TOP > 国内特許検索 > ユーロピウムジケトンキレート化合物及びそれを用いた蛍光材料

ユーロピウムジケトンキレート化合物及びそれを用いた蛍光材料 コモンズ 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P09A014799
掲載日 2009年11月13日
出願番号 特願2006-531335
登録番号 特許第3975278号
出願日 平成17年7月7日(2005.7.7)
登録日 平成19年6月29日(2007.6.29)
国際出願番号 PCT/JP2005/012541
国際公開番号 WO2006/016455
国際公開日 平成18年2月16日(2006.2.16)
優先権データ
  • 特願2004-233137 (2004.8.10) JP
発明者
  • 森口 哲次
出願人
  • 九州工業大学
発明の名称 ユーロピウムジケトンキレート化合物及びそれを用いた蛍光材料 コモンズ 実績あり 外国出願あり
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】現在、有機EL、エネルギー変換素子或いは表示素子等に様々な発光物質が用いられている。これらの発光物質は、有価証券偽造防止手段、接着表面検査手段、更には微量物質検知手段等にも用いられている。上記発光物質は、有価証券偽造防止手段等の用途においては、見た目は目立たず或いは無色であって、検査時等に光を当てることで発色して容易に目視できるものであることが望まれる。このような発光物質として、従来、赤色を呈する有機材料が知られている。しかしながら、従来の赤色発光有機材料は、見た目に色を有するものがほとんどである。この課題に鑑み、赤色発光有機材料としてユーロビウム(Eu)錯体を含む化合物を用いる方法が開示されている。 例えば、テトラ-n-ブチルアンモニウム塩を対イオンに有するテトラ4,4,4-トリフルオロ-1-(2-チエニル)-1,3ブタンチオナートユーロビウム錯体からなる蛍光材料を用いたインクジェット用記録液が提案されている(特許文献1参照。)。 この記録液は、可視光のもとでは無色であり254~365nmの波長の紫外線のもとで600~650nm波長の赤色を呈し、発光強度が大きく、耐光性に優れるとされている。また、トリフルオロ-フェニルブタンジオンを配位子とするユーロビウム錯体を含有する紫外線発光糊が提案されている(特許文献2参照。)。 この紫外線発光糊は、見た目は無色のまま、紫外線照射により発光することで糊の有無の視認性に優れるとされている。また、ユーロピウムジケトンキレート化合物の合成とそれら化合物の物性値についての報告もあり、その中でこれら化合物が強い赤色発光を呈することが開示されている(非特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平8-239609号公報
【特許文献2】特開2004-115559号公報
【非特許文献1】論文:Susumu Sato etal,Some Properties of Europium β-diketone Chelates I(Synthesis and Fluorescent Properties),Japanese Journal of AppliedPhysics,Vol.7,No.1,pp.7-13,January(1968).
産業上の利用分野 本発明はユーロピウムジケトンキレート化合物及びそれを用いた蛍光材料に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 下記式(1)で示されるユーロピウムジケトンキレート化合物を含有することを特徴とする蛍光材料。
【化1】<EMI LX=0250 HE=025 WI=046 ID=000028 LY=1999> 式(1)(式中、Xはヘテロ環カチオン性ポリマー、カチオン性オリゴマーであり、Rは芳香族化合物基又は二重結合を複数含む複素環化合物基であり、Zは水素原子又は脂肪族若しくは脂環式化合物の置換基である)
【請求項2】 前記式(1)中、Xがポリビニルピリジニウム又はポリピロールカチオンであることを特徴とする請求項1記載の蛍光材料。
【請求項3】 下記式(3)又は記式(4)で示されるユーロピウムジケトンキレート化合物を含有することを特徴とする蛍光材料。
【化3】<EMI LX=0250 HE=025 WI=068 ID=000029 LY=0252> 式(3)
【化4】<EMI LX=0250 HE=039 WI=047 ID=000030 LY=0612> 式(4)(式中、Xはヘテロ環カチオン性ポリマー、カチオン性オリゴマー又は置換基を有するカチオン性ヘテロ芳香族化合物であり、Rは芳香族化合物基、架橋芳香族基、又は二重結合を複数含む複素環化合物基であり、Zは水素原子又は脂肪族若しくは脂環式化合物の置換基であり、アニオンがリンカーRによって結合したユーロピウムジケトンキレートの2核体である)
【請求項4】 前記式(3)又は式(4)中、Rが芳香族化合物基、架橋芳香族基、又は二重結合を複数含む複素環化合物基に代えて、アルキル基又はアルコキシ基であることを特徴とする請求項3記載の蛍光材料。
【請求項5】 前記リンカーRが下記式(5)、式(6)又は式(7)で示されることを特徴とする請求項3記載の蛍光材料。
【化5】<EMI LX=0250 HE=015 WI=038 ID=000031 LY=1742> 式(5)
【化6】<EMI LX=0250 HE=010 WI=047 ID=000032 LY=1999> 式(6)
【化7】<EMI LX=0250 HE=010 WI=047 ID=000033 LY=2205> 式(7)
【請求項6】 下記式(8)で示されるユーロピウムジケトンキレート化合物を含有することを特徴とする蛍光材料。
【化8】<EMI LX=0250 HE=024 WI=046 ID=000034 LY=0252> 式(8)(式中、Xn+はn価のカチオン性ポリマーであり、Arは任意の置換芳香族基、縮環芳香族基又はヘテロ環芳香族基であり、Zは水素原子又は脂肪族若しくは脂環式化合物の置換基である)
【請求項7】 Xn+がポリビニルピリジニウム又はポリピロールカチオンであることを特徴とする請求項6記載の蛍光材料。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

24313_27SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close