TOP > 国内特許検索 > 超伝導膜構造及びその作製方法

超伝導膜構造及びその作製方法 コモンズ

国内特許コード P09P006406
整理番号 N032P40
掲載日 2009年12月11日
出願番号 特願2008-134155
公開番号 特開2009-280442
登録番号 特許第5147121号
出願日 平成20年5月22日(2008.5.22)
公開日 平成21年12月3日(2009.12.3)
登録日 平成24年12月7日(2012.12.7)
発明者
  • 春山 純志
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 超伝導膜構造及びその作製方法 コモンズ
発明の概要 【課題】 多層カーボンナノチューブと少なくとも同程度の高温で超伝導状態となることができる超伝導膜構造及びその作製方法の提供。
【解決手段】超伝導膜構造は、基板上に複数の単層カーボンナノチューブからなるカーボンナノチューブ膜が形成されてなる超伝導膜構造であって、前記単層カーボンナノチューブが、前記単層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部がホウ素原子で置換されたホウ素置換型単層カーボンナノチューブである。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


カーボンナノチューブは、その発見以来、次世代の高機能材料として注目されている。カーボンナノチューブには、カーボンナノチューブを構成するグラファイトシートが一層である単層カーボンナノチューブと、2以上のグラファイトシートが同芯軸状に巻かれた多層カーボンナノチューブとがある。



多層カーボンナノチューブについては、本発明の発明者らによる多層カーボンナノチューブを用いた超伝導素子が知られている(特許文献1参照)。特許文献1においては、多層カーボンナノチューブと金属電極とを備え、前記多層カーボンナノチューブは、その直径が5~20nm、その層数が2~20であり、かつ、その長手方向に対し垂直に切断された切断面を有し、前記金属電極は、この切断面で多層カーボンナノチューブと接触している超伝導素子が開示されている。



【特許文献1】
特開2007-251028号公報(請求項1、図5参照)
【非特許文献1】
Z.K.Tang et.al., Science 292, 2462(2001)

産業上の利用分野


本発明は、超伝導膜構造及びその作製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
基板上に複数の単層カーボンナノチューブからなるカーボンナノチューブ膜が形成されてなる超伝導膜構造であって、前記単層カーボンナノチューブが、前記単層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部がホウ素原子で置換されたホウ素置換型単層カーボンナノチューブであることを特徴とする超伝導膜構造。

【請求項2】
前記カーボンナノチューブ膜の厚さが、略均一であることを特徴とする請求項1記載の超伝導膜構造。

【請求項3】
前記ホウ素置換型単層カーボンナノチューブ中の前記ホウ素原子の置換率は、炭素原子100に対して、0より多く、かつ4以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の超伝導膜構造。

【請求項4】
前記超伝導膜構造の超伝導転移温度が12K以下であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の超伝導膜構造。

【請求項5】
基板上に、単層カーボンナノチューブを構成する炭素原子の一部がホウ素原子で置換されたホウ素置換型単層カーボンナノチューブを含む塗布液をスピンコート法により塗布し、カーボンナノチューブ膜を作製する超伝導膜構造の作製方法であって、
前記塗布液は、遠心分離器及び超音波洗浄機にかけられ、かつ、スピンコート時に、回転数を500rpmとして塗布されることを特徴とする超伝導膜構造の作製方法。

【請求項6】
前記カーボンナノチューブ膜形成後、基板を1000℃以上で加熱することを特徴とする請求項5記載の超伝導膜構造の作製方法。

【請求項7】
前記ホウ素置換型単層カーボンナノチューブを、カーボンナノチューブ成長用触媒にホウ素を所定量含有せしめ、このカーボンナノチューブ成長用触媒に対して電気炉内でレーザーを照射させた後に150~250℃で加熱して得たことを特徴とする請求項5に記載の超伝導膜構造の作製方法。

【請求項8】
前記所定量が、カーボンナノチューブ成長用触媒に対して0より多く、4原子%以下であることを特徴とする請求項7に記載の超伝導膜構造の作製方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008134155thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 高度情報処理・通信の実現に向けたナノ構造体材料の制御と利用 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close