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検索システムにおける反復フュージョン型検索方法 外国出願あり

国内特許コード P09P006886
整理番号 TDU-145
掲載日 2010年2月26日
出願番号 特願2008-201434
公開番号 特開2010-039731
登録番号 特許第5376625号
出願日 平成20年8月5日(2008.8.5)
公開日 平成22年2月18日(2010.2.18)
登録日 平成25年10月4日(2013.10.4)
発明者
  • 鶴田 節夫
  • 櫻井 義尚
出願人
  • 学校法人東京電機大学
発明の名称 検索システムにおける反復フュージョン型検索方法 外国出願あり
発明の概要

【課題】オンラインでの商品検索の際に利用者の要望に近い商品の抽出が可能な検索システムにおける反復フュージョン型検索方法を提供する。
【解決手段】本発明は、検索インターフェイス20が、感性イメージを入力するため複数の感性イメージ特徴パラメータそれぞれを数値設定するためのパラメータ数値設定欄25を表示し、キーワードを入力するためテキスト入力欄24やキーワード選択欄26を表示し、検索エンジン13が、検索インターフェイスにて入力された検索者の検索入力に対して、キーワードに基づき検索対象データベース11を検索して該当する対象を抽出して、感性イメージに基づき該当する対象の優先順位を決めて、検索インターフェイス20に送信する検索システムにおける反復フュージョン型検索方法を特徴とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、化粧品の店頭販売では、販売員が顧客と対面し、顧客の要望を聞き出し、顧客の要望にマッチする商品に提案する方式が広く採られている。ところが、この販売方式の場合、顧客の要望に近い商品の提案ができる反面、必ず販売員が顧客と対面しなければならず、その分販売員の人件費が必要であり、商品が高額になりがちな問題点がある。また、販売員には勤務時間帯があり、24時間いつでもどこでも顧客が必要とする商品が購入できるわけではない。



一方、データ検索には、主にテキストでのキーワード検索、また感性イメージ特徴パラメータ毎に数値付けを行って検索する感性イメージ検索がある。そこで、例えば化粧品の販売をオンラインで行う場合、顧客の要望をきめ細かく把握してその要望にベストマッチした商品を抽出して顧客に提案し、購入させる必要がある。ところが、上のようなキーワード検索と感性イメージ検索にて顧客の要望を細かに聞き出し、その情報に基づいて顧客の要望にベストマッチする商品を抽出して提案するには限界があり、顧客満足度の高いオンライン販売を実現するのは困難であった。特に、従来の感性イメージ検索では、顧客のイメージによる各感性イメージ特徴パラメータの設定基準とデータベース作成者の設定基準とに差があり、必ずしも顧客が望む結果が得られなかった。例えば、利用者にとってある商品について「明るい色のもの」と指定しても、この明るい色がメーカー側の「明るい色」とは必ずしも一致しないことがある。



さらに、オンライン販売のためのレコメンドシステムが知られている。(特開2004-341784号公報:特許文献1)この従来のレコメンドシステムでは、ある利用者が商品検索しても該当するような商品が抽出できない場合にもその利用者にその人の好みに合いそうな商品を提案するのに、過去に同じような商品を選択した他の利用者がチェックした他の商品を提案する。しかしながら、従来のレコメンドシステムでは、検索した結果に関連する商品を表示するだけで、利用者自身の好みその他の属性情報を考慮していないため、あくまで関連する商品を提案するにとどまり、利用者にベストマッチする商品を提案できない問題点があった。また、顧客との対話による顧客の好みの把握などができないため、適切な商品の絞り込みができない問題点があった。【特許文献1】特開2004-341784

産業上の利用分野


本発明は、検索システムにおける反復フュージョン型検索方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
検索される対象の情報を保存した検索対象データベース、検索者についての情報を保存した検索者情報データベース、検索者に検索するための情報としてキーワードと感性イメージを入力させ、入力された情報及び検索結果を表示する検索インターフェイス、前記検索インターフェイスにて入力された情報から前記検索対象データベースと検索者情報データベースを検索し、該当対象を抽出して前記検索インターフェイスに表示させる検索エンジン及び前記検索対象データベース及び検索者情報データベースのデータ登録、更新を管理するデータベース管理部から構成される検索システムにおいて、
前記検索インターフェイスは、感性イメージを入力するため複数の感性イメージ特徴パラメータそれぞれを数値設定するためのパラメータ数値設定欄を表示し、キーワードを入力するためテキスト入力欄及びキーワード選択欄を表示し、
前記検索エンジンは、前記検索インターフェイスにて入力された検索者の検索入力に対して、入力されたキーワードに基づき前記検索対象データベースを検索して該当する対象を抽出し、入力された感性イメージに基づき該当する対象の優先順位を決めて、前記検索インターフェイスに検索結果として送信するものであり、かつ、
前記検索エンジンは、
(1)前記検索インターフェイスにて設定された検索入力の選択されていない検索パラメータの内で検索パラメータ重視度が高い検索パラメータを最も利用頻度の高い値に設定して検索し該当する対象を抽出して検索結果の第1の代替案として前記検索インターフェイスに送信し、
(2)前記検索インターフェイスにて設定された検索入力にては選択されていない検索パラメータの内で検索パラメータ重視度が高い検索パラメータを2番目に利用頻度の高い値に設定して検索し該当する対象を抽出して検索結果の第2の代替案として前記検索インターフェイスに送信し、
(3)前記検索結果の第1の代替案と検索結果の第2の代替案のうち、前記検索インターフェイスにて検索者により選択された代替案の検索入力を新たな検索入力として、
(4)当該新たな検索入力に対して、前記(1)の検索結果の第1の代替案と前記(2)の検索結果の第2の代替案を検索して前記検索インターフェイスに送信する処理を繰り返すことにより検索対象を絞り込んでいくことを特徴とする検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項2】
検索される対象の情報を保存した検索対象データベース、検索者についての情報を保存した検索者情報データベース、検索者に検索するための情報としてキーワードと感性イメージを入力させ、入力された情報及び検索結果を表示する検索インターフェイス、前記検索インターフェイスにて入力された情報から前記検索対象データベースと検索者情報データベースを検索し、該当対象を抽出して前記検索インターフェイスに表示させる検索エンジン及び前記検索対象データベース及び検索者情報データベースのデータ登録、更新を管理するデータベース管理部から構成される検索システムにおいて、
前記検索インターフェイスは、感性イメージを入力するため複数の感性イメージ特徴パラメータそれぞれを数値設定するためのパラメータ数値設定欄を表示し、キーワードを入力するためテキスト入力欄及びキーワード選択欄を表示し、
前記検索対象者データベースは、検索者毎の過去の検索入力と対象選択の履歴を保存し、
前記検索エンジンは、前記検索インターフェイスにて入力された検索者の検索入力に対して、入力されたキーワードに基づき前記検索対象データベースを検索して該当する対象を抽出し、入力された感性イメージに基づき該当する対象の優先順位を決めて、前記検索インターフェイスに検索結果として送信するものであり、かつ、
前記検索エンジンは、前記検索インターフェイスにて入力された検索者の検索入力に対して、前記検索対象者データベースに保存されている当該検索者の過去の検索入力と対象選択の履歴から感性イメージ特徴パラメータ設定基準差と検索パラメータ重視度との検索者検索傾向情報を推定し、当該推定結果を用いて検索入力を調整し、または検索入力と検索対象との適合度計算を調整して前記検索対象データベースを検索し、該当する検索対象を抽出して前記検索インターフェイスに送信することを特徴とする検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項3】
前記検索エンジンは、ある検索対象が選択される度に当該選択された検索対象に設定されている各検索パラメータと前記検索入力の各検索パラメータとの差から、当該選択された検索対象に対する各検索パラメータの感性イメージ特徴パラメータ設定基準差を推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項4】
前記検索エンジンは、ある検索対象が選択される度に当該選択された検索対象に設定された各検索パラメータと前記検索入力の各検索パラメータとの一致度合いを判定し、一致する検索パラメータの重視度を上げることにより各検索パラメータの検索パラメータ重視度を推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項5】
前記検索エンジンは、前記検索者情報データベースに保存されている検索者毎の検索履歴に基づいて検索者毎の検索入力の分散を求め、前記検索入力の分散が大きい検索パラメータほど重視度を低く、前記検索入力の分散の小さい検索パラメータほど重視度を高く設定することにより、検索者毎の各検索パラメータの検索パラメータ重視度を推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項6】
前記検索エンジンは、前記検索者情報データベースに保存されている検索者毎の検索履歴に基づいて検索者毎の検索入力の入力確率を求め、最も確率の高い検索入力をその検索者の嗜好検索入力と推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項7】
前記検索エンジンは、前記検索者情報データベースに保存されている検索者毎の検索対象選択履歴に基づいて過去に選択された検索対象に設定された検索パラメータの統計値を求め、その平均となる検索パラメータを嗜好検索入力と推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項8】
前記検索エンジンは、検索者の検索作業開始から終了までの1セッション内での情報を短期記憶に保存し、セッション単位での情報をセッション終了時に長期記憶に保存することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項9】
前記検索エンジンは、検索者の検索作業開始から終了までの1セッション内での情報を短期記憶に保存し、セッション単位での情報をセッション終了時に長期記憶に保存し、セッション単位での過去の検索者傾向情報の時系列から長期記憶における最新の検索者傾向情報を推定することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項10】
前記検索インターフェイスは、複数の感性イメージ特徴パラメータそれぞれを数値設定するためのパラメータ数値設定欄を表示し、
前記検索エンジンは、前記パラメータ数値設定欄にて設定された感性イメージ特徴パラメータ毎の数値設定に対して、前記検索対象データベースを検索して前記入力された感性イメージ特徴パラメータ毎の数値設定に近い基準値が設定されている検索対象を抽出して前記検索インターフェイスに送信し、
前記検索エンジンは、前記検索インターフェイスにて前記検索対象が選択されたときに、当該検索対象の各感性イメージ特徴パラメータの設定基準値と前記入力された感性イメージ特徴パラメータ毎の設定数値との設定基準差を求め、各感性イメージ特徴パラメータ毎の差を前記検索者情報データベースに保存し、
前記検索エンジンは、新たに入力された感性イメージ特徴パラメータ毎の数値設定入力に対して、前記検索者情報データベースの該当検索者の前記各感性イメージ特徴パラメータ毎の設定基準差を呼び出して前記新たに入力された感性イメージ特徴パラメータ毎の数値設定に加算して補正し、当該感性イメージ特徴パラメータ毎の補正後の数値設定を検索条件にして前記検索対象データベースを検索し該当する対象を抽出して前記検索インターフェイスに送信することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項11】
前記検索インターフェイスは、複数の検索パラメータそれぞれを設定する設定欄を表示し、
前記検索エンジンは、検索パラメータ毎に計算された検索入力と検索対象に設定された検索パラメータとの差値に対して、前記検索パラメータ重視度により重み付けを行った後に合計することによって各検索対象の適合度を計算し、適合度の高い検索対象から順に前記検索インターフェイスに表示させることを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項12】
前記検索エンジンは、入力された検索値である検索入力に一致する検索対象がない場合、前記検索パラメータ重視度の低い項目から検索条件を順次に緩めて検索を繰り返し、該当する検索対象を抽出することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項13】
前記検索エンジンは、前記検索者情報データベースの該当検索者の検索履歴に基づいて当該検索者の過去の検索傾向を割り出し、割り出した過去の検索傾向に基づいて検索対象として選択される可能性の高い検索対象を抽出して前記検索インターフェイスに送信し、前記検索インターフェイスから送られてきた検索者の応答を受信し、当該応答の内容に基づいて前記検索者情報データベースの当該検索者の検索傾向を更新することを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項14】
前記検索エンジンは、検索者毎の検索履歴に基づいて各検索入力の入力確率を求め、最も確率の高い検索入力をその検索者の嗜好検索入力と推定し、前記嗜好検索入力にて前記検索対象データベースを検索し、検索結果をおすすめ対象として前記検索インターフェイスに送信して表示させることを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項15】
前記検索エンジンは、検索者の検索作業開始から終了までの1セッションにおける検索者の検索設定の仕方を学習して前記検索者情報データベースに登録し、当該検索者の検索要求に対して前記検索者情報データベースを参照して該当検索時間帯で最も利用頻度の高い検索条件の設定を計算し、当該検索条件の設定に基づいて前記検索対象データベースを検索し、検索結果をおすすめ対象として前記検索インターフェイスに送信して表示させることを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項16】
前記検索エンジンは、検索過程における複数の状況をあらかじめ定義情報として保持していて、検索者の前記複数の状況それぞれでの検索条件の設定傾向を学習して前記検索者情報データベースに登録し、当該検索者の検索要求に対して前記定義情報のいずれの検索状況に該当するかを判断し、該当する検索状況に対して前記検索者情報データベースを参照して当該検索者の設定傾向を抽出し、当該設定傾向に基づいて前記検索対象データベースを検索し、検索結果をおすすめ対象として前記検索インターフェイスに送信して表示させることを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
【請求項17】
前記検索エンジンは、検索対象の特徴を複数の特徴項目に分け、前記検索インターフェイスに各特徴項目毎に数値を設定するための特徴パラメータそれぞれのパラメータ数値設定欄を表示させ、検索者が前記検索インターフェイスの前記特徴項目毎のパラメータ数値設定欄に対して設定し送信してきた特徴パラメータ毎の設定数値を読み取り、
前記検索エンジンは、前記検索者の特徴パラメータ毎の設定数値に対して、前記検索者情報データベースの当該検索者の検索履歴に基づいて当該システム側の特徴パラメータ毎の設定基準値との差を推定し、
前記検索者の特徴パラメータ毎の設定数値とシステム側の特徴パラメータ毎の設定基準値との差を補正した特徴パラメータの修正設定数値を求め、
前記特徴パラメータ毎の修正設定数値を検索条件にして前記検索対象データベースを検索して対象を抽出し、当該検索対象の情報をおすすめ対象として前記検索インターフェイスに送信して表示させることを特徴とする請求項に記載の検索システムにおける反復フュージョン型検索方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
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出願権利状態 登録
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