol.12,No.6,(1996)栗木恭一・荒川義博 編 電気推進ロケット入門 92頁 東京大学出版会(2003)

産業上の利用分野

本発明は宇宙飛行体用推進装置に係り、宇宙飛行体の位置や姿勢、速度を保持あるいは所定に変更するためのロケット推進装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
タンクに貯蔵されている常温で1気圧以上の蒸気圧を有するエーテル類、天然ガス及び石油ガスのうちから選ばれるいずれか1種又は2種以上の混合物を使用する推進剤が、貯蔵タンクから推進機に連結されたバルブを開くことにより、推進剤自身が有する蒸気圧によって推進機に供給された後、推進機内においてアーク放電又は電気ヒータにより熱エネルギを与えられ、熱エネルギを得た推進剤がノズルを介して気体力学的加速されることにより推進力を得ることを特徴とする電熱式推進装置。

【請求項2】
ジメチルエーテルを推進剤として使用することを特徴とする請求項1記載の電熱式推進装置。
産業区分
  • 内燃機関
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006312214thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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