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糖鎖改変方法および糖鎖改変装置 新技術説明会

国内特許コード P10A015364
整理番号 PA07-12
掲載日 2010年4月9日
出願番号 特願2008-133815
公開番号 特開2009-278907
登録番号 特許第5470612号
出願日 平成20年5月22日(2008.5.22)
公開日 平成21年12月3日(2009.12.3)
登録日 平成26年2月14日(2014.2.14)
発明者
  • 柿崎 育子
  • 遠藤 正彦
出願人
  • 国立大学法人弘前大学
発明の名称 糖鎖改変方法および糖鎖改変装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】 酵素学的手法による糖鎖改変方法において、反応に用いたグリコシダーゼの混入がない生成物を得るための方法を提供すること。
【解決手段】 グリコサミノグリカンおよび/またはプロテオグリカンを含む水溶液をグリコシダーゼ固定化カラムに通液し、グリコシダーゼの作用に基づく糖鎖の加水分解反応および/または糖転移反応をカラム内で行うことにより糖鎖を改変することを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



糖鎖は、核酸、タンパク質に次ぐ第三の“鎖”であり、近年、その役割や機能の実態が次第に明らかになるとともに、糖鎖の機能の向上や改変のための糖鎖工学の研究も盛んに行われていることは当業者に周知の通りである。このような状況において、本発明者のグループは、これまでに、グリコシダーゼの1つであるヒアルロニダーゼを用いて糖鎖を2糖単位で加水分解したり転移させたりすることによる糖鎖改変方法を開発している(例えば非特許文献1および非特許文献2を参照のこと)。この方法は、計画的なデザインのもとで糖鎖を2糖またはその倍数のオリゴ糖の単位で改変できることから、糖鎖工学上において非常に利用価値が高いものである。





しかしながら、糖鎖の改変対象となるグリコサミノグリカンやプロテオグリカンを含む水溶液にグリコシダーゼを添加して行う反応系(糖転移反応を行う場合にはさらに供与体となるグリコサミノグリカンやプロテオグリカンを添加)では、反応後に生成物を所定の精製手段(ゲルろ過クロマトグラフィーなど)によって精製しても、反応に用いたグリコシダーゼを生成物から除去することが必ずしも容易ではなく、そのため、生成物の生物学的活性を評価したり利用したりする際や生成物を出発原料として新たに糖鎖改変を行う際、生成物に混入したグリコシダーゼが悪影響を及ぼすことが否めないという問題があった。

【非特許文献1】

, Takagaki et al., Biochemistry, 33(21), 6503-6507, 1994.

【非特許文献2】

, Saitoh et al., J. Biol. Chem., 270, 3741-3747, 1995.

産業上の利用分野



本発明は、酵素学的手法による糖鎖改変方法において、反応に用いたグリコシダーゼの混入がない生成物を得るための方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
グリコサミノグリカンおよび/またはプロテオグリカンを含む水溶液を、糖鎖の加水分解反応を行うための第1のグリコシダーゼ固定化カラムに通液し、グリコシダーゼの作用に基づく糖鎖の加水分解反応をカラム内で行った後、糖鎖の加水分解反応によって得られる生成物を、糖転移反応を行うための供与体となるグリコサミノグリカンおよび/またはプロテオグリカンとともに、第1のグリコシダーゼ固定化カラムに直列に連結した糖転移反応を行うための第2のグリコシダーゼ固定化カラムに導入し、グリコシダーゼの作用に基づく糖転移反応をカラム内で行うこと、かつ、前記グリコシダーゼがヒアルロニダーゼであることにより糖鎖を改変する方法

【請求項2】
糖鎖の加水分解反応を行うための第1のグリコシダーゼ固定化カラムと糖転移反応を行うための第2のグリコシダーゼ固定化カラムが直列に連結されてなるとともに、第2のグリコシダーゼ固定化カラムに糖転移反応を行うための供与体を導入できるように構成されてなり、グリコサミノグリカンおよび/またはプロテオグリカンを含む水溶液を第1のグリコシダーゼ固定化カラムに通液し、グリコシダーゼの作用に基づく糖鎖の加水分解反応をカラム内で行った後、糖鎖の加水分解反応によって得られる生成物を、糖転移反応を行うための供与体となるグリコサミノグリカンおよび/またはプロテオグリカンとともに、第2のグリコシダーゼ固定化カラムに導入し、グリコシダーゼの作用に基づく糖転移反応をカラム内で行うこと、かつ、前記グリコシダーゼがヒアルロニダーゼであることにより糖鎖を改変するための糖鎖改変装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008133815thum.jpg
出願権利状態 登録
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