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廃棄ガラス繊維強化プラスチックを用いた多孔質セラミックの製造方法 新技術説明会

国内特許コード P10P006706
掲載日 2010年5月21日
出願番号 特願2008-274979
公開番号 特開2010-100497
登録番号 特許第5167520号
出願日 平成20年10月25日(2008.10.25)
公開日 平成22年5月6日(2010.5.6)
登録日 平成25年1月11日(2013.1.11)
発明者
  • 木之下 広幸
  • 池田 清彦
  • 海津 浩一
出願人
  • 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 廃棄ガラス繊維強化プラスチックを用いた多孔質セラミックの製造方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】廃棄されるガラス繊維強化プラスチックの有効活用技術を提供する。
【解決手段】ガラス繊維強化プラスチックと、粘土を混合して成形するステップと、該プラスチックのプラスチック成分を分解する温度で焼成するステップと、前記プラスチックのガラス繊維成分によって強度増加する温度まで昇温して焼成する。この製造方法によって多孔質セラミックスであるタイルが製造され、さらにこのタイルを使用した舗道用吸水性ブロックが得られる。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


現在、我々の身の周りには様々なプラスチック製品が使用されており、使用済みのプラスチックは廃棄プラスチックと呼ばれ、それらの処分が大きな社会問題となっている。この廃棄プラスチックの約60%はリサイクルなどの技術によって有効活用がなされているが、残りの40%は埋立てや単純焼却による廃棄処分が行なわれ、特にガラス繊維強化プラスチックは埋立て処分をする場合に、プラスチックに含まれるガラス繊維が環境を汚染する恐れがあり、その有効活用が強く求められている。



廃棄プラスチックの処理方法としては、サーマルリサイクル法、ケミカルリサイクル法、およびマテリアルリサイクル法があり、多種類の廃棄プラスチックに対して、これらの処理方法の中から最適なものが選択されている。しかしながら、これらの処理方法はいずれもプラスチックのみの廃棄プラスチックを対象とするで、上記のガラス繊維強化プラスチックを処理する場合には、プラスチックに含まれるガラス繊維の処理ができない場合があった。



そこで、廃棄ガラス繊維強化プラスチックの破砕物と熱硬化性樹脂との混合物をプレス加工して床材、舗装材ブロックとする技術が提案されている(特許文献1参照。)。また、銅製錬鉱さいに石灰石および粘土を配合した基材に、ガラス繊維強化プラスチック廃砕物を添加して成形後、焼成する多孔質セラミックの製造技術もある(特許文献2参照。)。




【特許文献1】特開2002-294614号公報

【特許文献2】特開平6-116057号公報

産業上の利用分野


本発明は、セラミックの製造方法であって、とくに廃棄ガラス繊維強化プラスチックを再利用した軽量で強度の高い多孔質セラミックの製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
廃棄ガラス繊維強化プラスチックと粘土を混合して成形するステップと、該プラスチックのプラスチック成分が分解する温度の700~1000℃まで昇温する第一焼成ステップと、前記プラスチックのガラス繊維成分が溶融しない温度の1100℃までさらに昇温する第二焼成ステップを含む、前記プラスチック由来の溶融していないガラス繊維により強度増加した多孔質セラミックの製造方法。

【請求項2】
前記第二焼成ステップにおける焼成温度において、所定の時間保持する第三焼成ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多孔質セラミックの製造方法。

【請求項3】
廃棄ガラス繊維強化プラスチックと粘土を混合して成形するステップにおいて、ガラス繊維成分を全体質量比8%以上含有するように混合することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の多孔質セラミックの製造方法。
産業区分
  • 窯業
  • 高分子化合物
  • 建造物
  • その他建築
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008274979thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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