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自動回答装置および方法 新技術説明会

国内特許コード P09A014800
掲載日 2009年11月13日
出願番号 特願2007-012882
公開番号 特開2008-180801
登録番号 特許第5044783号
出願日 平成19年1月23日(2007.1.23)
公開日 平成20年8月7日(2008.8.7)
登録日 平成24年7月27日(2012.7.27)
発明者
  • 野村 浩郷
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 自動回答装置および方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】自然言語対話において、音声認識や文章解析での誤りに対して、それらを訂正する対話を自然な形の対話の一部に組み込み、入力の誤りを訂正しながら対話を適切に進行させる対話処理が可能な自動回答装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の自動回答装置は、音声認識された文を形態素解析する形態素解析手段と、前記形態素解析された文中の品詞が一定の条件を満たす語を取り出す語抽出手段と、前記抽出された各語について他の語との共起度の和を求める共起度和計算手段と、前記共起度の和の数値が所定の閾値より低い単語を音声認識誤りの語と判定する閾値判定手段と、音声認識誤りと判定された語がある場合に訂正文を作成する訂正文作成手段から構成される。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


今日、インターネットや電子メールの利用により、パソコンが家庭の中に急速に普及してきている。パソコンを操作する際、ユーザはキーボードやマウスを使ってパソコンと対話するが、人間同士の対話とは違い、ユーザがキーボードでコマンドを入力したり、マウスでクリックするなどしてパソコンに要求を伝え、パソコンはその要求にしたがって処理をし、その結果を表示するというように、その対話方法は何も知らない初心者にとってはまだまだ困難なものと言える。パソコンを操作する上で、こうした基本的な技術や知識すら必要とせずに、誰でも容易かつ手軽にパソコンと対話するには、やはり人間が用いる自然言語でコンピュータと対話でき、さらに、入力インターフェースとしてキーボードではなく音声認識を用いることが望ましい。
そこで、適切な対話を行うための音声認識方法が、特開2003-015688号公報に開示されている。



本発明の音声認識方法は、入力した単語の音声データと単語辞書内の音声パターンとの類似度を計算し、類似度の高い順に複数の音声パターンを単語認識候補とし、前記単語認識候補を音声で出力することにより入力操作の確認を行う際に、類似度が基準よりも高いか低いかによって出力される音声の表現内容を変えることを特徴するものである。

【特許文献1】特開2003-015688号公報

産業上の利用分野


本発明は、音声認識および文章解析の誤り訂正機能を有する自動回答装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
自然言語対話において、入力された対話における誤りに対して当該誤りを一文章ごとに訂正した訂正対話を前記自然言語対話の一部に組み込んで、前記誤りを訂正しながら前記自然言語対話を進行させる対話処理を行う自動回答装置であって、
入力された文を形態素解析する形態素解析手段と、
前記形態素解析された文中の品詞が一定の条件を満たす語を取り出す第1の語抽出手段と、
前記抽出された各語について他の語との共起度の和を求める共起度和計算手段と、
前記共起度の和の数値が所定の閾値より低い単語を入力誤りの語と判定する閾値判定手段と、
入力誤りと判定された語がある場合に言い直し要求文を作成する訂正文作成手段と、
前記訂正文作成手段が作成した言い直し要求文に従って言い直された入力文を入力し、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語があるか否かを判定する訂正文比較判定手段と、
前記訂正文比較判定手段が、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語がないと判定した場合に、前記入力誤りと判定された語に対してYes又はNoで返事することができる語尾を付加した確認文を作成する確認文作成手段と、
前記確認文作成手段が作成した前記確認文に対する返事、又は、前記訂正文比較判定手段の判断結果に従って、前記言い直された入力文に誤りがあるか否かを判定するYes/No判定手段と、
前記Yes/No判定手段が、誤りがないと判定した前記言い直された入力文に対して、係り受け解析する係り受け解析手段と、
前記言い直された入力文の品詞が一定の条件を満たす一の語を取り出す第2の語抽出手段と、
前記一の語と他の語の組を作り係り受け度を求める係り受け度計算手段と、
前記組同士の係り受け度の大小関係を判定する係り受け関係判定手段と、
係り受け度の低い語の組について、係り受けが適切かどうかを確認する係り受け確認文をYes又はNoで返事することができる語尾を付加して作成する係り受け訂正文作成手段と、
前記係り受け確認文が誤りであるか否かを判定するYes/No判定手段とを備え
前記係り受け訂正文作成手段が、前記係り受け確認文に従ってなされた返事が、当該係り受け確認文が誤りであることを示す返事である場合に、前記係り受け度の低い語の組よりも係り受け度が高い語の組について、Yes又はNoで返事することができる語尾を付加して再度係り受け確認文を作成する自動回答装置。

【請求項2】
請求項1に記載の自動回答装置において、
前記言い直し要求文は、共起度を計算した語のうち入力誤りと判定された語の1つ前の語までの文に、予め登録された言い直しを要求する文における文末表現のテンプレートを繋げて作成される自動回答装置。

【請求項3】
自然言語対話において、入力された対話における誤りに対して当該誤りを一文章ごとに訂正した訂正対話を前記自然言語対話の一部に組み込んで、前記誤りを訂正しながら前記自然言語対話を進行させる対話処理を行う自動回答プログラムであって、
入力された文を形態素解析する形態素解析手段、
前記形態素解析された文中の品詞が一定の条件を満たす語を取り出す第1の語抽出手段、
前記抽出された各語について他の語との共起度の和を求める共起度和計算手段、
前記共起度の和の数値が所定の閾値より低い単語を入力誤りの語と判定する閾値判定手段、
入力誤りと判定された語がある場合に言い直し要求文を作成する訂正文作成手段、
前記訂正文作成手段が作成した言い直し要求文に従って言い直された入力文を入力し、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語があるか否かを判定する訂正文比較判定手段、
前記訂正文比較判定手段が、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語がないと判定した場合に、前記入力誤りと判定された語に対してYes又はNoで返事することができる語尾を付加した確認文を作成する確認文作成手段、
前記確認文作成手段が作成した前記確認文に対する返事、又は、前記訂正文比較判定手段の判断結果に従って、前記言い直された入力文に誤りがあるか否かを判定するYes/No判定手段、
前記Yes/No判定手段が、誤りがないと判定した前記言い直された入力文に対して、係り受け解析する係り受け解析手段、
前記言い直された入力文の品詞が一定の条件を満たす一の語を取り出す第2の語抽出手段、
前記一の語と他の語の組を作り係り受け度を求める係り受け度計算手段、
前記組同士の係り受け度の大小関係を判定する係り受け関係判定手段、
係り受け度の低い語の組について、係り受けが適切かどうかを確認する係り受け確認文をYes又はNoで返事することができる語尾を付加して作成する係り受け訂正文作成手段、
前記係り受け確認文が誤りであるか否かを判定するYes/No判定手段としてコンピュータを機能させ
前記係り受け訂正文作成手段が、前記係り受け確認文に従ってなされた返事が、当該係り受け確認文が誤りであることを示す返事である場合に、前記係り受け度の低い語の組よりも係り受け度が高い語の組について、Yes又はNoで返事することができる語尾を付加して再度係り受け確認文を作成する自動回答プログラム。

【請求項4】
自然言語対話において、入力された対話における誤りに対して当該誤りを一文章ごとに訂正した訂正対話を前記自然言語対話の一部に組み込んで、前記誤りを訂正しながら前記自然言語対話を進行させる対話処理を行う自動回答方法であって、
コンピュータが、
入力された文を形態素解析する形態素解析ステップと、
前記形態素解析された文中の品詞が一定の条件を満たす語を取り出す第1の語抽出ステップと、
前記抽出された各語について他の語との共起度の和を求める共起度和計算ステップと、
前記共起度の和の数値が所定の閾値より低い単語を入力誤りの語と判定する閾値判定ステップと、
入力誤りと判定された語がある場合に言い直し要求文を作成する訂正文作成ステップと、
前記訂正文作成手段が作成した言い直し要求文に従って言い直された入力文を入力し、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語があるか否かを判定する訂正文比較判定ステップと、
前記訂正文比較判定ステップが、元の入力文と言い直された入力文とを比較して異なった語がないと判定した場合に、前記入力誤りと判定された語に対してYes又はNoで返事することができる語尾を付加した確認文を作成する確認文作成ステップと、
前記確認文作成ステップが作成した前記確認文に対する返事、又は、前記訂正文比較判定ステップの判断結果に従って、前記言い直された入力文に誤りがあるか否かを判定するYes/No判定ステップと、
前記Yes/No判定手段が、誤りがないと判定した前記言い直された入力文に対して、係り受け解析する係り受け解析ステップと、
前記言い直された入力文の品詞が一定の条件を満たす一の語を取り出す第2の語抽出ステップと、
前記一の語と他の語の組を作り係り受け度を求める係り受け度計算ステップと、
前記組同士の係り受け度の大小関係を判定する係り受け関係判定ステップと、
係り受け度の低い語の組について、係り受けが適切かどうかを確認する係り受け確認文をYes又はNoで返事することができる語尾を付加して作成する係り受け訂正文作成ステップと、
前記係り受け確認文が誤りであるか否かを判定するYes/No判定ステップとを実行し、
前記係り受け訂正文作成ステップが、前記係り受け確認文に従ってなされた返事が、当該係り受け確認文が誤りであることを示す返事である場合に、前記係り受け度の低い語の組よりも係り受け度が高い語の組について、Yes又はNoで返事することができる語尾を付加して再度係り受け確認文を作成する自動回答方法。
産業区分
  • 電子応用機器
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007012882thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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