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抗菌・抗カビ剤 コモンズ 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P10A015504
整理番号 428-783
掲載日 2010年6月18日
出願番号 特願2009-075819
公開番号 特開2009-256346
登録番号 特許第5522428号
出願日 平成21年3月26日(2009.3.26)
公開日 平成21年11月5日(2009.11.5)
登録日 平成26年4月18日(2014.4.18)
優先権データ
  • 特願2008-082005 (2008.3.26) JP
発明者
  • 米村 俊昭
出願人
  • 国立大学法人高知大学
発明の名称 抗菌・抗カビ剤 コモンズ 新技術説明会 実績あり
発明の概要 【課題】抗菌性と抗カビ性の両特性に優れているほか、耐久性や加工性も良好な抗菌・抗カビ剤を提供する。
【解決手段】下式(1)で表されるCo-Ag-Coの三核錯体を含有する抗菌・抗カビ剤である。




nは1~3の整数であり、
~R12は同一または異なって、Hまたは炭素数が1~6のアルキル基であり、
Nに結合するR~Rのいずれかの基、R~Rのいずれかの基、R~R
いずれかの基、R10~R12のいずれかの基は、他のいずれかの基と架橋結合を有
していても良く、
13は、Hまたは炭素数が1~6のアルキル基である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



抗菌剤は、有機系抗菌剤と無機系抗菌剤に大別される。このうち無機系抗菌剤は、光や熱に弱く、ハロゲンなどにも鋭敏なため、耐久性に劣っている。また、長寿命の無機系抗菌剤として注目されている酸化チタンは、抗菌性発現のために光が必要であり、固体状態でしか加工できないなどの問題がある。このような耐久性や加工性などの問題は、無機系抗菌剤を紙、繊維、布帛などの基材に担持した抗菌製品の開発に大きな支障をもたらしている。また、抗菌製品には、好ましくは抗カビ性も更に有していることが要求され、抗菌性と抗カビ性の両特性を兼ね備えた抗菌・抗カビ剤の開発が望まれている。





銀イオンは、人体に対する毒性が低く、広い抗菌スペクトルを有しているため、種々の工業製品の抗菌処理に利用されている。例えば、特許文献1~特許文献3には、銀錯体の抗菌剤が提案されている。本発明者らも、非特許文献1に、下式(5)のCo-Ag-Co三核錯体が大腸菌Y1090(E. coli strain Y1090)に対して優れた抗菌活性を有していることを報告している。この錯体は、モノチオラト-コバルト(III)錯体と銀(I)イオンとの反応によって得られ、AgとCoが硫黄(S)で架橋されたS架橋ヘテロ三核錯体である。





【化1】




産業上の利用分野



本発明は、Co-Ag-Coの三核錯体を含有する抗菌・抗カビ剤に関するものである。本発明の抗菌・抗カビ剤は、例えば、紙、繊維、布帛、フィルターなどの紙・繊維製品類;木材、石膏ボードなどの建材製品のほか、フィルム、プラスチックなどの素材などに広く適用可能である。

特許請求の範囲 【請求項1】
下式(1)で表されるCo-Ag-Coの三核錯体を含有することを特徴とする抗菌性および抗カビ性の両方に優れた抗菌・抗カビ剤。
【化1】



式中、
nは1~3の整数であり、
1~R12は同一または異なって、Hまたは炭素数が1~6のアルキル基であり、
Nに結合するR1~R3のいずれかの基、R4~R6のいずれかの基、R7~R9
いずれかの基、R10~R12のいずれかの基は、他のいずれかの基と架橋結合を有
していても良く、
13は、Hまたは炭素数が1~6のアルキル基である。

【請求項2】
下式(2)、下式(3)、および下式(4)で表されるCo-Ag-Coの三核錯体の少なくとも一種を含有する請求項1に記載の抗菌・抗カビ剤。
【化2】



【化3】



【化4】



式中、nおよびR13は前と同じ意味である。

【請求項3】
光および無機塩に対する耐久性に優れたものである請求項1または2に記載の抗菌・抗カビ剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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