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スフェロイド複合体およびその製造方法、ならびに多層型スフェロイド複合体

国内特許コード P10P007206
掲載日 2010年4月23日
出願番号 特願2008-230224
公開番号 特開2010-063375
登録番号 特許第5388093号
出願日 平成20年9月8日(2008.9.8)
公開日 平成22年3月25日(2010.3.25)
登録日 平成25年10月18日(2013.10.18)
発明者
  • 大塚 英典
  • 里見 智美
  • 上野 耕治
  • 山本 雅
  • 中曽根 佑一
  • 明石 京子
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 スフェロイド複合体およびその製造方法、ならびに多層型スフェロイド複合体
発明の概要 【課題】多孔質基材上に均一な大きさを有する複数のスフェロイドを含むスフェロイド複合体を提供する。
【解決手段】細胞接着性の多孔質基材と、前記多孔質基材上に配置され、末端に重合性置換基を有するポリアルキレングリコール基の3以上と前記ポリアルキレングリコール基と結合する3価以上の連結基とを有する分岐ポリアルキレングリコール誘導体を含有する感光性組成物を硬化させて形成された複数の親水性領域および疎水性領域と、を含む基板上と、前記基板上の疎水性領域に形成されたスフェロイドと、を含むスフェロイド複合体である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


通常の細胞培養では、二次元的な平面培養であるため、多くの細胞が立体的に凝集している生体器官とは、組織形態だけでなく機能の発現においても大きな差異が存在する。このような理由から、近年、ヒトを含めた動物の組織細胞を三次元的に培養し、培養細胞によって生体の器官様構造体を再構築しようとする試みが検討されはじめている。そのための三次元細胞培養方法として、細胞をコラーゲンゲル内に包埋して三次元的に培養する方法やスフェロイド形成法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、通液性を有する糸を用いた通液性細胞培養担体が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】
特開平7-79772号公報
【特許文献2】
特開平7-298876号公報

産業上の利用分野


本発明は、スフェロイド複合体およびその製造方法、ならびに多層型スフェロイド複合体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
細胞接着性の織成体又は不織布から選ばれる多孔質基材、ならびに、前記多孔質基材上に配置され、末端に重合性置換基を有するポリアルキレングリコール基の3以上と前記ポリアルキレングリコール基と結合する3価以上の連結基とを有する分岐ポリアルキレングリコール誘導体を含有する感光性組成物を硬化させて形成された複数の親水性領域および疎水性領域を含む基板と、
前記基板上の疎水性領域に形成されたスフェロイドと、
を含むスフェロイド複合体。

【請求項2】
前記分岐ポリアルキレングリコール誘導体は、重合度が5~1000のポリアルキレングリコール基を4以上有する、請求項1に記載のスフェロイド複合体。

【請求項3】
前記多孔質基材は、生分解性化合物および細胞外マトリクスの少なくとも一方を含む請求項1または請求項2に記載のスフェロイド複合体。

【請求項4】
前記多孔質基材は、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリεカプロラクトン、ゼラチン、コラーゲン、アルギン酸、フィブリン、レクチン由来の接着タンパク質、ポリリジン、および接着性オリゴペプチドから選ばれる少なくとも1種を含む請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体。

【請求項5】
前記疎水性領域は前記多孔質基材上にアレイ状に形成されている請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体。

【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体の2以上が積層された多層型スフェロイド複合体。

【請求項7】
細胞接着性の織成体又は不織布から選ばれる多孔質基材、ならびに、前記多孔質基材上に配置され、末端に重合性置換基を有するポリアルキレングリコール基の3以上と前記ポリアルキレングリコール基と結合する3価以上の連結基とを有する分岐ポリアルキレングリコール誘導体を含有する感光性組成物を硬化させて形成された複数の親水性領域および疎水性領域を含む基板上に、細胞を播種することと、
播種された細胞を培養して、培養された細胞に由来するスフェロイドを前記基板上の疎水性領域に形成させることと、
を含むスフェロイド複合体の製造方法。

【請求項8】
前記分岐ポリアルキレングリコール誘導体は、重合度が5~1000のポリアルキレングリコール基を4以上有する、請求項7に記載のスフェロイド複合体の製造方法。

【請求項9】
前記多孔質基材は、生分解性化合物および細胞外マトリクスの少なくとも一方を含む請求項7または請求項8に記載のスフェロイド複合体の製造方法。

【請求項10】
前記多孔質基材は、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリεカプロラクトン、ゼラチン、コラーゲン、アルギン酸、フィブリン、レクチン由来の接着タンパク質、ポリリジン、および接着性オリゴペプチドから選ばれる少なくとも1種を含む請求項7~請求項9のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体の製造方法。

【請求項11】
前記多孔質基材は、温度応答的に性状が変化する温度応答性層上に配置されている請求項7~請求項10のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体の製造方法。

【請求項12】
前記疎水性領域は前記多孔質基材上にアレイ状に形成されている請求項7~請求項11のいずれか1項に記載のスフェロイド複合体の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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