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FSK信号に対する周波数選択性MIMO通信路に於ける、周波数領域等化と非同期検波方式を組み合わせた伝送方式 新技術説明会

国内特許コード P10P006813
掲載日 2010年4月16日
出願番号 特願2008-245431
公開番号 特開2010-081159
登録番号 特許第5360744号
出願日 平成20年9月25日(2008.9.25)
公開日 平成22年4月8日(2010.4.8)
登録日 平成25年9月13日(2013.9.13)
発明者
  • 岩波 保則
  • 岡本 英二
  • 肱元 学
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 FSK信号に対する周波数選択性MIMO通信路に於ける、周波数領域等化と非同期検波方式を組み合わせた伝送方式 新技術説明会
発明の概要

【課題】
SISOの伝送及び、送受信機ともに複数のアンテナを用いた単一送信機、単一受信機によるマルチ入力、マルチ出力の伝送において、アンテナ間の信号分離と周波数選択性通信路の補償が可能な伝送方式を提供することを課題とする。
【解決手段】
非同期なエネルギー検波方式を採用した周波数シフト変調(FSK)方式を用いた伝送のうち、周波数選択性通信路環境下に於いて、受信側で検波器への入力の前にアナログ信号をサンプリングし、その離散時刻信号に対して周波数領域等化(FDE)を行う。
【選択図】図5

従来技術、競合技術の概要


第1の従来技術としてViterbiアルゴリズムを利用した最尤系列推定(Maximum Likelihood Sequence Estimation、以下「MLSE」という。)方式が上げられる。FSK信号に対するMLSEは受信系列を送信された可能性のある全ての系列と比較する。例として、長さLビットの2値系列の復号を行うためには、送信された可能性のある2個の異なる符号系列のパスメトリック(受信系列Yにおいて、レプリカ信号との信号点間の距離の二乗和)を比較し、このパスメトリックを最小にする最も確からしい符号系列Xを選択する。







第3の従来技術として周波数領域等化(Frequency Domain Equalization、以下「FDE」という。)がある。受信機側で受信データを高速フーリエ変換(FFT)により周波数領域に変換し、MMSE基準の重み行列を乗算するNullingと呼ばれる方法を用いて、周波数等化と信号分離を同時に行う。この処理の後、逆高速フーリエ変換(IFFT)により時間領域に戻し、データを復調する。
第4の従来技術としてリード・ソロモン符号(Reed-Solomon code、以下「RS符号」という。)がある。2値データに対してRS符号化を施し、情報ビットに加えて冗長性を持った冗長ビットを2値データに付加する。受信側では、得られた2値データに対してRS復号化を施し、判定を誤ったビットがあればそれを正す。

産業上の利用分野


本発明は、ディジタル無線通信方式におけるデータ伝送方式に関するものである。特に、非同期検波方式を採用したFSK信号に対し、周波数選択性通信路に於けるルチ入力、マルチ出力(Multiple-Input Multiple-Output, MIMO、以下「MIMO」という。)システムを簡易な送受信機構成で実現し、優れたビット誤り率特性を実現させる方法を提供するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
非同期なエネルギー検波方式を採用した周波数シフト変調(Frequency Shift Keying、以下「FSK」という。)方式を用いた伝送のうち、周波数選択性通信路環境下に於いて、受信側で検波器への入力の前にアナログ信号をサンプリングし、その離散時刻信号に対して周波数領域等化(Frequency Domain Equalization 、以下「FDE」という。)を行うことで送受信機ともに複数のアンテナを用いた単一送信機、単一受信機によるマルチ入力、マルチ出力(Multiple-Input Multiple-Output,MIMO、以下「MIMO」という。)の伝送において、アンテナ間の信号分離と周波数選択性通信路の補償が可能な伝送方式。

【請求項2】
請求項1のうち、エネルギー検波器の前にアナログ信号をサンプリングし、その離散時刻信号に対してFDEを行うことで、非同期検波方式と線形の等化技術を両立し、非同期検波方式を採用したFSK信号のMIMO通信路での利用を実現した伝送方式。

【請求項3】
請求項1のうち、送信する2値データに対しリード・ソロモン符号(Reed-Solomon code、以下「RS符号」という。)化を施す際、RS符号における1バイトに含まれるビット数が、多値変調における1シンボルに含まれるビット数の整数倍となるようにRS符号を選び、2値データをRS符号化した後、多値変調信号に変調して送信し、受信側ではシンボル判定によって得た2値データに対してRS復号化を施す伝送方式。
産業区分
  • 伝送方式
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008245431thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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