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植物病害防除剤 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P10A015499
整理番号 GI-H28-58
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2007-059639
公開番号 特開2008-222579
登録番号 特許第5380648号
出願日 平成19年3月9日(2007.3.9)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成25年10月11日(2013.10.11)
発明者
  • 清水 将文
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 植物病害防除剤 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】放線菌を含む植物病害防除剤が注目されているが、これまで提案された植物病害防除剤はその防除効果が小さく、生産現場で化学農薬の代替物として使用することが困難であった。また、放線菌が有する病害防除活性を保ったまま製剤化するには膨大な時間と多大なコストを要した。
【解決手段】そこで、より防除効果がありかつ製剤化しやすいという特徴を有するストレプトミセスsp. MBCN152-1株を新規に分離し、それを含む植物病害防除剤を作製することによって、上記課題を解決した。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要


近年、野菜や花卉植物の子苗は、ハウスや温室内で行うセル成型育苗や育苗箱栽培、ポット栽培など様々な方法を利用して生産されているが、育苗中に植物苗が病原菌に侵され商品価値を失う場合が少なくない。このような病害を防除するため様々な防除方法が講じられている。例えば、化学合成農薬の散布や種子消毒(温湯殺菌、殺菌剤粉衣)、育苗培土と育苗用資材の化学的(有毒ガスによる土壌燻蒸等)・物理的殺菌(高温殺菌、太陽熱殺菌)などである。



一方で、化学合成農薬の散布は、反復使用により耐性病原菌の出現を誘発する危険性が指摘されている。また、ハウスなどの密閉空間での農薬散布は作業従事者の健康に影響を及ぼす危険性が高く、野菜等では食品としての安全性が損なわれる。そこで、薬剤耐性菌が生じにくく、人体への害も少ないものとして、放線菌を有効成分とする植物病害防除剤が発明され、開示されている(特許文献1)。



しかし、これまでに提案された放線菌を含む植物病害防除剤は防除効果が乏しく、圃場レベルで化学農薬の代替物として使用することが困難であった。そこで、効果的に病害防除ができる新規な放線菌を用いた植物病害防除剤が求められている。



また、放線菌は製剤化することにより、製造現場、流通現場、圃場等での取り扱いが容易になるため、微生物を含む液体を微細な霧状にして熱風(30~50℃)中に噴出させ、瞬間的に粉状の乾燥物を得る噴霧乾燥法(スプレードライ)の開発が進められ、実用化が期待されている。しかし、一般に放線菌は熱に弱く、これまでに報告されている放線菌を該方法で処理すると、病害防除活性が低下する、菌自体が死滅する等の問題点がある。従って、該方法を適用するためには、病害防除能力が優れ、且つ耐熱性を有するという特徴を有する新規な放線菌が必要となる。



【特許文献1】
特開2004-143102号公報

産業上の利用分野


本発明は、ストレプトミセス(Streptomyces)sp. MBCN152-1株を含有する植物病害防除剤、及びそれを用いた植物病害防除方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ストレプトミセス(Streptomyces)sp. MBCN152-1株(NITE P-331)を含有してなる植物病害防除剤。

【請求項2】
ストレプトミセス(Streptomyces)sp. MBCN152-1株を(NITE P-331)含有する植物病害防除剤が水溶液であることを特徴とする請求項1記載の植物病害防除剤。

【請求項3】
請求項1及び2のいずれかに記載の植物病害防除剤を用いることを特徴とする植物病害防除方法。

【請求項4】
植物が苗及び種子のいずれかであることを特徴とする請求項3記載の植物病害防除方法。

【請求項5】
植物がアブラナ科に属するキャベツであることを特徴とする請求項3及び4のいずれかに記載の植物病害防除方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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