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癌診断用試薬

国内特許コード P09A015349
掲載日 2010年3月19日
出願番号 特願2008-127601
公開番号 特開2009-276202
登録番号 特許第5278873号
出願日 平成20年5月14日(2008.5.14)
公開日 平成21年11月26日(2009.11.26)
登録日 平成25年5月31日(2013.5.31)
発明者
  • 西野 憲和
  • 加藤 珠樹
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 癌診断用試薬
発明の概要

【課題】癌患者の体液に含まれる前立腺特異抗原(PSA)等のマーカーの特定や追跡をしなくても、被験者の尿や血漿等の体液を接触させて活性測定を行い、体液の酵素活性全体を一括して評価するという簡単な操作で、癌かどうか、また癌の進行度や広がりを判別することができ、治療効果や経過観察にも役立てることができる癌診断用試薬を提供する。
【解決手段】本発明の癌診断用試薬は、Gln-Gly-Arg, Leu-Arg-Asn, Glu-Lys-Lys, Lys-Arg-Ser, Pro-Leu-Gly, Ala-Pro-Ala, Glu-Gly-Arg, Gly-Arg-Arg, Gly-Lys-Lys 等の3個のアミノ酸が結合した基質ペプチドが4種以上組み合わせられている。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


胃がん、肺がん、子宮がん、前立腺癌等の癌の早期発見のため、種々のスクリーニング検査やマーカーの研究が行われている。例えば、前立腺癌のスクリーニング検査のマーカーとして、前立腺特異抗原(PSA)が知られている。PSAは、前立腺腺細胞及び導管上皮細胞に局在するタンパク質の一種(セリンプロテアーゼ)であり、血清中のPSAの濃度は、前立腺疾患において特異的に上昇する。このため、PSAは前立腺癌の発見や診断等の有効な指標とされている。
血清中のPSAの濃度の測定は、モノクローナル抗体を利用したPSA測定試薬を用いて行うのが一般的である。これは、試薬を血清中のPSAと反応させて免疫複合体を形成させ、形成された免疫複合体の量からPSA濃度を測定するものである。
また、PSAがセリンプロテアーゼの一種であることに着目して、PSAによって選択的に分解切断される又はPSAが選択的に結合する新規なペプチドを、PSA測定試薬として用いる研究も行われている。このような技術としては、例えば、(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)に開示されたものが知られている。

【特許文献1】特表2004-509976号公報

【特許文献2】特表平10-502619号公報

【特許文献3】特表平10-512588号公報

産業上の利用分野


本発明は、前立腺癌等の癌の早期発見のためのスクリーニング検査、進行癌の診断や治療経過の観察に有効な癌診断用試薬に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
3個のアミノ酸が結合した基質ペプチドが4種以上組み合わせられており、前記基質ペプチドの組み合わせが、Gln-Gly-Arg,Leu-Arg-Asn,Glu-Lys-Lys及び/又はLys-Arg-Serを含み、尿を検体液として用いることを特徴とする癌診断用試薬。

【請求項2】
3個のアミノ酸が結合した基質ペプチドが8種組み合わせられており、前記基質ペプチドの組み合わせが、Pro-Leu-Gly,Ala-Pro-Ala,Gln-Gly-Arg,Glu-Gly-Arg,Gly-Arg-Arg,Gly-Lys-Lysの全てを含み、血液(血漿)を検体液として用いることを特徴とする癌診断用試薬。

【請求項3】
前記基質ペプチドの一方の末端に結合した第1蛍光基を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の癌診断用試薬。

【請求項4】
前記基質ペプチドの一方の末端に結合した第2蛍光基と、前記基質ペプチドの他方の末端に結合した消光基と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の癌診断用試薬。
産業区分
  • 試験、検査
  • 有機化合物
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008127601thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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