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白紋羽病の生物防除剤及び防除方法 新技術説明会

国内特許コード P09A015174
掲載日 2010年3月5日
出願番号 特願2006-316027
公開番号 特開2008-127353
登録番号 特許第4936444号
出願日 平成18年11月22日(2006.11.22)
公開日 平成20年6月5日(2008.6.5)
登録日 平成24年3月2日(2012.3.2)
発明者
  • 中村 仁
  • 吉田 幸二
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 白紋羽病の生物防除剤及び防除方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】白紋羽病の生物防除剤及びそれを用いた防除方法を提供する。
【解決手段】木材チップ上に生育した白紋羽病菌の非病原性菌株を含有することを特徴とする白紋羽病防除剤。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


白紋羽病とは、白紋羽病菌が作物の根に寄生する病気で、根の内部に侵入し根を腐敗させて、枯死させる病気をいう。また、白紋羽病菌は、子のう菌類に属するロセリニア・ネカトリクス(Rosellinia necatrix)である。



これまで、国内外において白紋羽病菌に対する拮抗微生物を用いた生物防除の試みがなされている(例えば、非特許文献1参照)。日本では、白紋羽病菌に対する拮抗微生物として、例えば、バチルス(Bacillus)属や他属の細菌類(特許文献1~3)、トリコデルマ(Trichoderma)属やグリオクラディウム(Gliocladium)属菌等の糸状菌類(特許文献4及び5)が利用されている。しかしながら、国内外を問わず、現在のところ、拮抗微生物を用いた白紋羽病菌に対する生物防除は実用化に至っていない。



一方、他の植物病害においては、病原菌と同一種の非病原性菌株を用いた生物防除法の開発が試みられている(例えば、「拮抗微生物による作物病害の生物防除」、クミアイ化学工業(2003)参照)。また、サツマイモつる割病に対して防除効果を有する非病原性フザリウム(Fusarium)属菌については、農薬登録(登録番号20848)されるなど実用化されている。このような非病原性菌株による防除機構としては、病原菌との空間的/栄養的競合等と関連すると考えられるが、主には植物体への誘導抵抗性の付与である(植物防疫,51,116-121,1997)。しかしながら、これまでに白紋羽病菌の非病原性菌株を用いた、白紋羽病菌に対する生物防除に関する報告はなされていない。




【特許文献1】特開2003-289854号公報

【特許文献2】特開2005-206496号公報

【特許文献3】特開2002-284615号公報

【特許文献4】特許第3213112号明細書

【特許文献5】特開平10-036211号公報

【非特許文献1】G. M. ten Hoopenら, 「Crop Protection」,2006年, 第25巻, p.89-107

産業上の利用分野


本発明は、例えば白紋羽病に対する生物防除剤及びそれを用いた防除方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
木材チップ上に生育した、受託番号NITE P-269で特定される白紋羽病菌の非病原性菌株を含有することを特徴とする白紋羽病防除剤。

【請求項2】
請求項1記載の白紋羽病防除剤を土壌に施用する工程と、
前記土壌において植物を生育する工程と、
を含むことを特徴とする、植物の白紋羽病防除方法。

【請求項3】
受託番号NITE P-269で特定される白紋羽病菌の非病原性菌株を木材チップ上で培養する工程を含むことを特徴とする、白紋羽病防除剤の製造方法。
産業区分
  • 薬品
  • 農林
  • その他農林水産
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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