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幼若ホルモン応答エレメント

国内特許コード P09A015287
掲載日 2010年3月5日
出願番号 特願2009-115312
公開番号 特開2009-297021
登録番号 特許第5754681号
出願日 平成21年5月12日(2009.5.12)
公開日 平成21年12月24日(2009.12.24)
登録日 平成27年6月5日(2015.6.5)
優先権データ
  • 特願2008-126777 (2008.5.14) JP
発明者
  • 篠田 徹郎
  • 水口 智江可
  • 神村 学
  • 今西 重雄
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 幼若ホルモン応答エレメント
発明の概要 【課題】本願発明は、幼若ホルモン(JH)に応答して転写を誘導するJH応答エレメント(JHRE)、JHREを用いたJHアゴニストおよびアンタゴニストのアッセイおよびスクリーニング方法、ならびにJHアゴニストおよびアンタゴニストを用いた遺伝子発現制御システムを提供する。また本発明は、JHに高い応答性を有する遺伝子、蛋白質、並びにそれらの利用等を提供する。
【解決手段】JHに対して顕著な応答性を有し、下流の遺伝子の転写をJHに応答して誘導することができる配列(JHRE)を同定した。このJHREは、JHおよびそのアナログに対して用量依存的な転写誘導活性を示し、異種プロモーターと組み合わせて使用することも可能であった。またこのJHREを用いて、哺乳動物細胞を用いたJH誘導発現系を構築することにも成功した。本発明を利用すれば、培養細胞等を用いて、JHアゴニストおよびアンタゴニストのアッセイやスクリーニングを効率よく実施することが可能となる。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


幼若ホルモン(juvenile hormone: JH)は、昆虫および甲殻類において、胚発生、脱皮・変態、性成熟、休眠などの多彩な生理現象に関与する多機能性ホルモンである(Hartfelder, K. (2000) Brazilian Journal of Medical and Biological Research 33:157-177)。特にJHは哺乳動物においてオルソログがないため、JHの内分泌系を攪乱することは、ヒトや哺乳動物に安全な殺虫手段となる。このような利点から、これまでに化学的に安定なJH類縁体の検索がなされ、例えばメソプレン(methoprene)、ピロプロキシフェン(pyriproxyfen)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)等の化合物が開発され、農業害虫や衛生害虫の殺虫剤として利用されている(Minakuchi C. and Riddiford LM. (2006) J. Pestic. Sci. 32: 77-84)。



しかしこれらの創農薬における化合物の探索は、昆虫個体を用いたランダムスクリーニング法が主流である。例えばJHアゴニスト・アンタゴニストのスクリーニングは、昆虫個体を用いて脱皮・変態等の異常を詳細に観察することで行われる。但し個体を用いたスクリーニングは多大な時間と労力が必要であり、またこうした個体の観察データだけでは、ヒットした化合物が、真にJHアゴニストあるいはアンタゴニストであるかや、その作用機作は明らかにできない。より簡便かつ直接的にJH作用を評価できる系が求められている。

産業上の利用分野


本発明は、幼若ホルモンに応答性を有する遺伝子に由来する幼若ホルモン応答エレメントに関する。また本発明は、該遺伝子、蛋白質、およびエレメントの利用等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNAであり、かつ異種プロモーターおよび/または異種遺伝子が機能的に連結されているDNA。

【請求項2】
配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、請求項1に記載のDNA。

【請求項3】
該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、請求項1または2に記載のDNA。

【請求項4】
該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、請求項3に記載のDNA。

【請求項5】
該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、請求項1から4のいずれかに記載のDNA。

【請求項6】
該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、請求項1からのいずれかに記載のDNA。

【請求項7】
下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAに、異種プロモーターおよび/または異種遺伝子が機能的に連結された、請求項2からのいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。

【請求項8】
配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、請求項1からのいずれかに記載のDNA。

【請求項9】
配列番号:12の塩基配列を含むDNAであり、かつ異種遺伝子が機能的に連結されている、DNA。

【請求項10】
配列番号:11の塩基配列を含むDNAであり、かつ異種遺伝子が機能的に連結されている、DNA。

【請求項11】
下記(a)または(b)に記載のDNAに、異種遺伝子が機能的に連結されたDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。

【請求項12】
配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、請求項1に記載のDNA。

【請求項13】
請求項1から12のいずれかに記載のDNAを含むベクター。

【請求項14】
下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAを含むベクターを含む、幼若ホルモン応答発現用組成物。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項15】
請求項1から12のいずれかに記載のDNAまたは該DNAを含むベクターを含む形質転換体。

【請求項16】
Met(Methoprene-tolerant)遺伝子が導入されている、請求項15に記載の形質転換体。

【請求項17】
昆虫細胞または哺乳動物細胞である、請求項15または16に記載の形質転換体。

【請求項18】
下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAの、幼若ホルモン応答エレメントとしての使用。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項19】
下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAの、Met(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合させるための使用。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項20】
幼若ホルモンまたはそのアゴニストによる発現制御における下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAの使用。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項21】
下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAが導入された細胞に、幼若ホルモンまたはそのアゴニストを接触させる工程を含む、発現制御方法。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項22】
(a)下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNA、および(b)(i)幼若ホルモンまたはそのアゴニスト、および/または (ii) Met(Methoprene-tolerant)をコードする核酸または該核酸が導入された細胞、を含むキット。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項23】
下記(1)から(12)のいずれかに記載のDNAの転写活性を検出する工程を含む、幼若ホルモン作用のアッセイ方法。
(1)配列番号:10または31の塩基配列において、配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含むDNA。
(2)配列番号:10の塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。
(3)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、500塩基未満の配列である、(1)または(2)に記載のDNA。
(4)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、300塩基未満の配列である、(3)に記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列が、配列番号:37の塩基配列を含む、(1)から(4)のいずれかに記載のDNA。
)該配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列を、複数コピー含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAである、(2)から()のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列を含むDNAであって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含むDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(c)配列番号:11の塩基配列と90%以上の同一性を有し、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
(d)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、配列番号:42の塩基配列を含み、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有するDNA。
)配列番号:11、12、または36の塩基配列を含む、(1)から()のいずれかに記載のDNA。
)配列番号:12の塩基配列を含むDNA。
10)配列番号:11の塩基配列を含むDNA。
11)下記(a)または(b)に記載のDNA。
(a)配列番号:11の塩基配列において、10以内の塩基を置換、欠失、および/または付加した配列を含み、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
(b)配列番号:11の塩基配列からなるDNAの相補鎖と0.2×SSC, 0.1% SDS、65℃の条件下でハイブリダイズするDNAであって、幼若ホルモン応答性を有するDNA。
12)配列番号:35の塩基配列、または該塩基配列において配列番号:42の塩基配列を含むように切り出された配列であって、幼若ホルモンに応答して転写を上昇させる活性またはMet(Methoprene-tolerant)蛋白質に結合する活性を有する配列を含む、(1)に記載のDNA。

【請求項24】
請求項23に記載の方法であって、該工程が被験化合物の存在下で行われ、それにより幼若ホルモンの作用に及ぼす被験化合物の促進または抑制効果を検出する方法。

【請求項25】
請求項24に記載の方法であって、該方法が幼若ホルモンの作用を上昇させる化合物のスクリーニングにおいて実施され、該DNAの転写活性を上昇させる化合物を選択する工程をさらに含む方法。

【請求項26】
請求項24に記載の方法であって、該工程が幼若ホルモンまたはそのアゴニストのさらなる存在下で行われ、それにより幼若ホルモンの作用を低下させる被験化合物の活性を検出する方法。

【請求項27】
請求項26に記載の方法であって、該方法が幼若ホルモンの作用を低下させる化合物のスクリーニングにおいて実施され、該DNAの転写活性を低下させる化合物を選択する工程をさらに含む方法。

【請求項28】
殺虫性化合物のアッセイまたはスクリーニングにおいて実施される、請求項23から27のいずれかに記載の方法。
国際特許分類(IPC)
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