TOP > 国内特許検索 > ネットワーク構成情報取得方法および装置

ネットワーク構成情報取得方法および装置

国内特許コード P10P006864
整理番号 22347
掲載日 2010年5月14日
出願番号 特願2008-265461
公開番号 特開2010-097273
登録番号 特許第5234544号
出願日 平成20年10月14日(2008.10.14)
公開日 平成22年4月30日(2010.4.30)
登録日 平成25年4月5日(2013.4.5)
発明者
  • 吉田 充
出願人
  • 独立行政法人理化学研究所
発明の名称 ネットワーク構成情報取得方法および装置
発明の概要

【課題】ネットワークの接続情報を取得し、ネットワーク構成を検出する。
【解決手段】ネットワークの接続関係を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得する方法であり、各ネットワーク機器からその機器が有するポートと各ポートの先に接続されているネットワーク機器に関する情報を取得する工程と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定する解析工程と含む。解析工程では、下流側ポートの先に接続されている機器のうち、下流側機器数が最大のものをその下流側ポートに直接接続されていると決定する処理を繰り返して、上流側から構成を決定していくことが好適である。
【選択図】図5

従来技術、競合技術の概要


近年のコンピュータネットワークは大規模化しており、数十、数百のネットワーク機器が接続されている。このようなコンピュータネットワークを的確に管理するためには、最新のネットワーク構成を管理者が把握している必要がある。



ネットワーク構成を管理するための最も原始的な方法は、ネットワーク構成図を手作業で作成し、ネットワーク構成に変更を加えるたびに構成図の方も更新する方法である。この方法は、構成図の更新が煩わしいだけでなく、構成図の更新を忘れた場合に最新の構成が把握できないといった問題や、現在の構成図が最新の構成を正しく反映しているか確認できないといった問題がある。



そこで、ネットワークの構成を自動的に取得できることが望まれる。このようなネットワーク構成を自動的に取得する技術はいくつか提案されている。

【特許文献1】特開2004-86729号公報

【特許文献2】特開2003-124932号公報

産業上の利用分野


本発明は、既存ネットワークの接続関係を解析する技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数のネットワーク機器からなるネットワークの接続関係を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得するネットワーク構成情報取得方法であって、
それぞれのネットワーク機器から、そのネットワーク機器が有するポートと、各ポートの先に接続されているネットワーク機器とに関する情報を取得するポート情報取得工程と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定するネットワーク構成解析工程と
を含むネットワーク構成情報取得方法であって、
前記ルートノードがその先に接続されているポートを上流側ポート、その他のポートを下流側ポートと定義したときに、
前記ネットワーク構成解析工程は、
接続関係が既に決定されたネットワーク機器の下流側ポートの先に接続されているネットワーク機器のうち下流側機器数が最も多いものを、前記接続関係が決定されたネットワーク機器の下流側ポートに直接接続されているネットワーク機器であると判断して接続関係を決定する工程を、前記ルートノードを最初に接続関係が決定されたネットワーク機器として繰り返し実行する
ことを特徴とするネットワーク構成情報取得方法。

【請求項2】
接続関係が既に決定されたネットワーク機器が複数の下流側ポートを有する場合に、少なくとも2個以上の下流側ポートについて、下流側の接続関係の決定を並列して実行する
ことを特徴とする請求項に記載のネットワーク構成情報取得方法。

【請求項3】
複数のネットワーク機器からなるネットワークの接続関係を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得するネットワーク構成情報取得方法であって、
それぞれのネットワーク機器から、そのネットワーク機器が有するポートと、各ポートの先に接続されているネットワーク機器とに関する情報を取得するポート情報取得工程と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定するネットワーク構成解析工程と
を含むネットワーク構成情報取得方法であって、
前記ルートノードがその先に接続されているポートを上流側ポート、その他のポートを下流側ポートと定義したときに、
前記ネットワーク構成解析工程は、
前記ルートノードを特定した後に、
前記ルートノード以外のネットワーク機器について、下流側機器数が多いネットワーク機器から順番に選択して、接続関係が決定済みのネットワーク機器のうち、前記選択されたネットワーク機器がその先に接続されているポートを有するネットワーク機器を、前記選択されたネットワーク機器の上流側ポートに直接接続される機器として特定して接続関係を決定していくものであり、
前記選択されたネットワーク機器がその先に接続されているポートを有するネットワーク機器が複数ある場合には、そのポートの先に接続されているネットワーク機器の数が最も少ないネットワーク機器を、前記選択されたネットワーク機器の上流側ポートに直接接続される機器として特定する
ことを特徴とするネットワーク構成情報取得方法。

【請求項4】
複数のネットワーク機器からなるネットワークの接続関係を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得するネットワーク構成情報取得方法であって、
それぞれのネットワーク機器から、そのネットワーク機器が有するポートと、各ポートの先に接続されているネットワーク機器とに関する情報を取得するポート情報取得工程と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定するネットワーク構成解析工程と
を含むネットワーク構成情報取得方法であって、
前記ルートノードがその先に接続されているポートを上流側ポート、その他のポートを下流側ポートとしたときに、
前記ネットワーク構成解析工程は、
前記ルートノードを特定した後に、
前記複数のネットワーク機器のうち、下流側ポートを持たないネットワーク機器をエッジノードとして特定し、
エッジノード以外のネットワーク機器について、下流側機器数が少ないネットワーク機器から順番に選択して、当該選択されたネットワーク機器の下流側ポートに接続されるネットワーク機器のうち、接続関係が未決定のネットワーク機器を、前記選択されたネットワーク機器の下流側ポートに直接接続される機器として特定して接続関係を決定していく
ことを特徴とするネットワーク構成情報取得方法。

【請求項5】
複数のネットワーク機器からなるネットワークの接続関係を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得するネットワーク構成情報取得方法であって、
それぞれのネットワーク機器から、そのネットワーク機器が有するポートと、各ポートの先に接続されているネットワーク機器とに関する情報を取得するポート情報取得工程と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定するネットワーク構成解析工程と
を含むネットワーク構成情報取得方法であって、
前記ルートノードがその先に接続されているポートを上流側ポート、その他のポートを下流側ポートとしたときに、
前記ネットワーク構成解析工程は、
前記ルートノードを特定した後に、
前記複数のネットワーク機器のうち、下流側ポートを持たないネットワーク機器をエッジノードとして接続関係を決定した後に、
下流側ポートの接続関係が決定されたネットワーク機器以外のネットワーク機器を対象に、下流側機器が全て既に下流側ポートの接続関係が決定されたネットワーク機器であるネットワーク機器を探し、そのネットワーク機器についての接続関係を決定する工程を、繰り返し実行するものであり、
下流側機器が全て既に下流側ポートの接続関係が決定されたネットワーク機器であるネッ
トワーク機器が複数ある場合、下流側機器数が最も多いものを特定する
ことを特徴とするネットワーク構成情報取得方法。

【請求項6】
前記ネットワーク機器はL2スイッチであり、
各L2スイッチが有するポートとの各ポートの先に接続されているL2スイッチに関する情報は、SNMPによって取得される
ことを特徴とする請求項1~のいずれかに記載のネットワーク構成情報取得方法。

【請求項7】
複数のネットワーク機器からなるネットワークの構成を、所定のネットワーク機器をルートノードとする木構造として取得するネットワーク構成情報取得装置であって、
それぞれのネットワーク機器から、そのネットワーク機器が有するポートと、各ポートの先に接続されているネットワーク機器とに関する情報を取得するポート情報取得手段と、木構造において任意の部分木の大きさは当該部分木を含む上流の部分木の大きさよりも小さいことを利用してネットワークの接続関係を決定するネットワーク構成解析手段と
を有するネットワーク構成情報取得装置であって、
前記ルートノードがその先に接続されているポートを上流側ポート、その他のポートを下流側ポートと定義したときに、
前記ネットワーク構成解析手段は、
接続関係が既に決定されたネットワーク機器の下流側ポートの先に接続されているネットワーク機器のうち下流側機器数が最も多いものを、前記接続関係が決定されたネットワーク機器の下流側ポートに直接接続されているネットワーク機器であると判断して接続関係を決定する処理を、前記ルートノードを最初に接続関係が決定されたネットワーク機器として繰り返し実行する
ことを特徴とするネットワーク構成情報取得装置。
産業区分
  • 記憶装置
  • 電信
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008265461thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close