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Nアセチルガラクトサミンの製造方法

国内特許コード P09A015218
掲載日 2010年3月5日
出願番号 特願2007-194867
公開番号 特開2009-027971
登録番号 特許第5078080号
出願日 平成19年7月26日(2007.7.26)
公開日 平成21年2月12日(2009.2.12)
登録日 平成24年9月7日(2012.9.7)
発明者
  • 井上 公輔
  • 西本 完
  • 北岡 本光
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 Nアセチルガラクトサミンの製造方法
発明の概要

【課題】Nアセチルガラクトサミンの有効な製造方法の提供。
【解決手段】出発原料であるNアセチルグルコサミンを、酵素を含む反応溶液と、ATPおよびUDP-糖の存在下で作用させることにより、Nアセチルガラクトサミンを製造する方法。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


Nアセチルガラクトサミンは糖鎖中によく見られる単糖の一つであり、糖鎖を利用した機能性物質の原料として期待されている。しかしながら、Nアセチルガラクトサミンを豊富に含んだ天然産の糖質は多量に存在しない。これまでに、Nアセチルガラクトサミンの製造方法としては、鮭軟骨などから抽出されるコンドロイチン硫酸の酸加水分解分解物からガラクトサミンを抽出後N-アセチル化することにより製造する方法が知られている(非特許文献1を参照)。



しかしながら、この方法では、出発物質の含有量の低さなどから、産業的に有効な製造法とはいえず、そのためにNアセチルガラクトサミンは非常に高価な物質であった。




【非特許文献1】Jeanloz, RZ編、“The Amino Sugars /volume 1A”, Academic Press (1969)

産業上の利用分野


本発明は、Nアセチルグルコサミンを、ATPおよびUDP-糖の存在下にて、酵素と反応させることにより、Nアセチルガラクトサミンを製造する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
出発原料であるNアセチルグルコサミンを、ATPおよびUDP-糖の存在下で、以下の(i)~(iii)の酵素と同時に作用させることにより、Nアセチルガラクトサミンを製造する方法:
(i)UDP-NアセチルグルコサミンをUDP-Nアセチルガラクトサミンに変換する活性を有するUDP-グルコース4-エピメラーゼ
(ii)UDP-NアセチルグルコサミンとNアセチルガラクトサミン1-リン酸間でUMP単位の交換反応を触媒する活性を有する、ビフィズス菌由来のUDP-グルコース-ヘキソース1リン酸ウリジリルトランスフェラーゼ;ならびに
(iii) ビフィズス菌由来のNアセチルヘキソサミン1キナーゼ

【請求項2】
UDP-糖が、UDP-グルコース、UDP-ガラクトース、UDP-Nアセチルグルコサミン、UDP-Nアセチルガラクトサミンおよびそれらの少なくとも2つの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
UDP-糖が、UDP-グルコースまたはUDP-Nアセチルグルコサミンである、請求項2に記載の方法。

【請求項4】
UDP-グルコース4-エピメラーゼが、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)に由来する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項5】
UDP-グルコース-ヘキソース1リン酸ウリジリルトランスフェラーゼが、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)に由来する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項6】
Nアセチルヘキソサミン1キナーゼが、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)に由来する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項7】
作用させる全ての酵素が、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)に由来する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項8】
さらに、製造されたNアセチルガラクトサミンを精製する工程を含む、請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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