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地図表示装置およびシステム

国内特許コード P09P006081
掲載日 2010年1月12日
出願番号 特願2008-186572
公開番号 特開2009-043252
登録番号 特許第5058905号
出願日 平成20年7月17日(2008.7.17)
公開日 平成21年2月26日(2009.2.26)
登録日 平成24年8月10日(2012.8.10)
優先権データ
  • 特願2007-185889 (2007.7.17) JP
発明者
  • 高橋 直久
  • 小関 章太郎
  • 浅見 宗広
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
  • ヤフー株式会社
発明の名称 地図表示装置およびシステム
発明の概要

【課題】拡大縮小される領域とされない領域との間に位置するパスの位置関係を、利用者が把握可能な地図表示装置を得る。
【解決手段】ステップS704では、パスリンクPの終端に接するパスリンクの中から、パスリンクPとのパスリンク角度θがαよりも小さく、かつ描画集合Sに含まれないものを選択する。そして、選択されたパスリンクの端部のうちパスリンクPと接する端部を始端として、選択されたパスリンクをDL化して候補集合Kおよび描画集合Sに格納する。ステップS706では、パスリンクPの終端に接するパスリンクの中から、パスリンクPとのパスリンク角度θがβよりも小さく、かつ描画集合Sに含まれないものを選択する。そして、選択されたパスリンクの端部のうちパスリンクPと接する端部を始端として、選択されたパスリンクをDL化して候補集合Kおよび描画集合Sに格納する。
【選択図】図8

従来技術、競合技術の概要


従来、地図を表示する画面を有し、地図における一部を利用者の要求に応じ拡大縮小して表示する地図表示装置が知られている。拡大縮小部分の配置に応じた形状を有する曲面に地図をマッピングし、これにより得られたマップドイメージを平面状の仮想スクリーンに投影して投影イメージを得る。そして投影イメージを画面に表示することにより、地図の一部を拡大、縮小して表示する(特許文献1)。

【特許文献1】特開2002-56400号公報

産業上の利用分野


本発明は、地図における任意の範囲を拡大して表示する地図表示装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
地図上における第1の領域を第1の縮尺率で表示するフォーカスエリアと、前記第1の領域の周辺にある第2の領域を第2の縮尺率で表示するグルーエリアと、前記第2の領域の周辺にある第3の領域を前記第1の縮尺率よりも小さな縮尺率である第3の縮尺率で表示するコンテキストエリアとを有する地図表示部と、
人間が通行可能、又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスの地図上における位置から前記グルーエリア内におけるパスの位置を表す表示画像を作成する地図処理部とを備え、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスと接続される中間パスと、前記中間パスと接続される延伸パスとを有し、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が第1の角度以上であって、かつ前記中間パスの長さが第1の長さ以下であるとき、前記基準パス、前記延伸パス、および前記中間パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成し、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスに接続される延伸パスとを有し、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度以上となるような前記延伸パスが存在せず、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度よりも小さく、かつ前記第1の角度より小さい第2の角度以上であるとき、前記基準パスおよび前記延伸パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成し、
前記地図表示部は、前記グルーエリアに前記表示画像を表示する地図表示装置。

【請求項2】
前記地図処理部は、第1の関数を用いて地図上における地物の位置から前記フォーカスエリア内における地物の位置を算出する第1の算出手段と、前記第1の関数と異なる第2の関数を用いて地図上における地物の位置から前記グルーエリア内における地物の位置を算出する第2の算出手段と、前記第1および第2の関数と異なる第3の関数を用いて地図上における地物の位置から前記コンテキストエリア内における地物の位置を算出する第3の算出手段とを有する請求項1に記載の地図表示装置。

【請求項3】
前記第2の縮尺率は、前記フォーカスエリアの基準点からの距離によって変化する請求項2に記載の地図表示装置。

【請求項4】
前記第2の縮尺率が前記第1の縮尺率以下の縮尺率である請求項2に記載の地図表示装置。

【請求項5】
前記第1の関数は、sf・r (r≦rf)、
前記第2の関数は、g(r-rf) (rf<r<rc)、
前記第3の関数は、g(rc-rf)+sc・(r-rc) (r≧rc)
により定められる請求項2に記載の地図表示装置。
ここで、前記第1の縮尺率をsf、前記第2の縮尺率をsc、前記フォーカスエリアの中心をOとしたときのOからの距離をr、フォーカスエリアとグルーエリアの境界点からOまでの距離をrf、グルーエリアとコンテキストエリアの境界点からOまでの距離をrcとする。

【請求項6】
前記パスに対して重要度が定められ、
前記地図処理部は、所定値以上の重要度が定められているパスの位置のみを表す表示画像を作成する請求項1に記載の地図表示装置。

【請求項7】
前記地図処理部は、前記フォーカスエリアからコンテキストエリアまでつながるパスの位置のみを表す表示画像を作成する請求項1に記載の地図表示装置。

【請求項8】
前記パスは、基準パスと、前記基準パスに接続される延伸パスとを有し、
前記地図処理部は、前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が第1の角度以上であるとき、前記基準パスおよび前記延伸パスの位置のみを表す表示画像を作成する
請求項1に記載の地図表示装置。

【請求項9】
前記地図処理部は、前記基準パスと前記延伸パスとの接続点から一定の長さだけ伸びる前記延伸パスを表す表示画像を作成する請求項8に記載の地図表示装置。

【請求項10】
前記基準パスおよび前記延伸パスにより構成される複数のパスが前記フォーカスエリアから前記コンテキストエリアまで伸びるとき、前記パスどうしを接続する接続パスの位置を表す表示画像を前記地図処理部が作成する請求項8に記載の地図表示装置。

【請求項11】
前記グルーエリアに表示される複数のパスの密度が一定値以下であるとき、前記複数のパスの位置を示す表示画像に、前記複数のパスどうしを接続する接続パスを加えた表示画像を前記地図処理部が作成する請求項8に記載の地図表示装置。

【請求項12】
前記フォーカスエリアに描画され、前記フォーカスエリアと前記グルーエリアとの境界において第1の端部を有する第1のパスと、
前記コンテキストエリアに描画され、前記コンテキストエリアと前記グルーエリアとの境界において第2の端部を有する第2のパスと、
前記第1のパスと前記第2のパスとが連続となるように、前記第1の端部と前記第2の端部とが連続な曲線で接続することにより、前記地図処理部が表示画像を作成する請求項1に記載の地図表示装置。

【請求項13】
前記曲線は、前記第1の端部と前記第2の端部とを制御点とするベジエ曲線である請求項12に記載の地図表示装置。

【請求項14】
前記曲線は、第1、第2、第3、第4の制御点を有するベジエ曲線であり、
前記第1の制御点は前記第1の端部に設けられ、
前記第2の制御点は、前記第1のパスと連続となるように前記第1の端部から延びる、前記第1のパスの延長線上であって、前記グルーエリアの間に設けられ、
前記第3の制御点は、前記第2のパスと連続となるように前記第2の端部から延びる、前記第2のパスの延長線上であって、前記グルーエリアの間に設けられ、
前記第4の制御点は前記第2の端部に設けられるベジエ曲線である請求項13に記載の地図表示装置。

【請求項15】
地図上における第1の領域を第1の縮尺率で表示するフォーカスエリアと、前記第1の領域の周辺にある第2の領域を第2の縮尺率で表示するグルーエリアと、前記第2の領域の周辺にある第3の領域を前記第1の縮尺率よりも小さな縮尺率である第3の縮尺率で表示するコンテキストエリアと、人間が通行可能又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスの地図上における位置に基づいて前記グルーエリア内におけるパスの位置を示す表示画像とを表示する表示画面を有するクライアントに、前記表示画像を送信する地図表示サーバであって、
前記表示画像を作成する地図処理部を備え、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスと接続される中間パスと、前記中間パスと接続される延伸パスとから成り、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が第1の角度以上であって、かつ前記中間パスの長さが第1の長さ以下であるとき、前記基準パス、前記延伸パス、および前記中間パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成し、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスに接続される延伸パスとを有し、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度以上となるような前記延伸パスが存在せず、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度よりも小さく、かつ前記第1の角度より小さい第2の角度以上であるとき、前記基準パスおよび前記延伸パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成する地図表示サーバ。

【請求項16】
人間が通行可能、又は交通手段を介して通行可能な経路であるパスの地図上における位置を地図処理部が情報記憶部から読み出すステップと、
地図上における第1の領域を第1の縮尺率で表示するフォーカスエリアを表示画面が表示するステップと、
前記第1の領域の周辺にある第2の領域を第2の縮尺率で表示するグルーエリアに、前記パスの地図上における位置を用いて、前記パスを表示画面が表示するステップと、
前記第2の領域の周辺にある第3の領域を前記第1の縮尺率よりも小さな縮尺率である第3の縮尺率でコンテキストエリアを表示画面が表示するステップと、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスと接続される中間パスと、前記中間パスと接続される延伸パスとから成り、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が第1の角度以上であって、かつ前記中間パスの長さが第1の長さ以下であるとき、前記基準パス、前記延伸パス、および前記中間パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成するステップと、
前記パスが、基準パスと、前記基準パスに接続される延伸パスとを有し、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度以上となるような前記延伸パスが存在せず、かつ前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が前記第1の角度よりも小さく、かつ前記第1の角度より小さい第2の角度以上であるとき、前記基準パスおよび前記延伸パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成するステップと、
前記地図表示部が前記グルーエリアに前記表示画像を表示するステップと
を備える地図表示方法。

【請求項17】
前記パスは基準パスと、前記基準パスに接続される延伸パスを有し、
前記基準パスおよび前記延伸パスの位置を用いて、前記基準パスと前記延伸パスとが成す劣角の角度が第1の角度以上であるとき、前記基準パスおよび前記延伸パスの位置のみを表す表示画像を前記地図処理部が作成するステップをさらに備える請求項16に記載の地図表示方法。

【請求項18】
請求項17に記載の前記地図表示方法を地図表示装置に実行させるためのプログラム。
産業区分
  • 計算機応用
  • 運動娯楽用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008186572thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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