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デジタルマップ作成システム UPDATE

国内特許コード P09P006072
掲載日 2010年1月12日
出願番号 特願2008-034558
公開番号 特開2008-225465
登録番号 特許第5354924号
出願日 平成20年2月15日(2008.2.15)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成25年9月6日(2013.9.6)
優先権データ
  • 特願2007-035967 (2007.2.16) JP
発明者
  • 高橋 直久
  • 河合 太郎
  • 宇野 浩史
  • 大野 道誉
  • 岩澤 直樹
  • 小田 慎一郎
  • 二宮 一浩
  • 入山 高光
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
  • ヤフー株式会社
発明の名称 デジタルマップ作成システム UPDATE
発明の概要 【課題】1枚の図式を用いて、注目地域を詳細に眺めることと、注目地域間を結ぶ経路を追跡することを可能にするような、一覧性と視認性の高いデジタルマップを生成するシステムを提供する。
【解決手段】配置関数と調整関数により画面に表示すべき地理情報の配置位置を定めることにより、画面上の位置に応じてスケールを変化させたマップを描画するデジタルマップ生成システム
【選択図】図8
従来技術、競合技術の概要


近年、高機能なデジタルマップシステムがインターネット上でも利用可能になっている。また、携帯端末の普及やパケット通信技術の進歩により、携帯電話でのデジタルマップサービスが広く利用可能になってきている。これらのデジタルマップの多くは、スクロール、ズームイン、ズームアウトの操作により、使用者は、見たい領域を画面に表示したり、見たい詳細度で画面に表示したりすることができる。ここで、スクロールは画面に表示する地理的地域を移動させる操作であり、ズームインとズームアウトはマップのスケールを大きく、又は、小さくする操作である。



たとえば、広域マップで2つの地域を詳細に見たい場合には、図1のように、これらの操作を組み合わせて用いる。まず、スクロール操作で一方の点が広域マップの中心になるように移動した後に、ズームイン操作により、その地点周辺を拡大して眺める。次に、ズームアウト操作により広域マップに戻して、スクロール操作により他方の点が、その中心になるように移動した後にズームイン操作により、その点周辺の拡大図を得る。



スクロールの操作では、画面に表示しているマップの地理的位置が変わる。また、マップ上の道路などが画面の外に出て消えてしまう場合がある。このような場合には、使用者はスクロール操作の前後のマップの情報を頭の中で結びつけることが困難なときがある。このとき、2つのマップの情報を結びつけるためにマップを切り替える操作を繰り返すことになる。これは、思考の中断をもたらす。また、広域地図と詳細地図を2つのウインドウで同時に表示するマップシステムもある。しかし、このような地図でも、道路の接続関係を調べる際には、頭の中で、詳細地図と広域地図をつなげる作業が必要になる。



携帯端末の場合には、画面が小さいためマップの切り替え回数が多くなるので、上記の問題はより深刻となる。可変スケールマップ生成システムは、このような問題を解決する技術として期待されている。可変スケールマップでは、全体(コンテキスト)を縮小表示し、同時に注目地点(フォーカスエリア)を拡大したフォーカス+コンテキスト型マップを生成する。これにより、1枚の図式を用いて、注目地域を詳細に眺めることと、注目地域間を結ぶ経路を追跡することを可能にする。

産業上の利用分野


本発明は、任意の領域を拡大して表示するデジタルマップ作成システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
地図上における第1の領域を第1の縮尺率で表示するフォーカスエリアと、
前記第1の領域の周辺にある第2の領域を第2の縮尺率で表示するグルーエリアと、
前記第2の領域の周辺にある第3の領域を前記第1の縮尺率よりも小さな縮尺率である第3の縮尺率で表示するコンテキストエリアと、
第1の関数を用いて地図上における地物の位置から前記フォーカスエリア内における地物の位置を算出する第1の算出手段と、
第2の関数を用いて地図上における地物の位置から前記グルーエリア内における地物の位置を算出する第2の算出手段と、
第3の関数を用いて地図上における地物の位置から前記コンテキストエリア内における地物の位置を算出する第3の算出手段と
前記コンテキストエリアに対して前記フォーカスエリアの位置を変更するフォーカスエリア位置変更手段とを備え、
前記第1、第2及び第3の関数各々異なり、
前記フォーカスエリア位置変更手段が前記フォーカスエリアの位置を変更しても、前記フォーカスエリアは表示する領域を変更しないデジタルマップ作成システム。

【請求項2】
前記第2の縮尺率は、前記フォーカスエリアの基準点からの距離によって変化する請求項1に記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項3】
前記第2の縮尺率が前記第1の縮尺率以下の縮尺率である請求項1に記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項4】
人間が通行可能、又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスと、前記パス以外の地物とを前記グルーエリアが表示可能であり、
前記グルーエリアは、前記第2の縮尺率が一定値以下であるときに前記パスを表示し、前記パス以外の地物を表示しない請求項1からに記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項5】
前記第1の算出手段は、前記フォーカスエリアの形状を考慮して前記フォーカスエリア内における地物の位置を調整する請求項1からに記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項6】
地図を表す画像データであるラスタデータを記憶する画像記録手段をさらに備え、
前記フォーカスエリア、前記グルーエリア、又は前記コンテキストエリアは、前記画像記録手段に記憶されたラスタデータを表示し、
前記グルーエリアは、前記ラスタデータを半透明で表示する請求項1からに記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項7】
前記ラスタデータは、人間が通行可能、又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスを含まず、
第2の算出手段は、人間が通行可能、又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスの地図上における位置から前記グルーエリア内における前記パスの位置を算出し、
前記グルーエリアは、算出された前記パスの位置を用いて前記パスを表示する請求項に記載のデジタルマップ作成システム。

【請求項8】
前記デジタルマップ作成システムは、出発地から目的地までの経路を決定する経路探索手段をさらに備え、
前記フォーカスエリアはそれぞれ異なる領域を表示する第1及び第2のフォーカスエリアを有し、
前記第1のフォーカスエリアは前記出発地を中心として表示し、前記第2のフォーカスエリアは前記目的地を中心として表示する請求項1からに記載のデジタルマップ作成システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008034558thum.jpg
出願権利状態 登録
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