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音響特性制御装置 外国出願あり

国内特許コード P09A015355
掲載日 2010年3月19日
出願番号 特願2008-206250
公開番号 特開2010-044117
登録番号 特許第5177657号
出願日 平成20年8月8日(2008.8.8)
公開日 平成22年2月25日(2010.2.25)
登録日 平成25年1月18日(2013.1.18)
発明者
  • 佐藤 寧
  • 龍 敦子
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 音響特性制御装置 外国出願あり
発明の概要

【課題】特定の周波数域の信号が連続することを判別し、適切な特性で出力する音響特性制御装置の提供
【解決手段】
入力端子1には、例えば楽曲信号が供給される。この入力端子1はバンドパスフィルタ2とピーキングフィルタ10に接続される。
ゼロクロス検出回路4では、信号の正の期間に相当するパルス信号が形成される。パルス幅計測回路5は、パルス幅に応じた信号を出力する。
次に、比較器6,比較器7に入力し、比較器6ではパルス幅が第1の設定値a以上の時が判別されて信号を出力し、比較器7ではパルス幅が第2の設定値b以下の時が判別されて信号を出力する。
比較器6がアップダウンカウンタ8のアップ端子に接続され、比較器7がダウン端子に接続される。アップダウンカウンタ8の出力は、減算器9を介して、ピーキングフィルタ10に接続され、このカウント値にしたがって、ピーキングフィルタ10の音響特性が制御される。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


楽曲全体の構造の中で、一番代表的な盛り上がる主題の部分はサビと呼ばれる。このサビの部分は、歌曲であれば歌手の音声が比較的長く連続しているものである。
一方、収録された楽曲の音響特性は、比較的大型の音響設備において効果が発揮されるように設計されている。このため、例えば携帯型音響装置や小型音響装置、車載音響装置等で再生しても、十分に効果的な演奏とはならない場合がある。
そこで、携帯型音響装置等においては、例えば歌曲において歌手の音声帯域を増強するような音響特性の調整が行われている。しかし、このような増強を常に行うと、特に盛り上がるサビの部分で歌手の声が目立たず、却って不自然なものになり、良好な再生とは言えない。



これに対して、楽曲のサビの部分を判別して、そのサビの期間だけ所望の帯域の音響特性を増強することが考えられた。これであれば、サビの部分はもともと印象的な音声の演奏であり、その音響特性が増強されるので不自然にならず、効果的な再生を行うことができる。そしてこのようなサビの判別方法には、従来から種々の研究が行われている(例えば、特許文献1参照)。また、楽曲の特定の帯域を増強する手段は、すでに周知のものである(例えば、特許文献2参照)。
上述したように、楽曲のサビの部分を判別し、その期間だけ所望の帯域の音響特性を増強して効果的な再生を行うことが考えられる。ところが、そのためのサビの判別方法として、例えば特許文献1に開示されている技術では、極めて大がかりな設備が必要とされ、携帯型音響装置等においては容易に実施することができない。また、特許文献1に開示されている技術では、楽曲の全体からサビの部分を判別しており、事前に判別の処理が必要とされ、例えば現時点で流れている楽曲には適応できない。




【特許文献1】特開2004-233965号公報

【特許文献2】特開平7-106878号公報

産業上の利用分野


本発明は、音響特性制御装置に関し、特に、入力された音響信号において特定の周波数域の信号が連続することを検出し、音響特性を制御して出力することに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
入力信号を正のパルス信号とするパルス信号化部と、
前記パルス信号化部からのパルス信号のパルス幅を計測するパルス幅計測部と、
前記パルス幅計測部計測値に対して、第1のパルス幅以上の計測値を検出すると出力する第1の比較部と、
前記パルス幅計測部計測値に対して、前記第1のパルス幅よりも幅の狭い第2のパルス幅以下の計測値を検出すると出力する第2の比較部と、
前記第1の比較からの信号印加されるとカウンタ値をアップし、前記第2の比較部からの信号が印加されるとカウンタ値をダウンするカウンタと、
前記カウンタのカウンタ値により、前記入力信号の特性を変化させて出力するフィルタと、を備え、
前記カウンタは、前記第1の比較部及び前記第2の比較部により、前記第1のパルス幅以上に対応する特定の周波数領域の信号でカウンタ値をアップさせ、前記特定の周波数領域以外の周波数領域の信号のうち前記第2のパルス幅以下に対応する周波数領域の信号でカウンタ値をダウンさせることを特徴とする音響特性制御装置。

【請求項2】
前記パルス信号化部の前に、入力信号中の人間の音声信号を確実に検出するためのフィルタを設けたことを特徴とする請求項1に記載の音響特性制御装置。

【請求項3】
前記パルス信号化部は、入力信号中のゼロクロスを検出して該入力信号の周波数に応じてパルス幅の異なる正のパルス信号を出力するものである、請求項1または2に記載の音響特性制御装置。
産業区分
  • 電子応用機器
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2008206250thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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