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紫外線照射による飼料汚染マイコトキシンの除去法及びそのための装置 新技術説明会

国内特許コード P09A015206
掲載日 2010年3月5日
出願番号 特願2007-082141
公開番号 特開2008-237108
登録番号 特許第4753183号
出願日 平成19年3月27日(2007.3.27)
公開日 平成20年10月9日(2008.10.9)
登録日 平成23年6月3日(2011.6.3)
発明者
  • 村田 英雄
  • 宮崎 茂
  • 嶋田 伸明
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 紫外線照射による飼料汚染マイコトキシンの除去法及びそのための装置 新技術説明会
発明の概要

【課題】本発明は飼料中のマイコトキシンを効率的に除去するための手段を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のマイコトキシン除去装置1は、飼料2を収容するための円筒状容器3と、円筒状容器3の内部に紫外線を照射するように配置された紫外線照射装置4とを備える。紫外線照射装置4は回転放物面状の反射面5を有する凹面反射板6と、放物面の焦点上に配置された紫外線光源7を有する。紫外線光源7からの紫外線は凹面反射板6により反射されて一方向に向けられ、平行な紫外線8として円筒状容器内の飼料2に到達する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


マイコトキシンとは有毒カビにより産生される毒性物質の総称である。有害カビ由来のマイコトキシンにより重度汚染された飼料は、飼養価値が皆無になるばかりか、家畜の発育や繁殖障害を引き起こす他、畜産生産物の品質低下を招く。



紫外線照射は食品の殺菌、殺カビ処理法として用いられている(Japan Agricultural Research Quarterly, 40, 157-161, 2006)。



紫外線照射はアフラトキシンの変異原性を減弱したり、ゼアラレノンやデオキシニバレノール(いずれも穀類やサイレージの汚染マイコトキシンで、規制値が定められている)を消失させることが報告されている(Acta biol. Med. germ., Band 38, Seite 1239-1242 (1979))。




【非特許文献1】Japan Agricultural Research Quarterly, 40, 157-161, 2006

【非特許文献2】Acta biol. Med. germ., Band 38, Seite 1239-1242 (1979)

産業上の利用分野


本発明はマイコトキシンに汚染された飼料中のマイコトキシンを除去するため方法及びそのための装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
マイコトキシンに汚染された飼料中のマイコトキシンを除去するための装置であって、前記飼料を収容するための容器と、前記容器の内部に紫外線を照射するように配置された紫外線照射装置と、前記容器の内部に前記飼料を撹拌するための撹拌手段とを備え、
前記撹拌手段が、前記容器内において前記容器の側壁から前記容器の内部に突出するように配置された回転軸と、前記回転軸上の長手方向に沿って配置された複数の撹拌翼とを備えるものであり、
前記容器内の底面が傾斜面であり、
前記回転軸の回転時に前記複数の各撹拌翼の外郭が通過する最下端と、前記傾斜面とが、一定又はほぼ一定の間隔となるように前記複数の各撹拌翼が形成されており、
前記容器の、前記底面の最下方部の近傍から起立した側壁面上に、前記飼料の搬出入を行うための扉が形成されていることを特徴とする前記マイコトキシン除去装置。

【請求項2】
前記容器は、上方に開口部を有しており、
前記紫外線照射装置は、紫外線を発生させる紫外線光源と、前記光源からの紫外線を反射させ、反射させた紫外線を前記容器内部に向ける反射板とを備えることを特徴とする、請求項1記載の装置。

【請求項3】
前記容器が円筒状容器であり、前記反射板が回転放物面状の反射面を有するものであり、前記光源が前記反射面の回転放物面の焦点又はその近傍に配置されている、請求項2記載の装置。

【請求項4】
前記反射板は前記円筒状容器の開口部を覆うように配置されていることを特徴とする、請求項3記載の装置。

【請求項5】
前記反射板の頂部には、前記反射面の回転放物面と同軸的又はほぼ同軸的に円錐台形の窪み部が形成されており、前記窪み部は開口部と当該開口部よりも広い面積を有する底面とを備えており、かつ、前記窪み部の底面のうち、前記窪み部の軸線方向上に前記窪み部の周壁面が存在する領域には、前記反射面により包囲される空間と連通して前記空間内の熱を排熱する頂部排熱孔が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする、請求項3又は4記載の装置。

【請求項6】
前記容器が円筒状容器であり、前記反射板が回転楕円面状の反射面を有するものであり、前記光源が前記反射面の回転楕円面の第1焦点又はその近傍に配置されている、請求項2記載の装置。

【請求項7】
前記反射板は前記円筒状容器の開口部を覆うように配置されていることを特徴とする、請求項6記載の装置。

【請求項8】
前記反射板の頂部には、前記反射面の回転楕円面と同軸的又はほぼ同軸的に円錐台形の窪み部が形成されており、前記窪み部は開口部と当該開口部よりも広い面積を有する底面とを備えており、かつ、前記窪み部の底面のうち、前記窪み部の軸線方向上に前記窪み部の周壁面が存在する領域には、前記反射面により包囲される空間と連通して前記空間内の熱を排熱する頂部排熱孔が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする、請求項6又は7記載の装置。

【請求項9】
マイコトキシンに汚染された飼料中のマイコトキシンを除去する方法であって、前記飼料に紫外線を請求項1~8のいずれか1項記載の装置を用いて照射する工程を含むことを特徴とする前記方法。
産業区分
  • 食品
  • 治療衛生
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007082141thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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