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電磁波吸収体 新技術説明会

国内特許コード P09A015046
整理番号 P2002-030-JP02
掲載日 2010年2月19日
出願番号 特願2005-168389
公開番号 特開2005-328070
登録番号 特許第4235735号
出願日 平成17年6月8日(2005.6.8)
公開日 平成17年11月24日(2005.11.24)
登録日 平成20年12月26日(2008.12.26)
優先権データ
  • 特願2002-209857 (2002.7.18) JP
発明者
  • 武笠 幸一
  • 綱渕 輝幸
  • 末岡 和久
出願人
  • 学校法人北海道大学
発明の名称 電磁波吸収体 新技術説明会
発明の概要

【課題】電磁波の吸収性能が高いとともに不燃性または難燃性に優れた電磁波吸収体を提供する。
【解決手段】貫通した多数の透孔を有する多孔質基体3の前記透孔周面に、電磁波吸収性フィラーと電磁波吸収性高分子材の混合物からなる吸収被膜8を形成し、その吸収被膜付きの透孔に、細孔内にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子16を装填した。多孔質基体がハニカム構造体とした。電磁波吸収性高分子材がシソブチルめたアクリレートとブチルアクリレートとの共重合体からなる変性ポリエステル樹脂とした。
【選択図】図23

従来技術、競合技術の概要


近年、各種電子機器や通信機器などの性能が飛躍的に向上するにつれて、電磁波障害の対策が急務になっている。具体的には例えば、高層建築物の電波反射によるテレビのゴースト現象、自動車や列車などの運行に障害をきたすレーダーの鏡像現象、携帯電話などの移動通信機器から発せられる電波による医療機器の誤動作などの電磁波障害が挙げられる。



また、TEMPEST(パソコンなどからの漏洩電磁波を100m以上離れた場所で傍受可能な情報技術)に対して無防備であった。



なお、電磁波吸収体の公知技術として例えば下記のような特許文献を挙げることができる。

【特許文献1】実開平5-90998号公報

【特許文献2】特開2000-294978号公報

【特許文献3】特開昭64-82696号公報

【特許文献4】特開昭60-50902号公報

【特許文献5】特開2000-77883号公報

産業上の利用分野


本発明は、コンピュータやテレビなどの各種電子機器、通信機器などの電子・電気分野、シールドビルやシールド施設などの建築建材分野、人体保護用品の分野などの各分野において適用が可能な電磁波吸収体に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
貫通した多数の透孔を有する多孔質基体の前記透孔内に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子を装填したことを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項2】
貫通した多数の透孔を有する多孔質基体の前記透孔周面に、電磁波吸収性フィラーと電磁波吸収性高分子材の混合物からなる吸収被膜を形成し、その吸収被膜付きの透孔内に、細孔内にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子を装填したことを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項3】
請求項1または請求項2記載の電磁波吸収体において、前記多孔質基体が電磁波遮蔽材料または電磁波吸収材料で構成されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項4】
請求項2記載の電磁波吸収体において、前記電磁波吸収性フィラーの含有率の異なる吸収被膜が重ねて複数層設けられていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項5】
請求項2記載の電磁波吸収体において、前記吸収被膜と重なるように、電磁波吸収性の金属あるいは炭素を含有する薄層が設けられていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項6】
請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、前記多孔質基体がハニカム構造体であることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項7】
請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、前記多孔質基体の透孔の軸方向がその多孔質基体の平面に対して傾斜していることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項8】
請求項2記載の電磁波吸収体において、前記電磁波吸収性高分子材がイソブチルメタアクリレートとブチルアクリレートとの共重合体からなる変性ポリエステル樹脂であることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項9】
請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体がシート状で複数積層されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項10】
請求項9記載の電磁波吸収体において、前記複数積層される電磁波吸収体が、イソブチルメタアクリレートとブチルアクリレートとの共重合体からなる変性ポリエステル樹脂で一体に接着されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項11】
請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体の表面に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子がコートされていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項12】
請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体がシート状で複数積層され、その電磁波吸収体と電磁波吸収体の間に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子が介在されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項13】
請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体が立体的に加工され、その加工された電磁波吸収体の中空部に、細孔にフィラメント状炭素を被着した不燃性または難燃性粒子が装填されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項14】
請求項1ないし請求項13のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体が電子部品を搭載したプリント配線基板の周辺、または電子部品の周辺に設置されていることを特徴とする電磁波吸収体。

【請求項15】
請求項1ないし請求項13のうちのいずれか1項記載の電磁波吸収体において、その電磁波吸収体を建築材として用いることを特徴とする電磁波吸収体。
産業区分
  • 伝送方式
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005168389thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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