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デジタルコンテンツ登録配信装置、システム及び方法 新技術説明会

国内特許コード P10A015386
整理番号 A0200126
掲載日 2010年4月9日
出願番号 特願2006-308925
公開番号 特開2008-124971
登録番号 特許第4956742号
出願日 平成18年11月15日(2006.11.15)
公開日 平成20年5月29日(2008.5.29)
登録日 平成24年3月30日(2012.3.30)
発明者
  • 曽根原 登
出願人
  • 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
発明の名称 デジタルコンテンツ登録配信装置、システム及び方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】デジタルコンテンツについて、評判に応じて開示の程度をコントロールできるようにするデジタルコンテンツ登録配信装置及び登録配信方法を提供する。
【解決手段】本発明は、配信の対象となるコンテンツを複数のコンテンツ片に分割し、コンテンツ片にスクランブルを施し、閲覧を希望する者に、コンテンツとしては正常に視聴再生できないが、ある程度コンテンツの内容が評価できるように配信する。また、スクランブルレベルを複数とすることにより、コンテンツの評判に応じてスクランブルレベルを調整可能である。
【選択図】図3

従来技術、競合技術の概要


従来、コンテンツ配信装置に蓄積記録したコンテンツを、コンテンツ再生装置の配信要求に応じて配信するデジタルコンテンツ配信システムが幾つか提案されている。これらのコンテンツ配信システムは、個々のコンテンツを一つの単位として蓄積・記録するもので、配信の対象となるコンテンツはコンテンツサーバに格納され、受信装置からの配信要求に対して個々に配信される。
しかしながら、ネットワーク上のデジタルコンテンツビジネスでは、書店での立ち読みのように、コンテンツの無料閲覧を許容することにより購入意欲を掻き立てるというような購入促進対策が困難である。すなわち、コンテンツの全貌を見せてしまうと利用者はそのコピーを取れば目的を果たしてしまうことになるので、全体の提示はできない。しかしデジタルコンテンツの場合には、書籍を印刷し、装丁し、書店に展示するというようなコストがかかる販売準備行動は不要で、著作物さえデジタル化できれば、ネット上で販売活動を行える。このように誰でも(例え無名の者でも)あまりコストをかけないで販売活動をすることが可能である。他方、購入者側では、無名で、実績も不明な制作者が制作したデジタルコンテンツの内容を垣間見ることもなく、代金を支払って購入することはリスクが大きい。



このため、デジタルコンテンツを配信前に一部のみを開示するものとして、コンテンツの配信に際してまず該コンテンツの一部分あるいは別途設定されたコンテンツをサンプルコンテンツとして送信し、引き続き配信要求があった場合にコンテンツ全体を送信するもの、公開部分と非公開部分を含むコンテンツにおいて購入前は公開部分だけにアクセスできるようにするものがあった。この他に、コンテンツを複数部分に分解して取り扱うものとして、コンテンツデータを複数の課金区間に分割し、課金区間毎に異なる暗号鍵で暗号化して部分視聴を可能とするもの、ユーザによって指定された部分コンテンツのみを送信しコピー可能とするもの、検索の効率化のためにコンテンツを部分化し、ユーザが要求する部分化コンテンツの編集を可能にするもの等があった。(特許文献1~5参照)





【特許文献1】特開2002-63187号公報(段落0022~0105、図3~9)

【特許文献2】特開2001-51960号公報(段落0016~0088、図1~12)

【特許文献3】特開2004-133801号公報(段落0019~0112、図1~23)

【特許文献4】特開2005-92573号公報(段落0008~0033、図1~12)

【特許文献5】特開2002-55981号公報(段落0021~0084、図1~7)

産業上の利用分野


本発明は、コンテンツを蓄積・配信するコンテンツ配信装置とコンテンツを受信・再生するコンテンツ受信装置からなるコンテンツ配信システムに関する。詳しくは、複数のスクランブルレベルを設けてスクランブルコンテンツを配信可能なデジタルコンテンツ配信装置、システム及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
デジタルコンテンツを登録するコンテンツ登録部と;
前記コンテンツ登録部に登録されたデジタルコンテンツを記憶する外部記憶装置から前記コンテンツ登録部に登録されたデジタルコンテンツを取得可能なコンテンツ取得部、又は前記コンテンツ登録部に登録されたデジタルコンテンツを記憶する記憶部と;
前記登録されたデジタルコンテンツにスクランブルを施し、スクランブルの程度が異なる複数レベルのスクランブルコンテンツを生成可能なスクランブル化部と;
前記スクランブルコンテンツに関するスクランブルレベルを設定するスクランブルレベル設定部と;
前記スクランブルレベルが設定されたスクランブルコンテンツを開示するスクランブルコンテンツ開示部と;
前記スクランブルコンテンツ開示部にて開示されたスクランブルコンテンツに係るデジタルコンテンツの配信要求を受け付ける配信要求受付部と;
前記配信要求が受け付けられたデジタルコンテンツを配信するコンテンツ配信部
前記登録されたデジタルコンテンツに対するアクセス、配信、閲覧要求、被引用、被リンク、被検索ヒット等のコンテンツ利用に係るデータを取得する利用データ計測部とを備え;
前記スクランブルレベル設定部は、前記利用データ計測部で取得されたデータに基づいて、前記デジタルコンテンツに関するスクランブルレベルを設定可能である;
デジタルコンテンツ登録配信装置。

【請求項2】
前記スクランブルの手法として、ぼかし、揺らぎ、ゴースト、順序入替、マスク、モザイクのうちのいずれか又はこれらの組合せを用いる;
請求項1に記載のデジタルコンテンツ登録配信装置。

【請求項3】
前記コンテンツ配信部は、前記スクランブルコンテンツ開示部にて開示されたスクランブルコンテンツを原画像に復元させる復号鍵を配信する;
請求項1又は請求項2に記載のデジタルコンテンツ登録配信装置。

【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のデジタルコンテンツ登録配信装置と、前記デジタルコンテンツ登録配信装置に対してデジタルコンテンツの配信要求を行い、前記デジタルコンテンツ登録配信装置から配信されたデジタルコンテンツを受信し、再生するデジタルコンテンツ受信再生装置とから構成される;
デジタルコンテンツ登録配信システム。

【請求項5】
デジタルコンテンツ登録配信装置が行なうデジタルコンテンツ登録配信方法であって;
デジタルコンテンツを登録するコンテンツ登録工程と;
前記コンテンツ登録工程で登録されたデジタルコンテンツを記憶するコンテンツ記憶工程と;
前記登録されたデジタルコンテンツにスクランブルを施し、スクランブルの程度が異なる複数レベルのスクランブルコンテンツを生成可能なスクランブル化工程と;
前記スクランブルコンテンツに関するスクランブルレベルを設定するスクランブルレベル設定工程と;
前記スクランブルレベルが設定されたスクランブルコンテンツを開示するスクランブルコンテンツ開示工程と;
前記スクランブルコンテンツ開示工程にて開示されたスクランブルコンテンツに係るデジタルコンテンツの配信要求を受け付ける配信要求受付工程と;
前記配信要求が受け付けられたデジタルコンテンツを配信するコンテンツ配信工程
前記登録されたデジタルコンテンツに対するアクセス、配信、閲覧要求、被引用、被リンク、被検索ヒット等のコンテンツ利用に係るデータを取得する利用データ計測工程とを備え;
前記スクランブルレベル設定工程は、前記利用データ計測工程で取得されたデータに基づいて、前記デジタルコンテンツに関するスクランブルレベルを設定可能である;
デジタルコンテンツ登録配信方法。
産業区分
  • テレビ
  • その他情報処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006308925thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
※ 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)は、我が国唯一の情報系に特化した研究所です。NIIでは、外部資金による研究成果の社会還元を中心に、技術移転活動に積極的に取り組んでいます。上記の発明にライセンス対象や共同開発対象として関心をお持ちいただいた方は、国立情報学研究所 社会連携推進室までお気軽にお問合せください。


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