TOP > 国内特許検索 > ガゴメ由来免疫賦活剤およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法

ガゴメ由来免疫賦活剤およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法

国内特許コード P09A015109
整理番号 P2007-265-JP01
掲載日 2010年2月19日
出願番号 特願2008-076101
公開番号 特開2009-227618
登録番号 特許第5481036号
出願日 平成20年3月24日(2008.3.24)
公開日 平成21年10月8日(2009.10.8)
登録日 平成26年2月21日(2014.2.21)
発明者
  • 佐伯 宏樹
  • 片山 茂
出願人
  • 国立大学法人北海道大学
発明の名称 ガゴメ由来免疫賦活剤およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法
発明の概要 【課題】 ガゴメ由来の粘性多糖類のうち、所定の条件により選択されたものを有効成分とする免疫賦活剤、およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法を提供する。
【解決手段】 ガゴメから抽出された粘性多糖類であって、水性溶媒溶液の濃度が0.05%より高く0.3%未満である粘性多糖類を有効成分とする免疫賦活剤、およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法であって、ガゴメを粉砕する粉砕工程と、粉砕したガゴメと水性溶媒とを混合して振盪することにより粘性多糖類の抽出液を得る抽出工程と、粘性多糖類から塩類を除去する塩類除去工程とを有する免疫賦活剤の製造方法。
【選択図】 図8
従来技術、競合技術の概要



ガゴメ(Kjellmaniella crassifolia Miyabe)は、主として北海道沿岸の函館周辺から渡島半島東岸、松前小島、東北北部の大間岬等のごく限られた地域で生息し、水深7~25mの岩礁上で生育する、藻体の長さが2m、幅が30cm以上にもなる多年生藻類である。葉状部に大小の凹凸状のしわが一面に形成されており、粘りの原因である粘性多糖類が藻体から多量に分泌されるという特徴を有している。この粘性多糖類は、フコイダンやラミナラン、アルギン酸等から構成されており、この粘性多糖類が健康に役立つことが昨今明らかにされ、健康食品の原材料や薬剤の有効成分として注目されている。





例えば、WO97-026896号公報には、ガゴメ由来のフコイダンを用いたアポトーシス誘発剤が開示されている(特許文献1)。また、特開2005-231998号公報には、ガゴメ由来のフコイダンを用いた透析アミロイドーシス治療剤が開示されている(特許文献2)。





一方、海藻から抽出した多糖類を有効成分とした免疫賦活剤が提案されている。例えば、特開平6-256208号公報には、紅藻類から抽出した酸性多糖にβ-アガラーゼを作用させて低粘性化したものを有効成分とする免疫賦活剤が開示されており(特許文献3)、特開2007-230980号公報には、メカブから多糖類抽出液を調製し、その多糖類抽出液を遠心分離して沈殿画分を抽出した免疫賦活剤が開示されている(特許文献4)。





【特許文献1】

O97-026896号公報

【特許文献2】

開2005-231998号公報

【特許文献3】

開平6-256208号公報

【特許文献4】

開2007-230980号公報

産業上の利用分野



本発明は、ガゴメ(Kjellmaniella crassifolia Miyabe)から抽出されて得られる粘性多糖類のうち、所定の条件により選択されたものを有効成分とする免疫賦活剤、およびガゴメ由来の粘性多糖類の抽出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ガゴメ(Kjellmaniella crassifolia Miyabe)から抽出された粘性多糖類であって、水性溶媒溶液の粘度が2.5センチポアズより大きく25.8センチポアズより小さい粘度であり、かつ、蛍光光度計の励起波長と蛍光波長とを350nmとして測定したアルギン酸水溶液0.1%の光強度の値を100とした場合において、水性溶媒溶液の光強度の値が600以上の値である粘性多糖類を有効成分として含む免疫賦活剤。

【請求項2】
請求項1において、前記粘性多糖類が30℃未満の水性溶媒で抽出された免疫賦活剤。

【請求項3】
請求項1または請求項2において、前記粘性多糖類のpHが5以上8未満の条件下で抽出された免疫賦活剤。

【請求項4】
請求項1から請求項のいずれかにおいて、前記粘性多糖類が、塩類を除去する処理がされたものである免疫賦活剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008076101thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close